日記4/28:気球
朝、道を歩いていたら、青い空に気球が飛んでいた。すかさずスマホのカメラを向ける。撮った写真の空はくすんでいて、雲ひとつ無い空は逆に曇っているようにも見えた。
私は写真が下手なのだ。落ち込み。以前友達にスマホカメラの設定の仕方を教わったのだけど、取れた写真を見る限り全く効果無しだ。
子供の頃から今まで、道を歩いていて気球を見つけたことは無かった。だから私にとっては大発見。すごく嬉しかったのだけど、この地域の人にとってはそんなに驚くことでもないのか興味がないのか「そうなんだ」の一言で済まされてしまった。
少しさみしい。
子供の頃から今まで、写真を撮るのが下手と言われ続けていることも付け加えたい。意味はないけど、思い出したから。
だけど気持ちが落ち込んだわけではない。私の心はずーっと気球を見つけたワクワクで高揚していた。
新しいものとの出会い。自分だけが知っているようで特別に思えてしまう。特別ではないと、大人だからもう知っているのに。
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