後藤 康成 | アンパサンド株式会社 CEO

アンパサンド CEO←キュービックVPoE←iChain COO←ネオキャリア海外CT…

後藤 康成 | アンパサンド株式会社 CEO

アンパサンド CEO←キュービックVPoE←iChain COO←ネオキャリア海外CTO←Yahoo! JAPAN VP←feedpath CTO←ネットエイジ CTO←シリコンバレーエンジニア。世界23カ国訪問した旅人でありF1ギーク。夏はレモンサワー、冬はワインを飲みます。

マガジン

最近の記事

ODD FUTUREをキュービックグループに迎えました

本日プレスリリースのとおりアンパサンドはフードテック事業を運営する株式会社ODD FUTUREの過半を超える株式を取得しキュービックグループインしたことを発表しました。今回はODD FUTUREをキュービックグループに迎えた背景などについて語っていきたいと思います。 ODD FUTUREは健康食品の原料販売から最終製品の販売までをワンストップで運営して特にプロテインのOEM販売事業においては大ロットでのOEM販売を大手販売店に対して展開しています。さらにアンパサンドと共同で

    • 年頭所感:2024年アンパサンドの成長に向けて

      新年のご挨拶を申し上げます。本年もアンパサンドをよろしくお願いします。今回は年頭所感として2023年を定量的に振り返るとともに、2024年から2025年に向けての方針について綴りたいと思います。 2023年の足跡を振り返るインキュベーションプロセスの制定 2023年のアンパサンドはキュービックグループのポートフォリオを形成するインキュベータとしての存在意義を問う1年でした。3月までは新規事業開発を社内発の自主企画型インキュベーションとしていましたが、4月以降は社外からもビ

      • オリジナルプロテイン発注プラットフォーム「Factory X」をグランドローンチしました。

        2023年12月21日アンパサンドによるインキュベーションビジネスユニットとして、フィットネスジムやインフルエンサー向けのオリジナルプロテイン発注製造オンラインプラットフォーム「Factory X」をグランドローンチしました。 独自のDX技術により小ロット生産での発注から試作、量産までの開発リードタイム大幅削減と業界最小ロットでの最安値を実現しています。これによりFactory Xはプロテイン製造販売のDXによって「早い・安い・おいしい」を実現します。 オリジナルプロテイ

        • アンパサンドのコーポレート・アイデンティ

          今回キュービックベンチャーズからアンパサンドへの社名変更に伴いコーポレート・アイデンティティ(CI)を新たに定めました。 CIに込めた想いプレスリリースでも発表していますが、アンパサンドの新たなミッション「新規事業インキュベータとしてキュービックグループの事業ポートフォリオを形成しキュービックのミッションでもある『インサイトに挑み、ヒトにたしかな前進を。』を実現する」としました。 このミッションを達成するには、これまでのデジタルメディア事業の成長戦略とは異なる世界観の成長

        ODD FUTUREをキュービックグループに迎えました

        マガジン

        • アンパサンド通信
          9本
        • Que Sera Sera
          4本

        記事

          「アンパサンド株式会社」に社名変更したワケ

          キュービックベンチャーズは2023年10月1日付で社名を「アンパサンド株式会社」へ変更することを発表しました。このnoteではプレスリリースでは説明しきれなかった社名変更への背景を書き留めたいと思います。 アンパサンドの歴史アンパサンドはこれまでベンチャー投資を中心に行ってきました。特にシードステージのスタートアップに対してキュービックとのシナジーを生み出すことを念頭にプリンシパル(自己勘定)投資を実行しています。実際にいくつかのスタートアップとの業務提携も生まれてきていま

          「アンパサンド株式会社」に社名変更したワケ

          アンパサンドのインキュベーションプログラム「Sand Hill Road」

          これまでのnoteで綴った通りEIR制度の設計と運用計画を進めてまいりましたが、多くの方にメンタリング・レビューを頂きアンパサンドではアンパサンドの門を叩いていただける起業家のみなさん、アンパサンドの「Sand Hill Road 専用ページ」からエントリーいただけます。エントリーをお待ちしています。

          アンパサンドのインキュベーションプログラム「Sand Hill Road」

          アンパサンドがインキュベーションにEIR制度を採用したワケ

          アンパサンドのインキュベーション戦略(2)で説明した通り、ビジネスプランエントリーにEIR(客員起業家:Entrepreneur In Residence)を招くEIR制度を採用しています。 今回はなぜアンパサンドのインキュベーションプロセスにEIR制度を採用したかを詳しく説明していきたいと思います。 スタートアップの経営リソース起業家にとってスタートアップを設立し事業を成長させることでPMF(Product Market Fit)までの道のりはとても険しく、それは時間と

          アンパサンドがインキュベーションにEIR制度を採用したワケ

          アンパサンドのインキュベーション戦略(2) 〜スピンオフまでの道のり〜

          前回に続きアンパサンドのインキュベーション戦略の第2回目となります。 インキュベーションストーリーインキュベーションの種となるビジネスプランのエントリーはキュービック社内からのエントリーと社外からのエントリーに別れます。 社内からのエントリーはイントレプレナー(社内起業家)が起草した事業プラン(フォーマルなフォーマットはなくカジュアルなプランです)を直接エントリーしてもらうケースの他にキュービックで不定期に開催されるビジネスプランコンテストやアイデアソン・ハッカソンなどの

          アンパサンドのインキュベーション戦略(2) 〜スピンオフまでの道のり〜

          アンパサンドのインキュベーション戦略(1)

          このnoteではアンパサンドのインキュベーションのアクティビティやTipsを綴っていきます。 アンパサンドはアンパサンドはキュービックグループの事業ポートフォリオを産み出していくインターネットビジネスインキュベータです。キュービックの「インサイトに挑み、ヒトにたしかな前進を。」というミッションを実現し、今後の成長を支えるためには、新たなる事業分野に対して積極的にリスクをとって挑戦し続け将来価値を創造していくことが必要となります。 そのためにはこれまでのデジタルメディア事業

          アンパサンドのインキュベーション戦略(1)

          600字の世界

          noteにエッセイを書き始めて10日が過ぎた。僕は足掛け17年ブログを書いており、エッセイを書くにあたってnoteにするかブログにするか悩んだ。noteの投稿を読んでみるとエッセイ風な投稿が多く見られたので、それならnoteだなということで決めた。 このようにして書き始めたわけだが、しばらくまともな文章を書いていないこともあり、文章のトレーニングを兼ねて書き始めるに際し3つのルールを自分で決めた。 1. エッセイを書く。(散文的なもの) 2. テーマは趣味の領域を中心にす

          ノストラダムスとゴッホが息づくサン・レミ・ド・プロヴァンス

          ノストラダムス。40代中半から60代の方の中には懐かしい響きの方が多いのではなかろうか。1999年7の月に人類が滅亡する。という予言で20世紀末に一斉を風靡したフランスの医師・占星術師である。 2011年初秋、僕はそのノストラダムスの生誕地とされるフランスのサン・レミ・ド・プロヴァンス(サンレミ)に滞在していた。というのも、その年の春に自分で経営していた会社が一段落したこともあり、数年ぶりの長期休暇が取れたので予てから訪れたかった南フランスを巡る一人旅を楽しんでおり、その旅

          ノストラダムスとゴッホが息づくサン・レミ・ド・プロヴァンス

          あこがれのメドックマラソン

          今年の東京マラソンは生憎の雨模様でエンジョイできなかったランナーも多いのではなかろうか。マラソンとは縁遠い僕であるが、実は数年前フランスで開催されるメドックマラソンを目指したことがある。そう、メドックといえばボルドーワインの産地である。 2014年ぶどうの収穫も終わった初冬に僕はワイナリー巡りのために友人とフランス・ボルドーを訪れていた。その年の夏にフライトを予約した後、周到にワイナリー巡りのプランを練った。1ヶ月前にはメールでいくつかのワイナリーにコンタクトを取り、応じて

          あこがれのメドックマラソン

          ロンシャン競馬場の折りたたみ傘

          よく置き忘れるモノといえば。それは傘ではなかろうか。 2012年10月上旬。僕はパリ郊外のロンシャン競馬場にいた。世界的な競馬の祭典「凱旋門賞」を明日に控えた土曜日、翌日の本番を見据えて競馬場とその周辺の視察のためパリ中心部から1時間半くらいバスを乗り継ぎロンシャンに向かったのである。 その日の空は鉛色の雲に覆われており、ホテルを出るときは雨は落ちていなかったが競馬場に到着し1時間ほどで雨が降り出してきた。 当然ながら雨具を持ち合わせていたかったことからロンシャンのグッ

          ロンシャン競馬場の折りたたみ傘