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検証!1か月のおこづかい39,000円で生活できるのか試したら意外な結果が出た。


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この記事は三井住友カードのPR記事です
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「39,000円」

これは日本のサラリーマンの平均的なおこづかいの金額である。(2020年)この金額を聞いて多いと感じるか少ないと感じるかは人によって分かれるとは思うが、多くのサラリーマンは毎月このくらいの金額でやりくりをしている。

稀代の浪費家こと僕はこの「やりくり」というのが若い頃から本当に苦手で、『宵越しの銭は持たない』を素でやっていた。自業自得ではあるがお金には大変に苦労をした人生だった。僕ほどおさいふの紐が伸び切った人を見たことがないし、むしろついているのか紐!と問い正したくなる。

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そんなお金の管理が出来ない僕が三井住友カードの本社ビルに呼び出された。

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5歳「どうも貯金が出来ない男こと5歳です」

近藤さん「話は伺っています。話に聞くところによると去年1ヶ月に100万円使った月があったということですが、それって本当ですか?」

5歳「ありましたね…でも聞いてください!ただ浪費したわけじゃないんです!」

近藤さん「と言いますと?」

5歳「去年自粛期間が始まったときに、『自宅でどうやって楽しむか?』みたいな記事の依頼がくるだろうな〜と予測したんです。なのでインテリアを揃えてみたりだとか、本や漫画を買いまくったり、花を買ったり、それを撮るカメラを買ったり、ベランダ改造したり、ボドゲ買いまくったりとかいろいろしたんですよ!」

近藤さん「ほほう、たしかにライターさんにとっては大切なことかもしれませんね。それで記事の依頼はきたんですか?」

5歳「はい!きました!結構書きましたよ〜」

近藤さん「それで率直に聞きますが、おいくら稼いだんですか?」

5歳「…割と直球で聞きますね」

近藤さん「はい、100万の投資がどのくらいになったのか気になります」

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5歳「……ニジュウ万円デス…」

近藤さん「え?声が小さくて聞こえないんですが?」

5歳「……20万エンデス……」

近藤さん「100万円使って、20万円回収したということですね」

5歳「……はい」

近藤さん「…80万円の赤字ですね」

5歳「はい…そのとおりでございます」

近藤さん「…ちょっとやりすぎたな〜とかって思いませんでしたか?」

5歳「はい、ぶっちゃけ反省しています。やりすぎたなって」

近藤さん「その後は浪費はしていませんか?」

5歳「…はい…日々使いすぎないように気をつけています…」

近藤さん「あやしいですね…まあそれはいいとして、そんなお金の管理が甘い5歳さんのために、ぜひこちらを使っていただきたいと思います」

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近藤さん「かぞくのおさいふです。こちらは事前にチャージした分だけ使えるVisaプリペイドカードです。チャージ分しか使えないですし、使った履歴も家族と共有できるので、お金の管理が不得意な5歳さんにはピッタリのカードです」

5歳「僕にぴったりですね。このカード」

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近藤さん「5歳さんには日本のサラリーマンの平均おこづかいの39,000円で1ヶ月を過ごしていただきます」

5歳「お!そんなに使えるんですね!めっちゃ余裕ですわ!」

近藤さん「100万使っておいてよく言えますね」

5歳「僕だって一人暮らしの勤労学生やっていた時には月1万円でやりくりしていましたからね!随分昔ではあるけどいけると思いますよ!」

近藤さん「途中追加はナシですからね!」

5歳「この心臓に掛けて誓います!」

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こうして僕の39,000円生活は始まったのだった。

【初日】
さっそく、かぞくのおさいふのカードが届いたのでコンビニでお金をチャージ。

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これが今月僕が使っていい全財産だ。(入金もコンビニで簡単にできる)

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(かぞくのおさいふのアプリではこんな感じで残高が見れる)

1日で使っていい金額は1,300円。油断したら一瞬で無くなりそうな気もする。

ちなみにおこづかいの範囲はどこまでか疑問に思ったので、ファイナンシャルプランナーのブログを読みまくった。

一般的なお小遣いの範囲
・ランチ代
・飲み物代
・飲み代
・趣味

一人で行動するときのお金をおこづかいから出すことが多いようだ。たとえば家族との外食は食費として計上するのでいいみたい。

・家族以外との一人行動時の出費
・趣味や好きなものに対する出費

というルールでやりたいと思う。インターネットなどの個人的な買い物も含まれることにする。(近藤さんに了承も得ました)

初日は特に買い物もしなかったので、残高39,000円

この金額で1ヶ月間、有意義に生活したいと思う。


【2日目】
僕は思う。この企画は余裕でクリアできるんじゃないだろうか?

そもそも僕は基本リモートワークであまり外に出ることはない。本屋に行くのと、パグジローの散歩、あと渋谷に打ち合わせに週に何回か行くくらいだ。しかもここ一年は飲み会も行っていない。考えてみたらこのご時世お金を使う機会がそもそもない。半ば強制的に持ちかけられた企画ではあるが、自分のお金管理を見直す良い機会だ。むしろ三井住友カードに感謝をしなくてはいけない。

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そんな前向きな気持ちで2日目を迎えたわけだが、いつものようにパグジローの散歩にいくと嫁もついてきた。途中で嫁がハンバーガーを食べたいと言い出したので、近所のおしゃれハンバーガー屋にいく。おしゃれハンバーガーはだいたい可愛くない値段をしているのだが、ちゃんとお会計は2,730円いきました。『これは二人での食事だから食費から出してもらおう〜』と内心そう思っていたのだが、嫁が手ぶらで財布を持っておらず、僕が奢ることになった。

2,730円。

おこづかいの7%が一瞬で消えた。

これは油断できない。おしゃれバーガーを食べるときは覚悟する必要がある。

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使うとすぐにアプリに通知がきて残高を教えてくれる。

おしゃれバーガーの帰りにコンビニに寄って1,087円使ったので、、、

残高は35,183円


【3日目】
原稿の締切に追われて家にこもる。

ライターは締切がないと書けないので、締切はかけがえのない存在ではあるが、同時に憎い存在でもある。そんなこと思いながらパソコンに向かっているといつの間にか日付が変わっていた。

家を出なければシンプルにお金は使わない。

残高変わりなし35,183円


【4日目】
締切をなんとか死守することができた。良かった。

息子とパグジローの散歩に行くと息子がアイスを食べたいと言い出したのでコンビニへ。もちろん僕がお金を出した。いままで全く意識をしていなかったが、自分の使えるお金がこうやって減っていくとちょっとだけシビアな気持ちになる。もちろんそんな父親の曇った思いなど息子は知るよしもないのだが、ニコニコとしながらアイスを頬張っている。そのアイスの分は僕が我慢をしなくてはいけないということなのだが、これが親になることなのかもしれない。そんなことを言いつつも夜に食べるぶんのお菓子も買ったのでお会計は1,000円オーバー。

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コンビニ1,480円

残高33,703円


【5日目】
かぞくのおさいふはアプリで何に使ったのか、支出はどのくらいかがわかるんだけど、4日間で6,237円使っていた。1日に使っていい金額を1,300円で計算すると1,000円オーバーだ。毎日250円過剰に使っていたことになる。おしゃれバーガーがボディーブローのようにジワジワと効いてくる。美味しかったけど。

コンビニ940円(ついついお菓子を買っちゃいました)

残高32,763円


【6日目】
アプリを見ていて気付いたことがある。

僕の買い物履歴のほとんどがコンビニの買い物であることに。毎日ちょこちょことコンビニで買い物をして1日の上限金額である1,300円にすぐに達してしまう。これを逆手に取るとコンビニに行く機会を減らせばかなり節約できるのではないだろうか。

この世界の心理に目覚めた僕だったのだが、この【コンビニに行かない】っていうのは節約ブログとか読んでると散々擦られまくったネタでした。

でもこうやって改めて見返してみるとめっちゃ行ってるな。

コンビニ1,300円

残高31,463円


【7日目】
この日はコンビニで500mlの水を買う108円。2リットルの水が96円で売っていたので迷ったが持ち運べるサイズを選ぶ。軽くてコンパクトなほうが価値が高いというのは電子機器だけではないのである。

好きな古着屋に入ると前から探していた靴が売っていた。

お値段21,780円。中古ではあるがほぼ新品の良い状態。定価は40,000円なので安いといえばかなり安い。掘り出し物である。しかし僕の脳内でホイッスルが鳴り響く。

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『それを買ったら一瞬で終わるぞ!!!!』

僕の理性がそう忠告する。

言われなくてもわかっている。この靴を買ったら終わることを。

しかしもう一方で悪魔も囁く。

『イッちゃえよ、、、前から欲しかったやつだろ、、、しかもここでお金を使っちゃえばこの企画もきっと盛り上がるぜ』

悪魔は企画が面白くなることも加味した上で僕に買うこと勧めてくる。

たしかにここでこの靴を買ったとしたら、あと24日を9,683円で過ごすことになる。1日400円生活のスタート。なかなかやりごたえのあるチャレンジだ。

しかし最後の一歩で踏みとどまった。あまりにもリスキーな選択である。今回はあくまでも【かぞくのおさいふ】を使って僕の緩みきった財布の紐を締め直しましょう!というのが目的なのである。散財してあとで苦しくなるという状況になったとしたら、今までと同じではないか。

なけなしの理性を総動員してなんとか踏みとどまった。

そしてこういう高い買い物は、ちゃんと我慢して手に入れることに喜びがあるのかもしれないなと思った。

コンビニ108円

残高31,355円



【8日目】
新年度から新規事業を始めるので、そのアドバイスをしてもらうために友達と食事をすることになった。こうやってアドバイスをしてもらうときはもちろん僕が食事を御馳走するのが礼儀だと思うのだが、僕は絶賛【かぞくのおさいふ】生活である。

しかも焼肉屋に来てしまった。焼肉屋でお金を使おうと思ったらマジで上限はない。会食ということにして経費で払うという手段もあるのだが、僕はストイックに企画に取り組むライターなので自分のお小遣いで支払うことにした。

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1枚200円

カルビを一枚いちまい噛み締めながら食べた。もし僕が本気を出して焼肉を食べれば、この企画を一瞬にして終わらせることもできる。
しかし終わらせるのはまだ早い。もう少し頑張りたい。

ご飯をいつもよりもよく噛んで食べて、満腹中枢を刺激する。ご飯は100回噛むとだんだん甘くなってくる。『これが味の向こう側か』なんて思っていると

「今日の5歳さんはいつもよりも静かですね〜」と言われる。それはたぶんだけど、よく噛んでいるからだと思う。緊張のお会計は8,910円。咀嚼戦略が功を奏した。

飲み代はお小遣いから出すのは最初にルールにも入れていたが、世の中のサラリーマンは例えば会社の後輩と飲みにいって奢る時はどうしているのだろうか。僕も今までの人生で先輩とかに散々奢ってもらってきたが、その先輩たちの顔を思い浮かべながら、感謝の気持ちでいっぱいになる。なけなしのお金でご馳走してくれた先輩もきっといただろう。いままでマジでありがとうございました。


焼き肉8,910円

コンビニ692円

残高21,753円


【9日目】
いよいよ気を引き締めていかないといけない。計算をしたら1日で使える金額が989円になっていた。でもまだ大丈夫。あせる金額ではない。まだ2万円もある。諭吉先生が二人もいれば全然生きていける。

しかし今日は前から楽しみにしていた本が発売される。

株式会社DEの牧野圭太さんの著書【広告がなくなる日】が発売されるのだ。

本屋さんでしか売っていないので青山ブックセンターに買いにいく。

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牧野さんは献本してくれると言ってくれたのだが、僕はちゃんと自腹で買いたいので青山ブックセンターまでやってきた。『自分の腹を切る』とはよく言ったもので、こうやって限られたお金でやりくりをしているとまさしく腹を切っている感がある。牧野さんが心血注いで書いた本だから、僕も腹を切って読むのである。

本1,771円

残高19,982円


【10日目】
ついに2万円を切った。
まだ20日以上もあるのに半分使ってしまった。ここからは節約だ。(今回の企画で何回心の中で節約を誓うのだろうか…)

コンビニついつい行っちゃう問題について少し触れたが僕はコンビニに行く時にコーヒーとちょっとしたお菓子を必ず買ってしまうのだ。しかもコンビニの新作スイーツや新発売のアイスは必ず買います。だって甘いものが好きなんだもん!

しかしそんなことは言ってられない。この1ヶ月は少しは控えないとお金がもたない。

そんなことを思っていたのだが、ついつい甘い物を買ってしまうのならいつも持ち歩くリュックに食べれるものいれておけばいいのだ。

「なんかないかな〜」とキッチンを物色していたら良いものをみつけました。

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サーターアンダギー

一時期、我が家で空前のサーターアンダギーブームが巻き起こっていた時があったのですが、まとめ買いしたのが残っていました。さっそく作る。

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このサーターアンダギーミックスはマジでおすすめなんですけど、卵とサラダ油だけでできるんです。超簡単です。

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混ぜたら30分寝かせる

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ピンポン玉サイズに丸めて140℃の油でゆっくり揚げます。甘くてよい香りが漂ってくる。あと最初は小さいのにだんだん膨らんできて、パカッと割れるのが見ていてめっちゃ楽しい。

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はい!できあがり!どうですか!この見事なサーターアンダギー!さっそく味見してみる。

めちゃくちゃ美味しい!ってか揚げたてヤバいな!売れるぞこれは!こりゃ第二次サーターアンダギーブームくるな!(確信)

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これを袋にゴロゴロと詰めて。

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リュックに入れておけば完璧です。

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リュック開けたら即サーターアンダギー。最強リュックが爆誕した。

僕調べではサーターアンダギーは3日は余裕で持ちます。しかもこれだけあればしばらくは外で甘いものを食べたくなってもサーターアンダギーが甘いもの欲を満たしてくれる。最高です。

ということで今日は出費は0円。

しばらくはアンダギー祭り。

残金19,982円


【11日目】
打ち合わせのため外出。会議室に通されてコーヒーを出された。リュックに入っているサーターアンダギーを食べながら飲みたい衝動に駆られたんだけど、ギリギリのところで踏みとどまる。しかしむしろ先方にもサーターアンダギーを勧めてあげればよかった。美味しいんだし。

残金変わらず19,982円

【12日目】
今日は渋谷でランチミーティング

編集者さんとカフェで打ち合わせ。僕のお気に入りのカフェなんだけどひさしぶりに来たのでテンションが上がる。打ち合わせも盛り上がり、それにあわせて食欲もぶち上がってしまい、コーヒー、カツサンド、デニッシュパンのソフトクリームのせというこのお店のフルコースをいただいてしまった。いつもお世話になっている編集者さんなのでお会計は払わせてもらう。

会計は4,930円。

ぐぬぬ。

しかしカフェのフルコースはこの値段以上の価値が確実にあるので満足です。

そんなことを思っていたら嫁からメッセージがくる。

「カフェでずいぶんと豪遊したみたいね」

かぞくのおさいふは連携しているスマホに通知が来るようになっているのだ。無駄遣いをしていたらすぐにわかるので緊張感もある。また明日から節約しよう。

カフェ4,930円

残金15,052円


【13日目】
ここからマジでお金を使わない生活が始まる。

理由は2つある。原稿の締切が立て込んでいたのと、引越しの準備があったからだ。とにかく忙しかったので外出しなかった。打ち合わせも全部リモートにした。

なんでこんな忙しい時期に引越しを決めてしまったのだろうか。しかし自分で決めたことだ、恨み言をいっていても始まらない。

引越しで特に大変なのは本の箱詰めである。本棚にすでに収まらなくなって部屋に溢れかえっている本をせっせとまとめる。この部屋の画像は一年前のものである。ここから更に本は増えた。

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ドドドドン!!

山積みになったダンボールこのすべてが本である。

全部で25箱あった。

前回の引越しで「もうこれ以上は本は買わないぞ」と心に誓ったのにこの有様である。ちなみに前回の引越しから7箱増えていた。一体あの誓いはなんだったんだろうか…

もうこれ以上は絶対にぜったいに増やさないぞ…(いつか絶対に床抜ける)

外出しなかったので出費ゼロ

残金15,052円

【14日目〜16日目】
引き続き、引越し準備である。

この家には一年しか住まなかったんだけど、今回の引越しには結構切実な理由があった。

シンプルに家賃が高過ぎた。

ちょうど一年前に東京に家を借りようと思って物件探したんだけど、会社を作ったばかりで社会的な信用が全くない状態だったので、審査に全部落ちて途方にくれていたら、そこの不動産屋の社長が『友人の物件で1件だけ審査がユルめで借りれるところがありますよ』と紹介してくれたのが今の物件だった。

予算は超絶大幅にオーバーしていたんだけど、もうこの物件しかないという状況だったので背に腹は代えられない…という思いで決めたのだった。

さてさて気になる家賃はなんと………

37万!!!

父に保証人になってもらったんだけど「本当に大丈夫なのか?」とマジで心配された。

しかし全然大丈夫ではなかった。月末が怖かった。本当にドカン!って感じで口座からお金がなくなるんですよ。

とはいえこんな高額物件に住むなんて5歳はブルジョアかよ!って思う方もいるかもしれない。でも安心して欲しい。今現在の銀行口座の残高は18,000円である。ちなみに30代の貯金の平均は240万円だそうです。(中央値、二人以上世帯)

単純に頑張る必要がある。

一年住みましたが家賃がキツすぎた。僕の経済力ではまだ早すぎる物件でした。まぁ最高の住み心地でしたけどね、束の間の夢でした。ありがとう…そしてさようなら…

なにはともあれ、自分の収入に見合った家賃の物件に引越しをして、かぞくのおさいふで正しい金銭感覚を取り戻し、これで僕の明るい将来設計が見えてきました。

というわけで5日間、出費なし。

残金15,052円


【17日目】
引越し準備も一段落。近所のコンビニでコーヒーとプリンを買った。ひさしぶりのコンビニ、ひさしぶりの出費。やっぱりコンビニは楽しいな、新商品を見ているだけで、僕の購買意欲がくすぐられる。

この【1ヶ月39,000円生活】をはじめる時に、余裕だと思ったのは、単純に家から出なかったらお金を使わないと思ったからだ。案の定、家で活動していたら出費はまったくなかった。それにあわせてネットショッピングも封印しているので完璧である。

いつもなら気になった本とかはなにも考えずにポチってしまう。本が増えると本棚を買わないといけない。そうすると広い家に引っ越さなければならない。

本をポチればサカイ(引越しの)が儲かるである。

本の買い過ぎ問題は人生でいつかは向き合わなくてはいけない問題なのである。

僕にとってはそれは今なのかもしれない。


コンビニ684円

残金14,368円


【18〜22日目】
ついに新居にやってきた。ここで朗報である。近所にコンビニがない!!

前の家は歩いてすぐのところにコンビニがあったので自分ちのサブの冷蔵庫くらいの感覚でいたのだが、新居は自転車に乗らないと行けない。生活する上では不便かもしれないが、今の僕には都合がいい。

残金変わらず14,368円

【23日目】
マイボトルを持つことにした。白湯をいれて持ち歩く。毎日300円くらいは飲料代に使っていたのでこれで1ヶ月9,000円の節約になる。環境にも、おさいふにも優しい。

そして白湯はうまんまい。


【24日目】
またあいつがやってきた。

締切だ。

ほんとに僕が好きだな!すぐに追いかけてくる!可愛いやつめ!
そんなじゃれ合いをしていたら、気付くと日付が変わっていた。

【25日目】
肩が凝っている。

ちょっとパソコンをしているだけで左肩がバキバキに固まってしまう。

このままでは仕事に支障が出るのは目に見えているので電動マッサージ器を探しに行くことにした。かぞくのおさいふの残金は14,368円なので、そんなに高いものは買えないが、お手頃な価格なものをあるはず。

そんな思いでやってきたのは安さの殿堂ドン・キホーテ

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渋谷のドン・キホーテにはなんでもある。

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ありました!これこれ!

【首・肩・腰・ふくらはぎ】

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これがあれば僕の体もきっとほぐされるはず。

僕のカチカチに固くなった肩を早くこれでほぐしたい。

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自宅に帰って開封。さっそくスイッチオン

『ウイイイイイイイイイイイイイイイイイーーーーーーン!!』

試しに肩に当ててみる。

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おぉぉぉお、これは気持ちが良い。想像よりも気持ちが良い。

固くなっているデコルテの辺りにもあてがってみる。

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おおおおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉお!

これはいいぞ。すごくいいぞ。ほどよい振動が僕のカチカチになった大胸筋を気持ちよく刺激してくれる。これは堪らないな。

スイッチをLOWからHIGHに切り替えてみる

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これ本当に気持ちが良いのでオススメします。

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この表情である。(画像加工済)

これで原稿も捗る。すべてのリモートワークをする人に勧めたい。

すっきりしたい箇所に当ててください。
電動マッサージ器2,182円

残高12,186円


【26日目】
岸田奈美さんの【もうあかんわ日記】を今日も読む。お母さんが元気になって本当によかった。岸田さんの人生と文章はやっぱりすごいな〜と思いながら、この自分の【かぞくのおさいふ】日記を読み返す。

なんていうか命の燃やし方が違う。

岸田さんが家族のために奮闘した1ヶ月の間、僕はなにをやっていたのだろうか?サーターアンダギーをひたすら揚げて、気分転換にパグを散歩して、電動マッサージで身体に当てて気持ちよさに喘ぎ声をあげていたら終わっていた。

このままでいいのだろうか。むしろ僕は人生の炎を燃やすことができているのだろうか?

彼女の生き方を見ながら、命の燃やし方について真剣に考える。
今日も自宅でメールの返信をしていたら一日が終わった。

残高変わらず12,186円


【27日目】
先日、三井住友カードのCMに出演した。

まさにこの記事の【かぞくのおさいふ】のCMだ。

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その延長で「ついでに記事を書いてくださいよ!」と言われ、流れに身を任せて出たのだった。
ここに出演してるのリアル息子たちなんですが、YouTubeとかでもCMが流れていて家族でめちゃくちゃテンション上がってました。

撮影当日は朝早くからの撮影だったので機嫌を取るために「なんでも好きなもの買ってあげるから!」とご機嫌取りをしたのですが、長男は「お金が欲しい」と現実的なことを言ってたので、長男に持たせている【かぞくのおさいふ】のカードに2,000円送金した。

これからは息子たちに協力をしてもらう時はタレントとして接さなくてはいけない。
息子へのギャラとして2,000円

残金10,186円


【28日目】
本当に飲み会に行っていない。
飲み会自体が世間で減っていると思うが、コロナ前のサラリーマンが飲み会に行く頻度は月平均で2〜3回だったらしい。大体一回の飲み代が4,500円だとして、月に15,000円ほど使われていることになる。
それが今は浮いていることになる。
「飲み会減ったんだから、おこづかいを減らしても良いんじゃね?」という家族会議が色んなところで行われている気がする。

今日も外に出たのはパグの散歩だけ。
出費はない。

残金10,186円


【29日目】
いよいよ、明日終わりである。
あっという間の一ヶ月間であった。
相変わらず部屋にこもる。(代わり映えのない生活これがリモートワークのリアル)


【最終日】
ついにこの企画に終わりが来た。

報告を兼ねて三井住友カードの近藤さんに電話をする。

5歳「どうも〜一ヶ月ぶりです!」

近藤さん「結果はどうでしたか?」

5歳「やりくりの域を越えてむしろ1万円残りました」

近藤「え?本当ですか?ズルとか不正してないですか?」

5歳「ちゃんとやりましたよ!!すんごい工夫して生活したんですから!!」

近藤さん「…わかりました、信じることにしましょう!でも月に100万使うと仰っていたので、絶対に途中で使い切ってしまうと思っていました。」

5歳「いや、これも【かぞくのおさいふ】のおかげです!明るい将来設計が建てられそうです!」

近藤「5歳さんのお金の管理にも少しでも貢献できたようで良かったです!」


この1ヶ月は常に「ここで贅沢したら終わる」という危機感を持ちながら生活をしていた。おかげでおこづかいを1万円残してゴールすることができたのだが、体感としてプリペイドカードは節約にはめちゃくちゃ良いと思うポイントをあげたいと思う。

・残高がわかるのでカウントダウン感があって良い(圧倒的な危機感)
・使うとパートナーに通知がいくので散財防止になる(見られているというプレッシャー)
・家族間での送金が気軽にできる(これからはキャッシュレス化)
・子どもたちにも家族カードを渡すとお金の管理もしやすい(見守れる安心)

結果 残金10,186円

結構残りました。多分節約しながら気をつければ3万円とかでも全然いけると思う。

あ〜マジで今月お金使わなかった〜来月は散財するぞ〜(振り出しに戻る)

おしまい

サポートしてくれたお金は誰が困っている人の為に寄付します。