いい夫婦の日
一昨日はいい夫婦の日。
22日当日、カレンダーを眺めていて思い出しました。
以前住んでいた街の花屋には、特集で事前にコーナーが設けらていました。
毎年それで認識していました。
あー、しまったな。
忘れたままならともかく、しっかり頭に刻まれた。
その状態で忘れたフリなんかできません。
どうしよう?いつ買いに行く?そもそも何をプレゼントする?
福山雅治主演ドラマ『ガリレオ』のテーマ曲が頭を駆け巡ります。
駆け巡ることおおよそ2分。
長男の朝食を作りながら、最初に浮かんだ台詞。
さっぱりわからない。はっはっは、面白い。
、、と言って終われたら楽ですね。
僅かに残された時間を焼けてくるフレンチトーストをひっくり返しながら、閃きました。
ここは原点に立ち返る。
進撃の巨人のように家中を踏み荒らす長男が我家に存在するため、避けていたもの。
そう、それは花です。
花瓶をひっくり返すことを懸念して、しばらく購入封印していた花しかない。
早速ググり、近場に良さそうな店を見つけました。
あとは、購入までのスケジュール調整です。
「花買ってくるねー」なんて予告するほどKYではありません。
長男の幼稚園→スーパー→自宅、これがルーティンルート。
そこにお花屋さんを挿し込む必要があります。
ここで、一つの偶然が救いの手となります。
それは、蛍光灯切れ。
これだ!
近所のホームセンターへ行く流れで時間を作れる。
蛍光灯よ、いつもは切れると暗いが今回は光明を与えてくれた、感謝します。
というわけで、長男を幼稚園に送り届け、車をホームセンターへ走らせます。
秒で蛍光灯を購入し、すぐさま目的のお花屋さんへ。
着いたお店は想像と違い、何かお洒落な外観。
入ってみると素敵なJAZZが流れていて、店内は雰囲気のあるドライフラワーのブーケが飾られていました。
テキトーな格好で来たことを少し後悔、、する時間ないので構わず入店。
日頃は発動しない、我が能力『チョイス』発動。
ガーベラと名前のわからないお花を2種類選んだところで、『チョイス』は停止。
あとは店員さんにお任せするしかない、迷わずその旨を伝え、選んでもらいました。
綺麗なブーケにしてもらい、家に花瓶がなかったのでそれも併せて購入。
帰宅後、蛍光灯とブーケの入った紙袋を見えない角度の場所に置き、荷物が届いてるよーと遠回しに奥さんに伝えました。
感激雨あられ!というリアクションではなかったけど、喜んでくれました。
この日くらいは不平不満をお互い言わないようにしよう。
と言った数十秒後に、領域展開『罵詈雑言』が発動してしまう夫婦(笑)
夫あるあるになるかもしれませんが、一緒に暮らして慣れてしまうとあまりお礼の言葉を伝えなくなります。
意識して、ちょっとした「ありがとう」は言っていますが、それでも少ない方なのだと思います。
個人的にこうした日は助かります。
改めて堂々とお礼を言えるので。
奥さんの誕生日、子どもの誕生日、そしていい夫婦の日。
いい夫婦の日は、正直特に記念すべき日でも何でもない日。世の中には入籍する人たちもいますが、自分たちは違います。
誰が考えついたかわからない、この語呂合わせの日が自分にとってとてもありがたい日となっています。
※公益財団法人日本生産性本部ていうところが制定したそうです。
リサーチ不足でした。
ポッキーの日はよく忘れますが、いい夫婦の日はこの先も忘れないよう脳トレしたいと思う2日後の今なのでした。
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