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転職後の人事評価

◎自分の社内評価



私は今38歳で転職4社目です。

38歳でまだ管理職、役職付きにはなっていないので、
転職することでポジションのキャリアアップができていません。


今の会社は従業員を数万人抱える企業ですが、そこで最短で昇格している人物はプロパーで39歳で部長になった人です。

なので、私は来年には部長になっていないと、プロパー社員よりも昇格が遅く、転職でキャリアアップできていないということになります。

えーと…
部長までは係長→課長→部長となるので、いきなり課長はあり得ますが、いきなり部長はないので、39まで後1年しかないのでもう無理ですね(泣)


では、昇格のために必要な評価ですが、
これまで経験してきたそれぞれの企業で私がどのような評価を貰っているのか。


ちょっとばかり公開していきたいと思います。


これまで経験してきた企業は年間評価と半期評価の企業がありますが、丸めて年間評価で記載します。

またこれまでの企業は5段階評価が多かったです。

そこで最も良い評価が5です。



----1社目
24歳:3
25歳:3
26歳:3
27歳:4
28歳:4(昇格)
29歳:4
----2社目
30歳:3.5
31歳:4.5
32歳:4.5(昇格)
33歳:4
----3社目
34歳:3.5
35歳:4
36歳:4 (昇格)
37歳:3.5
----4社目
38歳:4(現在)

◎【vs市場】社内評価なんかどうでもいい



これまでそんなに悪くない評価を頂いていると思いますが、現在のポジションを考えると、社内評価が転職に有利に働いていた実績がありません。

結局何が言いたいかと言うと、転職する際に社内の評価などどうでもよくて、市場に対する自分の評価、価値がどういうものなのかが重要ということです。

だいたい転職時の面接で「前の会社では評価が良かったです」っと言っても、専門用語や自身の実績を経験してきた業務に照らし合わせて喋れないと、いくら社内の評価が良いと言っても採用しようと思いません。(私が面接官の場合)

◎【vs社内】上司に適応→自由にやる



おそらく転職して社内評価が思わしくない方や、これから転職しようとして、次の会社でも良い評価が得られるか不安な方は転職先でも良い評価を貰い続けるにはどうしたら良いか悩むと思います。


その悩みに対して私からの助言としては、2点あります。


1つは上司のやり方、課題と感じている部分をリサーチして、それに沿う仕事を(ただ単に)すれば良いです。

2つ目は入社当初は上司とのコミュニケーション度合いを上げることです。
上司が出張等でいない場合は週報等で一方的に情報を送るのも良いと思います。

この2つを意識すれば2回目の評価の段階、つまり1年後の評価は普通以上の評価が得られると思います。



書いておいて申し訳ありませんが、私自身はそんな「リサーチ」みたいな大それたことはしていません。

単に上司の発言でどういう行動を求めているか理解しようとしているだけです。


ここでポイントですが、上司が私個人に求めていることと上司が組織のリーダーとして組織に求めていることをよく理解することです。


組織に求めていることを、自分の業務として取り込み推進していくことで、個人の役割も理解した上で組織に貢献するような業務をしている…と倍の評価が得られます。


私の経験則として、半年でこの効果が出るとは言い切れませんが、1年で確実に効果が出ます。


私自身、半年で何か評価が悪いな…と感じていたときもありましたが、粘り強く上司の意向に沿うことで1年後には評価が得られ、2年すると「お前が言うなら間違いない」と絶大な信頼を得てきました。
(まぁ…いつもそれを捨てて転職していますが。。)


なので、転職先で活躍したいなら、まず上司に適応、その後、自分のしたいことを発言していくというプロセスを踏めば良いと思います。


適応することで得られる評価が終われば、信頼ができているので、その次の段階として前職での実績を活かし評価を継続的に得ていくというやり方です。

◎転職4社、1年目の私の評価



上記しているように現職の1年目は5段階で上から2つ目の評価でした。


もちろん、上司に適応し業務を行なっているのですが、
今回の転職先ではだいぶ頑張りました。


頑張ったというのは、イヤなことをやるのを頑張ったという感じです。
業務を懸命にこなしたことの頑張りではありません。


私は基本的に守られた環境、つまり社内でのものづくりの業務でパフォーマンスを発揮できるのですが、今回の上司は外に出ていくこと(顧客とコミュニケーションを取ること)に価値をおいていました。


内向きな私としては…
「え…顧客のとこ行くとは聞いてたけど、そんな頻繁に…?イヤやねんけど。」っという感じでした。


で、フタを開けると1年で約50日は顧客の下に行き、顧客からの問い合わせは約130件こなしました。


これまで社内で製品開発のプロマネを生業にしていた私としてはビックリするくらいの数字です。


イヤな業務でしたが、これだけこなすと外に出ていくこと苦にならなくなりました。

また、外に出たことで、私はやっぱり社内で取りまとめに動く方がパフォーマンスを発揮できるなと再認識もできましたし、取りまとめ業務はむしろ好きなことも気づけました。


というわけで、イヤな業務でも上司の意向に沿えば評価が得られるし、個人的にも何かが得られるかもしれないし、さらに新たなキャリアも築けます。

評価を得るということを目的にしても、自身へのフィードバックは大きいです。

日本人的には評価を得るためだけに動くと何か卑しいみたいな雰囲気があり、躊躇する感じですが、
評価だけ得られるのではなく、その他にも得られることは多いので、まずは評価を得るためだけに動いても良いのかなと思います。

日本人的には…とか書いてますが、海外などほとんど行かない私なので、ザ・日本人な私ですが。
英語も中2レベルだし。。

※おわりに…
評価といっても結局、5の評価を得たことはありません。すみません。。

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