5歳

ライター始めました。

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最近の記事

大人のためのモテる確定申告術

この記事はアドビの特集企画「僕と私の確定申告」に寄せて書いたものです。 「大人っぽい感じで、エモい雰囲気のコラムにして欲しいです」 今回は確定申告をテーマにこのようなリクエストをしていただいたのですが、今まで確定申告にエモさも感じたことがなかったので、ライターとしては腕が試される。というか断言したいのだが確定申告には1㎜もエモい要素はない。でも書く。 『はぁ〜確定申告やらないとぉおお』 毎年2月になるとポツポツとこんなツイートが目に止まる。そして3月も半ばに差し迫ると

    • 言葉のアップデートについて

      言葉について考えている。 僕は自他共に認めるおしゃべりである。放っておいたら、とにかく、たくさん、しゃべる。そして声もでかい。よく人に言われるし、自覚もある。 「おしゃべりがストレス解消になる」という話はよく聞きますが、僕もストレスが掛かると無性に誰かと話したくなって、飲み屋に繰り出ちゃいます。お酒を飲んで話すと悩みはすっかり忘れてグッスリと眠ることができるのです。おしゃべり効果絶大です。 しかし会話というのは楽しい一方、言葉の扱いはとてもデリケートなものです。余計な一

      • 『バナナと言ったら宇宙』と言う人

        ひさしぶりにスマホのメモで文を書いてみる。懐かしい。ライターを始めたばかりの時はPCを持っていなかったので、マジで全部の原稿を親指だけでこしらえていた。時々、散文みたいなものを書くのも思考の整理になって良いような気がするわけです。 書くことは排便と似ていると言われる。あまり綺麗な表現ではないが、たくさんのものを食べて、噛んで、消化吸収をして、そして出す。かなりシンプルな例えである。 じゃあ読者はうんこを見ているのか?という話にもなるわけだが、そうかもしれない。うんこを読ん

        • 勝手に情熱大陸〜ユニポテンシャル代表 蛎田一博〜

          「はぁぁぁ!!!!情熱大陸に出たい!!」 友人の蛎田さんがいきなり言い出したのは少し暖かくなり始めた春先のことだった。 「情熱大陸が無理ならプロフェッショナルでもいい!!」 プロフェッショナルに失礼なことを言うな、と思いながらなんとなく聞き流していたのだが、どうやら本気で出たがっているようだ。 「5歳さんなんとかならないですかね?」 なんとかなるわけがない。しかし彼があまりにもマジな目をしているので、一応こんな提案をしてみた。 「記事とかならなんとかなるかもしれま

        大人のためのモテる確定申告術

        • 言葉のアップデートについて

        • 『バナナと言ったら宇宙』と言う人

        • 勝手に情熱大陸〜ユニポテンシャル代表 蛎田一博〜

          検証!1か月のおこづかい39,000円で生活できるのか試したら意外な結果が出た。

          ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー この記事は三井住友カードのPR記事です ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 「39,000円」 これは日本のサラリーマンの平均的なおこづかいの金額である。(2020年)この金額を聞いて多いと感じるか少ないと感じるかは人によって分かれるとは思うが、多くのサラリーマンは毎月このくらいの金額でやりくりをしている。 稀代の浪費家こと僕はこの「やりくり」というのが若い頃から本当に苦手で、『宵越しの銭は持たない』を素でやっていた。自業

          検証!1か月のおこづかい39,000円で生活できるのか試したら意外な結果が出た。

          尿管結石と僕

          「なんじゃこりゃぁぁぁぁあああああ!!!!!!!!!!」 10年前の秋、僕は朝イチのトイレでマジでこのくらいのボリュームで叫んだ。真っ赤に染まる便器を見て、僕は青ざめて、そして死期を悟った。 人生で始めての血尿。ほとんど血液がそのまま出てきちゃっているんじゃないだろうかと思うくらいに真っ赤に染まったおしっこ。冗談抜きでビビる。真紅の尿。まさに読んで時の如く【血尿】である。 これ絶対に死ぬ前触れじゃん 心当たりはめちゃくちゃあった。その頃、なんやかんやでかなりの借金をし

          尿管結石と僕

          山形のマジモンの山奥の高校で青春を過ごした3年間について。

          僕は高校生活の3年間を山形県で過ごした。 山形は読んで字の如く、ほとんど山。これはマジ。山山山山。 県土の72%が森林なんだけど、その県内でも小国町というさらに森林面積が96%という本物の山形、いや『ネオ山形』とでも言おうか、そこに母校はある。 学校見学で初めて行ったときは「いや、こんなところに高校なんてないだろ??」っていうくらい車で山奥に進んでいったので、校舎が見えたときは驚いたが、学校の敷地内では生徒が牛を追っかけたり、川で泳いでいて、その様子を見て僕は「あ、ここに

          山形のマジモンの山奥の高校で青春を過ごした3年間について。

          嫁のGPSから逃れるために100キロ歩いた話。

          「どうしてこうなったんだ」 「真っ暗で何も見えない…怖い…」 「ハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァハァ」 自分の息遣いだけが聞こえるが、その音もシンと静まり返った森の中にすぐに吸い込まれていく。 「もう僕はダメかもしれない…」 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 〜〜〜数日前〜〜〜 〜〜〜新宿某所〜〜〜 僕はLINEモバイルの担当者に呼ばれた 〜〜このnoteはLINEモバイルの提供でお送りします〜〜 どうもライターの5歳

          嫁のGPSから逃れるために100キロ歩いた話。

          ライター講座を受けて人生が変わった話。

          2年前の話である。 ツイッターのコツは完全に掴んだ僕はバズを量産していた。呟けば必ずバズっていたし、それに比例してフォロワー数も爆増した。いわゆる『アルファツイッタラー』の仲間入りをしたのだが、そんな僕のもとに「コラムの連載をしてみませんか?」いうDMがTwitterに届いた。 送り主は元電通のコピーライターで、奈良新聞社取締をしている西島知宏さんという人だった。電通のことを電気通信(NTT的な何か)の会社だと思っているくらい業界のことをなにも知らなかったので、当然西島さん

          ライター講座を受けて人生が変わった話。

          電動オナホを使ったら、広島の星空が見えた、ある夏の日の話。

          【ラブコスメから依頼された電動オナホのPR記事です】 皆様ごきげんよう。オナニストライターの5歳です。 前回、生まれて始めてオナホのレビューを書いたら、紹介した電動オナホ【シンクロ】が完全に品薄状態になってしまい『これは空前の電動オナホブームが来たのでは??!!』とラブコスメの担当者さんと小躍りしていました。 オナニストライターは多くの人がまだ知らない最高のオナニーを布教し、そして世の中に広めるのが務めであります。前回はたくさんの人に電動オナホ【シンクロ】の素晴らしさを伝

          電動オナホを使ったら、広島の星空が見えた、ある夏の日の話。

          週末の東京駅京葉線入り口で、無言で向き合ってうつむいているカップル達の話。

          二十代の頃、東京駅の近くで働いていたのですが、週末になるとかならずといっていいほど見掛ける光景がありました。 それは「東京駅京葉線の入り口で、無言で向き合って険悪なムードでうつむいているカップル」です。マジで毎週末いました。 あっちの柱の前にも、こっちの柱の前にも、そこら中の柱の前にいるのです。彼女は不機嫌な顔でうつむき、彼氏は何を言えばいいのかわからずに困った表情を浮かべている。 京葉線に乗ってカップルが行く場所はひとつしかありません。みんなが大好きなあの「夢の国」です。千

          週末の東京駅京葉線入り口で、無言で向き合ってうつむいているカップル達の話。

          夢に何度も出てくる女の子が中野に住んでいることがわかりました。

          これは完全に夢の話です。寝てる時に見る方の夢。 一度きりではなく何度も見る夢なので、これはもしかしたら現実に繋がっているのではないかと思い書き記すことにした。 その夢に出てくる女性は、首にパンティを巻き付けながら下着姿で俯いて『おかしいよ、こんなの絶対におかしいよ』と言いながら半泣きで駅前をぐるぐると裸足で歩き回っている。24歳くらいで色白の魚顔。身長は160㎝くらいでスラっとしている。 彼女の行動は第三者から指示を受けて『露出して外で歩かされているプレイ』のようにも見

          夢に何度も出てくる女の子が中野に住んでいることがわかりました。

          電動オナホ「シンクロホール」を使ったらとんでもないことになった。

          突然なんですが普段オナホとか使ったりしますか? オナホすなわち『オナニーホール』のことです。 僕はツイッターを代表するオナニストとして日々オナニー研究には余念がないのですが、もちろんオナホも使います。 今回そんなオナニストである僕のもとに『オナホのレビュー記事を書いてくれませんか?』という、願ってもない仕事の依頼がきました。 長年オナニー研究をし続けてきましたが『ついにオナニーの仕事がくるようになったか、、、』と感謝の気持ちで胸がおっぱいです。ライターを始めたときはこんな日

          電動オナホ「シンクロホール」を使ったらとんでもないことになった。

          次男が犬になった日

          我が家にワンコがやってきた。 息子たちはずーっと前から犬を飼いたがっていたので、ブリーダーさんに連れられてきた犬を見た瞬間に『ついにきた!!』と歓喜の声を上げた。まさに黄色い声。ジャニーズのライブが始まる時に暗転したライトが点いた瞬間のファンの歓声と一緒だった。 「きゅわぁぁぁぁあああーーー!!」 息子たちの目はこれでもかと言わんばかりに輝いていた。もちろん僕と嫁も目を蘭々とさせた。犬ってこんなに可愛かったけ??僕らは犬のあまりの可愛さに平常心を失った。 犬種はパグ。こ

          次男が犬になった日

          「いい部屋ってなんだろう」

          僕が初めて東京に出てきたのは21歳の春だ。 親戚の家の二階が空いていたので間借りをさせてもらうことになった。でっかいザックに荷物を詰め込んで、片手にはCDデッキ、もう片方にはポットを持って、それだけの荷物で上京をした。 中央線阿佐ヶ谷駅から徒歩15分。お世辞にも綺麗とは言えないその家の外観は、もはや築何年かもわからないほどに古びていた。だが、文句は言えない。家賃は光熱費込みの3万円。そんな家賃で住めるところは東京にはない。感謝こそしても不満なんかを言えばバチが当たってしまう

          「いい部屋ってなんだろう」

          ある日、森の中くまさんに出会った。

          僕はなるべくその人の発した言葉をそのまま受け取るようにしている。言葉は深読みしようとすればいくらでもできる。しかし「こう言っていたが、実はこう思っているのかも...」と疑い始めるとキリがない。だから僕は素直な言葉をいう人と付き合っていたいし、素直に受け止めようとも心掛けている。たしかに言葉の裏返しみたいなこともよくある。「大丈夫」と言っている人が全然大丈夫ではないこともよくある。顔で笑って心で泣いている人もいる。そういう人の気持ちには敏感でいたいと思ってはいる。しかしやっぱり

          ある日、森の中くまさんに出会った。