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【書き起し】五泉市の未来を考える公開討論会(撮影日2022年1月6日)テーマ④

テーマの四つ目は、
五泉市の活力について

松川 徹也

 五泉に暮らす皆さん一人一人が何よりの活力源だと考えています。歴史文化を持つ村松地区、ニットなどの工業を持つ五泉地区。五泉には世界に誇れる魅力的な財産がたくさんありますが、それらを守り抜いてきた先人たち、そして皆さんこそ何にも勝る活力だと考えています。

 松川未来計画の柱、住みたい街では活動を共にしてきた十代二十代の若者たちから幾度となく私自身指摘をされました。五泉はつまらない働きたい場所がない、キラキラした空間がない。一昨年五泉市から転出した方の数は1031名。その7割が20歳から35歳の若者。驚くべき数字ですこれを何とか食い止めなければならない、それが大人の責任です。移住政策の更なる拡充と、人口流出を防ぐそういった取り組み。これは多くの世代が兄妹を育み、若者の居場所づくりの一環にもなる愛する郷土わくわく事業ではイベントなどを年間を通じて開催をする。定期的に年代別、市長直接対談ミーティングしゃべり場の開催をする。スポーツができる、スポーツで集まる環境づくりをする。また地域の伝統支える、文化活動の支援で住みたくなる仕掛け作りをしたい。そして広く市民の皆さんが利用するデマンドタクシーさくら号、これについてはエリアの拡充そして利便性のさらなる向上を図りたい。

 未来計画のつながる街、訪れたい街では wi-fi 環境の充実、 ICT 環境の整備を行うことはもちろん、特産物、農産物観光資源のさらなるブランド化と魅力の発信に力を入れたい。日本一のニットや里芋帛乙女を代表とする農業などの基幹産業の底支えとパワーアップ、新たな産業の創出を行いたい。花シリーズの誘客数は年間154000人。観光地や歴史文化をさらに魅力化するべく環境整備をすること、インフルエンサーが100人常時五泉を発信するBAE魅力発信事業で誘客促進と市外の方々へ大きくアピールすることに繋げていきたい。五泉の活力となる魅力なる土地とみなさんのおかげでその可能性が拡がります。

安中 聡

 まず大前提でありますけれども市民が活動したくても自由に活動できない土壌が五泉市にはあるそう考えております。まず車の免許がない人、子供達や車の免許を返納した高齢者、そもそも思っていない市民など彼ら彼女らの活動に一定のブレーキがかかっているそのように考えます。私も車の免許を取得する以前は自転車で五泉市内中を回っていましたけれども雨や雪の日も含めてとても労力が必要でありました。私でもその状態であったことを考えれば市民は言うに及ばずで、活動しにくい土壌であったそのように考えます。そして五泉市の公共交通は脆弱で、思い立ったら即乗れる公共バスそういったものは中心部を走るのみで、また予約が必要な乗合タクシーも自由に移動できるわけではなくエリア制限があります。このような自由に移動できない状況に置かれた人は五泉市に対して冷めた印象を抱きやすいです。つまり意図せずに市民を2分化して、そのように私は考えております。そしてこの状況を変えなければ五泉市民全体の活力を上げることはできない、そう考えるためまずはいわゆる交通弱者交通弱者の解消行う、乗合タクシーのエリア撤廃などの政策こういったものを実施したい、そのように考えます。

 また介護を受けたくとも介護士の数が足りずに、介護がすぐに受けられない現状や必要な医師が確保されてるとは言えない現状も解消する必要があります。そのために五泉市で人材を確保する行いたいです。老後も含めもしもの時に安心できる体制が整っていてこそ、別のことができるからであります。自分が大変な時に別のことをする余裕がある人はいないからであります。こうした大前提を整える環境整備、これにまず取り組まさせて頂きたいそう考えております。

 そして次に五泉市においては人口減少も影響しておりますが、一部の人だけが活動している現状こういったものを解消する必要がある、そう考えております。五泉市議会を例に挙げるとよく分かると思いますけれども、同じ人間が20年以上やっている状況。これがまともに見える市民というのはどれだけいるでしょうか。少なくとも疑問の声を市民の方から私は頂いております。人事が固定化することによって何が起きるかといえば、権力が固定化され、利権構造が出来上がります。そして若い人、新しい人が入ったとしても、意見を言いづらく、太鼓持ちが邪魔をしたり、また今までと違う考え活動しようとすると最悪排除されてしまう。こういった状況が地域を良くしようとする活力を奪うことは当然のことで、こういったことはやはり直していかなきゃいけない、そう考えております。もちろん五泉市内の様々な団体はここまでひどくはないと思います。一生懸命五泉市の為に活動されている、そのように考えておりますけれどもイベントなどに従事されている方が固定化されている現状にあるのではないか、少なくとも私はそう感じております。同じ人ばかりに頼るとその人が家庭事情などによってやめてしまった時、それまで行なってきた行事、また最悪団体そのものが終わってしまう危険性があります。またイベントに従事する方は自分の稼業をそのぶん休まなくてはいけない。年に1、2回のイベントであれば良いですが、準備も含めて回数を重ねればどこかに無理が出てしまい余計な負担をかけてしまいます

 どの業界でもそうですが、若い人新しい人が静止を受けずに活躍できる場、これが確立されてこそ五泉市や五泉市民全体にも活力が出てくる、そのように考えます。そのため様々な業種への起業も含めて、新しい人が参加しやすく様々なことに挑戦できるサポート体制、支援体制をしっかりと五泉市で整備したい、そのように考えております。 若い人の力これは重要でありますからしっかりとそれをサポートしていきたい、そう考えます 。


田辺 正幸

 活力につきましては、人であります。やはりその人を通しての今後は人づくりが重要でございます。私は20のテーマを掲げてる中において、この人作りについては五つテーマを上げております。
 まず一つは子育て未来世代の環境整備であります。子供は家族の宝であり、五泉の宝です。社会経済の影響に左右されず子育てや未来世代が心身ともにすくすくと成長できる環境やサポートプログラムをスマートフォン等のデジタルを活用し、容易にできるよう整備をし取り組んで参ります。
 二つ目は学ぶ機会の促進であります。事情は何であれ機会を、学ぶ機会を閉ざされることがあってはいけません。子供が安心して学べる環境や進学支援制度等のさらなるサポートを拡充し、誰でも相談できる整備に取り組んで参ります。
 三つ目は地域キーマンの育成であります。自分たちの地域がより住みやすく活性化するように願う考えは潜在的に多くの方に見られます。行政はそのやる気ある地域のキーマンを全面的に後押しし、明るい地域づくりに応援をしていく必要がございます。また今、起業するということが増えるケースがあります。これは若い人だけでなく老若男女、五泉での企業、町おこしを全面的に応援します。
 四つ目はグローバル人材の育成です。私の経験上、世界を知り己を知ってこそ目指す道が開けます。成人の記念に世界を知りえるようパスポートの取得を支援するなど、またデジタルを活用し英語を始め外国語の取得を促進するなどグローバル人材を育成し、育成した上でまた五泉に戻っていただく仕組みを作り上げます。
 最後に五つ目でありますが文化伝統の継承であります。持続的な社会を構築するためにも、その精神となる文化伝統が礎となります。旧丁目や昔の生業を持つ未来永劫の地域や日本、新潟、五泉の文化を伝承できるよう支援や啓発活動に取り組んで参ります。何と言っても人が活力になる時代です全面的に応援をいたします 。

伊藤勝美

 五泉市の活力についてであります。地域の活力の低下の原因は経済の低迷、低成長が続いていること。五泉市を含めまして国全体の人口が減少局面に入っていることが大きな問題だと認識しております。

 しかしながらを五泉市には雪解けと同時に雪割草が咲き、郷屋の水芭蕉、村松公園の桜、小山田の天然記念物桜樹林、そして150万本のチューリップ畑、そして120品種の牡丹およびシャクヤクが咲き誇ります。夏には青々としあ水田、水遊びのできる清き早出川、秋には蛭野の銀杏並木や山々の素晴らしい紅葉。冬には凛とした空気による白一面の冬景色。このように五泉市には素晴らしい誇れる自然があります。そして人情味あふれる市民の皆さん、安心して住める地域五泉市だと思っております。そういったものを誇りに思い、自信を持って地域活動に経済活動に邁進している市民の姿を私自身誇りに思い、これが市民の活力だと思っております。

 そして今、取り組んできた安心して産み育てられる地域作り、雇用の確保の企業誘致。これは誘致を進め村松工業団地に6社が入りました。工業団地が埋まりました。そういった意味合いにおきましても、この活力には工業団地の造成も必要となってまいります。また道路網の整備、国道県道、東南環状線の整備、また白安線の踏切拡張に伴う前後の道路拡幅、歩道の整備、そういったことと共に妊産婦女性や医療費助成、また高齢者支援など、こんなことをこういうことを取り組みながら活力ある地域づくりに邁進したい。

 さらにラポルテ五泉を建設したいたしました。文化や観光の情報が発信できるようになり、年間25万人の入館者の予定がですね、一か月半で10万人を超える状態でございます。大変素晴らしいスタートを切れたと思っておりますし、こういった一つ一つのものを紡ぎながら、一つ一つの力を蓄えながら、五泉市の活力に結び付けたいと考えております。

 またこの活力には市民の健康づくりが重要になっております。検診の重要性医療の充実、特に五泉市東蒲原医師会の協力のもと、支援をして参りたいと考えております。五泉中央病院に関しましても足、通院の足の確保していかなければならない。こういったことを含めながら五泉の活力のパワーアップにつなげて参りたいと考えております。

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