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【note】誰でも社会をより良くできる。Pay it forward(恩送り)の考え

What is Pay it forward

 Pay it forwardとは、自分が受けた善意を他の人に渡すことで、善意の輪を無限に広げることです。

直訳は「先に払う」

 直訳すると「先に払う」という意味ですが、これは組織や社会に所属する一人ひとりの人間が互いに無償のボランティアを提供しあう優しい関係性を表現する言い回しです。

Pay it forward をテーマにした映画

 2000年には、この小説を基にした映画「ペイ・フォワード 可能の王国」が公開されました。
 この映画では、11歳の少年が社会科の授業で「世界をより良くするには何をしたらいいか」という課題に対して、Pay it forwardというアイデアを発表します。そして、自分の周囲の人に対して、少年はPay it forwardを実践します。
 一見、彼の周囲は何も変わらなかったように見えましたが、善意の輪が本人には見えないところで徐々に広がっていくというあらすじです。

 この映画の影響で、Pay it forwardという言葉や概念が世界中に広まりました。現在では、Pay it forwardという名前の非営利団体や運動が多数存在し、様々な形で善意の伝播を促進しています。

Pay it forardの実例

例えば、
・カフェやレストランで自分の食事代に加えて次の客の分も支払う
・高速道路の料金所で自分の料金に加えて後ろの車の分も支払う
・ホームレスや貧困に苦しむ人に食事や衣服を提供する
・学校や職場で困っている人に手助けや励ましの言葉をかける
・災害や病気などで苦しむ人に寄付やボランティアをする といった行為がPay it forwardの一例です。

震災のたびに思いを馳せる

 Pay it forwardは、自分が受けた恩をそのまま返すのではなく、他の人に渡すことで、社会全体をより良くする可能性を持つ行為です。日常生活やビジネスの場など、様々な場面で行うことができます。誰かから善意を受け取ったら、ぜひ他の人に善意を渡すことを試みてみましょう。

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