地球が太陽を見ている
その背中を月が見ている
小さな島国に夜が
その裏側に朝が来る

ブラジルの少年が蹴った
サッカーボールがぐるぐる回る
日本では上司のパスに
サラリーマンがぐるぐる回る

東京のオーディション会場で
少女が一人夢を掴む
水色のワンピースをひらひら
はためかせながら はしゃいでいる

それを見て微笑んでいる
審査員たちを横目に見て
また太陽になれなかった
君は拳を握りしめる

君にあげよう 立ち上がる力
握った拳を 空に突き挙げろ

(Woh oh oh…)
君は脇役なんかじゃない

梅田の駅で歌を歌う
僕はまだまだ売れないミュージシャン
だけど本気で君に朝の光
届けたいと思ってるんだよ

こんな僕でもやっぱりね
ひざを着いてしまいそうになる
ねえ 僕がそんな風になった時は
僕と歌ってくれないか

(Woh oh oh…)
僕は脇役なんかじゃない
(Woh oh oh…)
君は脇役なんかじゃない

誰かのもとに朝が来れば
誰かのもとに夜が落ちる
どんなに上手くいかない時だって
僕ら一緒に頑張ろう