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さかい明子氏 政策討議ビラを読んでみる

「政策資料を読んでみる」第6回はさかい明子氏の政策ビラ。


表面

経歴

2023年現在 49歳

杉野女子大学 卒業
長野県松本市 アパレル勤務
五泉市内中学校にて家庭科の非常勤講師
五泉市内中学校にて心の教室相談員
五泉市本町商店街「やまちょう」8代目

呉服店が前身の婦人服店を経営されている。大学は(現)杉野服飾大学。杉野学園は1926年創立のファッション業界を目指すヒトのための4年制大学である。

エゴサーチ

学歴や職歴ではないため経歴には載ってこないが、やはり阪井氏といえば「れんこん」といえる。全国放送の人気番組にも出演した。五泉商工会議所では五泉のゆるキャラの一人「こやすくん」の誕生にも大きく関わっている。

ようかん×レンコン=「あんこん」新潟五泉市で復活

マツコの知らない世界 レンコンの世界

みなさんのまちの福祉活動 こやすくんマネージャー阪井明子さん

政策と専門性

 政策では議会改革に言及しているのが特徴と言える。経歴かられんこんと服飾・繊維に専門性を持っていることが伺えるが、五泉市の代表的地場産業の一つであるニット/織物など、産業の活性化については言及はなかった。

元気で健康な老後のための未病対策活動の推進

活動の具体策についてはビラ内では言及無し。
これまでの市議会においては、令和5年になり「フレイル予防」の予算が新たに計上されたことから、市議会会議録中にも「未病」に近い「フレイル」という単語が登場した。
今年度からの予算となるため、議会では具体的な提案や施策に対する指摘は無し。

子供のインフルエンザワクチンをもっと手軽に受けられるようにしたい

「手軽でない」ポイント、現状の課題について言及無し。

市議委員定数の削減

 議会の生中継だけでなくアーカイブ(録画)機能を付けて市政に関心をもってもらえる環境作るの必要性を当サイトでも指摘しており、新潟県下の市で議会動画のアーカイブが公開されていないのは五泉市のみとなっている。情報公開は民主主義の基本と言えるが残念ながら、五泉市では実現が出来ていない。実現の足かせとなっているのは何か。

定数削減は妥当な議員定数に関する考えとその根拠の提示が待たれる。
議会改革においては担い手不足が全国的課題となっている。総務省においても地方議会の在り方について提言が出されており、仕事との両立が可能となるよう夜間・休日での開催など変化が求められている。

総務省 議会の在り方について

未来営業続く五泉市のために無駄遣いをSTOP

「無駄」ととらえているポイント、現状の課題について言及無し。

男女で協力しSDGs「持続可能な」まちづくり

実現のための具体的な政策は記載なし。
ジェンダーギャップの解消、男女共同参画と言われて久しいが、五泉市において男女の協力が政策として掲げた事例は少なかったのではないか。

特色ある農作物で豊かな食で五泉をピーアール!

発信力の強化を掲げているが農業における喫緊の課題は発信力不足だろうか。

第2次 五泉市まち・ひと・しごと創生 人口ビジョン・総合戦略

 第二次総合戦略によると平成27年国勢調査から五泉市の農業人口の約7割が60歳以上となっている。2023年においては7割以上が60歳以上となっていると推測される。


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