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送電線に、サクラの枝が・・地縁、男手で片付いていた問題が、今は専門業者に委ねる。

草むしり三昧の前に気づいたことですが・・

帰り間際に、庭を見回すと、家の表から、道路の電信柱に向かって、送電線が3本ひきこんである。

その1本が、サクラの枝を圧迫しているのを発見。

いや、サクラの枝が送電線を圧迫している。桜も生き物であるから、成長するし、朽ちる時には、ボキっと折れて落ちる。

オババに、「剪定せんでもええの?」

「大丈夫!」

オババの大丈夫!は、あてにならないと思い・・

姉にも連絡。剪定するといっていたが、蕾がつき始めて、花が散ってから、考えるという話になった。

「桜の木を伐るバカはおらん」が、我が家の名言だが、送電線のブチッと切れる事故を案じる、おお馬鹿ものが私。

お花見シーズンに、夢も希望もないことを考える。

サクラが散った後の剪定は、業者に任せたほうが、絶対にいいと思う。送電線を引っ張った業者に。

家のメインテを行いはじめて、気が付いたことがある。オババは、Sさの水道やさんに頼めばいいとか、Bさのシャッターを取り付けてくれた人にみてもらえばええとか、言うとるけど。

現実は、Sさも、Tさも、退職してしまい、田舎の地縁で片付かなくなったことである。

まだ、オババが未だにあてにしているのは、大工、Kさん。Kさんが、今まで、竹林のこととか、屋根のことなど、みてくれていたようだが、Kさんも、年老いたのか、コロナという世情のせいか、昨年の暮れには、門松用の竹伐りには、見えなかったようだ。

オヤジが生きていたころは、自分で屋根に上り、テレビのアンテナの調整などしていたが・・。

女手、地縁の昔からお付き合いしていた業者だけでは、もうどうにもこうにもならなくなった現実を受け止めるしかない。

だから、今は、洗面台にも、シャッターにも貼り付けてある、「修理依頼の電話番号シール」が、とても役に立つ。

お金は、かかるかもしれないが、時代の流れには逆らえぬ。

ふと、考える。オババがいなくなったら、家の管理、メインテ、竹林整備が続けられるのだろうかと。一抹の不安がある。

街からの逃げ場所として、通えばいい・・。もっと、気楽に構えて。
自分の居場所作りの一つとして、構えればいいと、深呼吸する。



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