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【東京物語】パニック発作と初TOEIC試験

この前、TOEIC試験を受けてきたよ in ジャポン!!

タイトルに「初」って書いちゃったんだけど、全然はじめてじゃないわ。

全然、3回目だわ。笑

先の2回はアメリカで受けたから、日本で受けるのは初めてなんだよね。

ちなみにアメリカにいるとき、アンミカ先生のTOEIC講座を受けた話はこちらに書いてるよ。

ゴリが受けたTOEIC講座が微妙だっただけで、点数が伸びてる人もいるから、講座を受ける際はよく吟味するようにお伝えしたい。笑

ちなみに1回目は610点??だったと思う。

2回目はね…

受けたんだけど点数知らないの。笑

聞いてよ!!

TOEICの受験料って知ってる??

日本だと8000円近くて、アメリカでも85ドルとか…??

いまの為替で考えたらアメリカの方が高いね。

で、出せるわけないじゃん??そんな大金。

85ドルもあったらアウトレットでコーチのカバン買えるから!!

しかしですね、駐妻というのか駐在員というのはとても高貴な身分なのですよ。(えっへん)

まぁ、会社によるんだけどゴリの旦那さんの会社は英語学習には補助が出るんだよね。

在米中はそれを使わせてもらってたわけ。

タダなわけ!!!!(ニチャァァァ)

日本に帰るのが3月だったから、アメリカで2月と3月の試験を受け逃げしようと画策してたの。

2月受けたんだけどさ…受けた後にこんなメールが来まして。

ねぇ、信じられる??

この世で一番信じられないのがアメリカの郵便局なんだけど、その中でもUPSは類まれなる紛失能力だからね。

USPSの方がまだ0.5倍はマシ!!
(名前が似ててややこしいんだよね)

ちなみにフェデックスは一生、どこかの倉庫でトランジットしてるイメージしかねぇ!!笑

にしても「箱開けたら空でした☆」って連絡をメッセージ1通でしてくるUPSが大好き。

まぁよくあるみたい。

その辺でトラックがひっくり返っちゃって荷物なくなるってことが。

今回もそれだよ、それ。

てなわけで2月に受けた試験は結果がわからず、3月の試験は申込み自体を勝手にキャンセルされた。爆笑

そんなこんなで、アメリカから帰ってきたのであります。

ゴリはガメついので「3月末までは駐妻だよね?」という精神で、在米中に日本でのTOEIC試験を2回ほど先に申し込んでおきました。(夫はきっっちりしてるので、あまり良い顔しなかったけど)

ダメだったら経費精算で跳ねてくださいナって感じだったんだけど、意外にオーケーができまして、5月と6月に日本で受験することに。

で!!受けてきたんだけどさ!!

パニック発作が炸裂して死んだ。笑

いや、死んだとかいうのだめだね。

お逝きになった。
(ゴリアテが)

まずさ、日本ってまじでTOEIC先進国だね??

アメリカで受けたときは、田舎なのもあったけど、大した人数じゃなかったよ…!!

しかもなんか雰囲気もゆるっゆる。

大学の施設内だったんだけど、まず会場がデカいからかな。

圧迫感なし。

あんまり「試験だ!!うぉぉぉぉおぉぉ!!」みたいなのない。

ゆるっと受けに行きますか~!!すげぇ!!アメリカの大学デカ!!ハイ!!チーズ☆みたいに観光気分だよ。

今回も会場は学校だったんだけど、バスを降りてパヤオ君(夫)と歩いてたらどんどん人が増えていくのよ。

例えるなら「ピクミン」みたいなwww

角を曲がるたびに群れと合流して増殖してくのwww

さすがのパヤオ君も「え…どんどん増えていく…」ってちょいビビってた。

で、学校の正門に着いたらそこには…ヒト!!ヒト!!ヒト!!

すごい例え悪いんだけど、蟻んこが列をなしてどんどん入っていくの。
(ほんと、日本人って列守るしお行儀いいよね)

列をまとめる警備員さんなんかいるんだから!!

バスの時点で緊張のあまりオエオエ気味だったから、その行列を見てかなりきた…!!

「やっぱやめようかな」

と弱音を吐くゴリアテに「大丈夫だからいっておいで」と優しい口調で妥協はさせないパヤオ君。

この言葉が命取りに…。

とはいえ、この時点ではまだ5割くらいだったの。

だけど校内に入ったらまた一気に人でごった返してて、ちょっとづつ緊張感が増したよね。

あと休みの日の学校って暗くてちょっと怖かった…。

4階まで上がり、教室にはいる前に受付。

ここで既にミスをおかす。笑

アメリカは顔写真を事前にウェブで送信しとくんだけど、日本は証明写真を受験票に貼るスタイルなのね。

うん、貼るの忘れた。


(この辺から発達みが炸裂する)

なんなら証明写真の裏にも名前とか受験番号書くんだって。

みんな、知ってた??

(※ちゃんと書いてる)

証明写真も急いで撮ったからロバートの秋山みたいな目と髪型してるし、恥ずかしい。

でもちゃんと「仲間」がいて、そういう人は当日券を貰えるのだ!!(いばんな)

先生の話をちゃんと聞いてないタイプの我々のために、机までだしてくれて、当日券にまた名前とか書いて出すんだけど…ゴリ、ボールペンもってない。

受付の人も「いい加減に帰れ」と思ったと思うんだけど(※優しかった)同じく証明写真を貼り忘れた同志が貸してくれて泣けた。

キミ偉いじゃないか!写真は貼ってないけど。ボールペンは持ってきてるなんて!(殴られろ)

そういうえばTOEICの持ち物は日米でほぼ共通なのだ

・受験票
・えんぴつ
・時計
・写真(アメリカはいらない)
身分証

みたいな感じ。

えんぴつは船便に乗せちゃってて、手元になかったんだけどパヤオ君があんまり芯のないえんぴつを貸してくれたよ。

それをジップロックに入れて持っていったよ。

時計は毎回もっていかなくて、テスト中に時間わかんないんだよね。
(は?)

その度に次は買おう!って思うんだけど、今回も忘れた。

たぶん、TOEICほど時間配分の大切な試験ってなさそうだよね。

ケラケラ。笑


なんとか受付してもらって、着席。

もうなんかみんな…英語できそう!!

ってか強そう…。

ギリギリまでリスニングしてたりメモ見てたり、振る舞いが猛者なのよ。

あ、学校だったから時計があったの!!
(ラッキー)

あと黒板の上に担任の先生の顔写真が飾ってて「え!?遺影!?」って思ったけど、カラーだったしめちゃくちゃ笑顔だったから違うよね。

その先生と、すごく目が合うのよ。

この時点では落ち着かないな~くらいだったんだけど、いざ試験が始まって退出できなくなる時間になったら来たよ。

奴が!!パニック発作が!!

一定の時間になったらトイレだったり、教室が締め切られるんだけど、その時間になった瞬間に凄い襲われた…。

こんな大きい発作は数年ぶりくらいかも。

息も絶え絶え、あきらかに脳貧血。

完全に「ここから出たい!!」って思考でいっぱい。

この心の叫びが出ると、もうどうしようもないんだよね。

発作に喰われた状態。

パニック猛者のゴリでも、対処できない…。

いつもなら隣にパヤオ君が一緒に受験してたのに、今日はそんな味方がいないのも辛い。

ジッとしていられなくて何度も「とりあえず出よう」って考えたんだけど、出たいです!っていう勇気も気力もなくて。

ひたすら自分のドラムセッションみたいな動悸を感じるだけ。

ゴリは特に閉所が苦手だから、今回は本当につらかったな。

パニック発作って数分~長くて10分くらいで落ち着くって言われてるんだけど、このくらいのまれちゃうと厳しい。

全然、呼吸が整わないし、そもそも少し外に出たり意識を切り替えて整えられるタイミングがないから…。

パニック発作を整えるには、それなりにパーソナルスペースがいるのよね。個人的な意見だけど。

やばい、やばいと意識が薄れつつも、この後に来るターニングポイントに賭けてる気持ちも少しあった。

それは完全にテストが始まること。

最初は試験説明が流れてる状態だったんだけど、この後にリスニングが始まるのね。

リスニングが始まれば、試験を解くことに意識を向けられるから、いけるんじゃないかという期待。

そこまでがんばろう!いや、ダメだ、苦しい。

出たい。出して…。

みんなはこれを読んでて、脅されて上空1万メートルから落とされる人の話でも読んでるんじゃないかって思いそうだけど、ただTOEICを受けに来た人の話です。笑笑

そんな底知れない恐怖と闘いながら、やっとリスニングが開始。

「よし、切り替えよう」

と思ったんだけど、今回はダメだったね。

試験が始まってからも動悸が止まらなくてさ。

「あーーーーーー今日は完全に負けです」

心の中で思った。

今日は魔物と上手に付き合うことができなかった。

倒されてまーす。

もちろん試験にも集中できず、少し気をそらせた!と思ったら再び「ヤッホー」と襲われる恐怖感。

そんな辛さと闘った時間だったよ。

パート5~6までは苦手なのもあるんだけど、今度はトイレいきたくなってきて。

出たいじゃなくて、普通にお花を摘みに行きたくなったのよ。笑

パート7は集中したいから、それまではとりあえず適当にマークして(コラ)トイレに行こうと決心。

試験官がこちらを見るタイミングで手を上げようと観察するも、試験官さん…ずっと下向いてなんか読んでる。笑

まじで5分は凝視したけど、顔を上げてくれない。

堪忍して手を上げる。

見てない。

ちょっとピラピラさせたり、動かすも見てない。

オイ!!!!!!!

ジャンプでも読んでるんか??

それから10分近く手を上げ続けたよ。笑

やっと気が付いてもらえて、トイレに行けた。

で、トイレに行ったらもう一人いらっしゃったんだけど…具合が悪くなったみたいで可哀そうだった。

なんとなくあの感じは…ゴリと同じ病気なんじゃないかと。

背中さすってあげたかった。

自分も病気だけど。

お花を摘みながら「あの人も苦しいだろうな。ゴリも試験も満足に受けられないなんて、悲しい。悔しい。これからの人生どうしよう」なんて思考の世界に誘われて、涙が出そうになった。

パニック発作が出たあとって、回想モードにならない??

昔の自分なら~とか、他の人は~とか、なんでこんなことも~とか。

すごい落ち込むんだよね。

その落ち込みはそもそも無用だってこと、できなくてもいいってことに気が付くチャンスなんだけどね。

あとあんさん、まだ試験中だからね。笑

あと少しだから、頑張ろう。

暗い気持ちは拭えなかったけど、席に戻ってパート7を解き始める。

なんとゴリの教室だけ開始時間を間違えてたらしく、早く終わりますというアナウンスが!笑

そゆとこはアメリカみてぇだな。笑

「やった!早く終われる!」

実際の試験時間は一緒だけど、なんか嬉しい。

正味、20分は諸々のロスがあったけれど…なんと初めて時間内にすべてを解き終える。

もちろん、わかんないとこは勘!!


引っ越しにかまけてTOEICあること忘れてたのも加味して、500点いっていたら嬉しい。

船便が来たらちゃんと勉強する!!たぶん。笑

試験が終わり、時間を間違えたことに対する恐縮するレベルの謝罪が入る。(アメリカと同じにしてごめん)

むしろ早く解放してくれて、TOEICの神様よ!ありがとう!

パヤオ君と合流し、パニック発作が起きて元気がないことを報告。

発作後はめちゃくちゃ疲弊するので、電車で帰るのがいつも以上に苦しかった…。

さっさと家に帰りたい気持ちもあったけど、パヤオ君がどうしても「渋谷」をゴリに見せたそうだったので降りてみる。

すごい人だ…!!

パニック発作が辛い時に来る場所じゃねーww

タイムズスクエアよりごみごみしてた気がする。

でも、いい思い出。

そんな感じで、無事にTOEIC試験を終えましたよ。

来月もあるんだけど…正直、どうするか迷ってる。笑

はぁ…。

怖かった…(´・ω・`)笑


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