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新技術

ハンドブレンダーを手に入れました。そもそもハンドブレンダーって何ぞや…?という方のために。まず、ミキサー・ジューサーを思い浮かべてみてください。あれはポットに材料を入れて、下についてる刃がそれらを細かくして撹拌されて滑らかになりますよね。その歯のついてる部分だけをもぎ取って、持ち手がついたようなものです。想像がつきましたでしょうか。写真を見た方が早いですよね、百聞は一見にしかず…。こちらのハンドブレンダーは友人の結婚式の引き出物カタログから注文させていただきました。ありがとう〜!


私は長いこと、ポタージュスープを作ることを夢見ていました。食べるのが好き、カレーが好き、スープが好きな私は、お湯にコンソメを溶かしたり、お味噌を溶かしたりしてできる手軽なスープ達では飽き足らず、食材をすりつぶしたくなっていたのでした。また、気になっているスパイスカレー屋さんが「スパイスポタージュ」なるものを作られていたので、「自分でも作ってみたい!」と思っていました。


とはいえ、普段あまり家電を買い足さない私は、二の足を踏みすぎて踏み出す足がなくなってしまい、ポタージュを作りたい願望が忘れ去られていました。そしてこの夏、引き出物カタログをゲットし(こんな言い方して済みません)、この秋、あるYouTubeを見てはポタージュへの憧れが再燃し、ついに今日、念願の「ジャガイモのポタージュスープ」を作ることができました。長い道のりだった…。


道のりの長さの割に、ハンドブレンダーさえ手に入れてしまえばレシピは簡単、複雑な工程もなく作ることができました。ただ、作る過程でコツが必要なのと、ハンドブレンダーの使い方に慣れる必要があることを学びました。ジャガイモって放っといたらすぐ焦げるとか、ハンドブレンダーの電源コードが短いから、コンセントからどう持ってきたらいいかとか、洗う時ブレンダーの先っちょしか濡らせないから気を遣うとか…。でも、新しく技術を得られるのって、とても嬉しいですね。これからどんどん使って色んなポタージュスープを作りたいと思います。いつか、スパイスポタージュも…。


ポタージュスープと言えば、地元で昔よく連れて行ってもらった洋食屋さんの前菜を思い出します。子どもの頃は、ポタージュスープと言えばコーンポタージュしか知らなかったので、洋食屋さんのもコーンだと思っていましたが、今思うとあれはジャガイモのビシソワーズ的なものだったと思います。クルトンとパセリが少量、上品に乗っていて、お皿についてる隅から隅までスプーンですくって食べ、メイン料理が来るのを必死で待っていた記憶があります。メインのハンバーグがとても美味しくて大好きで、ハンバーグも今では好物のうちの一つです。子どもの頃好きだった料理が、今でも好きだったりします。

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