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今日の仕事に役立つ②効率よりも場数が能力を決めるー藤田晋の仕事学より抜粋ー

 仕事に就いたら、とにかく早く結果を出す事が重要です。具体的には何をすればいいのか?それは「場数を踏むこと」です。仕事のできる、できないは要するに場数=経験の差できまるからです。場数を踏むために意図的に自分を忙しくすることです。効率を考える前に、場数が踏めるかどうかが大切です。場数を踏めなければ、知識も経験も身につかない。ヒマな仕事でキャリアはみにつかないのです。

 しかし、知らない人に営業の電話をかけるのが嫌だったり、恥ずかしくて、そもそも場数を踏む勇気がないという人がいます。私の経験からは、高学歴の人によくこの傾向が見受けられます。恥をかくことができず、プライドが邪魔をして行動力が鈍るのです。ところが、私が見てきた範囲でもトップ営業マンと言われる人は、とにかく飛びこむ勇気、行動力がある。あ行から、というように本当に片っ端から電話を掛けてアポイントメントを取っていました。電話で9人に厄介払いされても、そんなことも1回もなかったかのように、平気な顔して10人目に電話をかける。他の高学歴の営業マンが恥ずかしさから全然電話をしないでいる中で、彼はどんどん電話をかけ、トップの位置をキープしていました。

 本来、学歴や、能力があって行動力があれば、無敵です。学歴は本人のみならず両親もそれを誇りに思ったりして、心理的な足かせになりやすい面がある。せっかくの学歴がキャリアの邪魔にならないように、下手な思入れは禁物でしょう。

#ビジネス #結果を出す

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