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今日の仕事に役立つ①忍耐力のない人が最初に脱落する-藤田晋の仕事学より抜粋-

企業社会はある意味、競争。他社、他者、他商品など外部との競争と色々ある。そんな競走のなかでも落ちこぼれてしまう人の順番を考えてみました。

1.忍耐力のない人

2.目標設定の低い人

3.変化できない頑固な人

目標が低いとそこに到達したらやる気がなくなってしまします。かといって高く設定して頑張っても、頑固で変化を恐れる人は最終的には手詰まりになって、勝つ事が出来なくなります。そして、こうした人たち以上に忍耐力がない人は絶対に競争に勝つことはできません。何かしら事をなすには、何かしら耐えなければならないことが幾度となく出てくるからです。競走力とは忍耐力である、と言っても過言ではないでしょう。ただし、忍耐力と言っても受験戦争で求められるものとは違います。優等生で受験勉強に耐えぬくだけの忍耐力があった人が、企業では能力が発揮できない、というのは、よくある話です。そう言う人達は実の所、決まったルールの中で行動するのが楽だったのだと思います。仕事は学歴が問われる一方で、それだけでは報われず、頑張っても結果が出ないことなど、山のようにあります。企業社会のルールは見えにくく、日々変わって行くのです。

つまり、企業に入ってからの競争というのは、結果が出ない時に、結果を出すまで頑張り通せるか、が問題になってきます。これまでと違って、分かりにくい仕組みの中に放り込まれたとき、改めて頑張りなおす。そういう意味での忍耐力なのです。ルールを探しながら、あるいは、ルールが見えなくても結果を出す。そのための忍耐力がどうしても、企業社会では必要なのです。

会社を起業した当初はできる限りの仕事をこなして力をつけるために、休日にも仕事をしていました。これもある種の忍耐です。耐え難きを耐えられるか、どうか。それが結局、企業社会で頭一つ抜けるのを助けてくれる、自分の競争力になるのです。

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