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炭酸について

炭酸飲料の歴史

クレオパトラは、炭酸飲料の生みの親かも‼️
エジプトの女王クレオパトラは、美容と不老長寿の秘薬として、ワインに真珠を溶かして飲んだといわれています。
これが
炭酸飲料の始まり
ともいわれています❗️が、本当のところは不明です。
しかし、
昔からヨーロッパでは、地中から湧き出る炭酸ガスを含んだ鉱泉が体に良いとされ、医療用として飲んだり、治療に使ったりしてきました。

お茶やコーヒーに長い歴史があるのと同じよう清涼飲料も実は意外に古い時代からあったのです。清涼飲料の歴史は健康で豊かな生活を送るために、より良い<水>を夢みた人間の知恵の歴史なのです。

炭酸飲料製造の王道を発明

1770 年頃、イギリスのジョセフ・プリーストリーが、炭酸ガスを水中に飽和させる画期的な方法を発明した。
歴史上では、ジョセフ・プリーストリーが、実際の炭酸飲料のつくり方を考え出した世界最初の清涼飲料水発明者とされています。彼はそれ以前に、地球上での主要な元素である酸素の発見者として有名でした。

果汁を入れた清涼飲料水が誕生

1808年、アメリカの薬剤師、タウンゼント・スピークマンさんが
“炭酸水を果汁で味付けしたもの”を発売した。
これが『 現在の炭酸飲料の元祖 』といわれています。

ラムネの歴史

ラムネ瓶はイギリス生まれです。
ラムネ瓶の特色でもあるビー玉で栓をする製法は、いまから約150年前にイギリスで発案されたと言われています。
当時は、ヨーロッパを中心に大いに普及しました。
今でも、当時の貴族の城跡からラムネびんが発掘されることがあります。

最初にラムネを持ってきたのはアメリカのマシュー・ペリー。
1853年の浦賀に来航したときに、江戸幕府の役人たちにラムネを振る舞った。
この時に栓を開ける「ポン!」と言う音に日本の役人は銃声と勘違いして
刀に手をかけるという話が残っています。
そして、1865年に長崎で初めてレモネードが「レモン水」という名前で売られましたが、名前が広まらなかったので、レモネードが訛った「ラムネ」という呼び名になったのです。

ラムネ瓶について

ビー玉の栓の瓶』ですが、これを発明したのはイギリス人のハイラム・コッドさんで、その名前から『コッドビン』と名付けられたそうです。

日本ではこの『コッドビン』をイギリスから輸入して使っていましたが、その後、独自の国産のラムネ瓶が作られるようになりました。

ラムネ瓶のくぼみはなぜあるのか?

『 ビー玉が転がらないようにするためのもの 』
知っている人も多いと思いますが、あのラムネのくぼみの正体は
ビー玉が転がらないようにするためのものです。

なぜ、ラムネには、ビー玉が入っているのか?

ラムネは他の清涼飲料と違って、ビー玉が製品の「栓」の役割をして中身に含まれている炭酸ガスの圧力で、口ゴムとビー玉が圧着されて栓となっています。
ちなみに、
ビー玉の「ビー」は、ポルトガル語の「ビードロ」(ガラス) の略で、ガラス玉のことと言われています。

ラムネという名の由来(諸説あり)

ラムネは、ペリーの発音が聞き取れなかった勘違いが由来

幕末、ペリーが来航したとき、レモネードも日本に伝わった。
その際、ペリーのレモネードの発音が、日本人には「ラムネ」に聞こえたため
ラムネと呼ばれるようになったなのでラムネは、元々レモン風味だった。

最初にレモネードを持ってきたのはアメリカのマシュー・ペリー。
1853年の浦賀に来航したときに、江戸幕府の役人たちにレモネードを振る舞いました。
この時に栓を開ける「ポン!」と言う音に日本の役人は銃声と勘違いして
刀に手をかけるという話が残っています。
そして、1865年に長崎で初めてレモネードが「レモン水」という名前で売られましたが
名前が広まらなかったので、レモネードが訛った「ラムネ」という呼び名になったのです。

サイダーは明治維新の頃に日本で誕生

横浜にあったノース&レー商会は、外国人が経営していた。
当時のサイダーは、ラムネを改良して作られ、炭酸水にリンゴ風味をつけた飲み物だった。

当時、リンゴで作ったお酒は、フランス語でシードル、英語ではサイダーと言っていたので、同じリンゴから作った飲み物をサイダーと名付けた。
その後、時代に合わせて味を改良して、レモン風味、リンゴ風味の香料を減らし、ラムネもサイダーも同じような味に変わった。

サイダーという名が広まった理由

『サイダー』という名前が使われるようになったのは、一説には現在の
『三ツ矢サイダー』さんだといわれています。
サイダーの製造と販売を始めた際、『サイダーフレーバーエッセンス』という
香料を使っていることと、『サイダー』という名前の響きが覚えやすかったことから・・・だそうです。諸説ですが。

強炭酸について

最近、より強い刺激を求めて、従来の炭酸水よりも
炭酸を強めた『強炭酸水』が人気を集めています。
そんな強炭酸水の代表的な存在が『ウィルキンソン 炭酸』です。
現在は『アサヒ飲料』さんのトップブランドとして知られていますが、
ウィルキンソンとは明治の初めに日本に来た、
イギリス人のジョン・クリフォード・ウィルキンソンさんのことです。
ウィルキンソンさんは1889年(明治22年)頃、兵庫県宝塚で、
天然の炭酸の湧き水を発見しました。
それを分析した結果、飲料用として世界的にも
とても優れていることが分かったんです。
そこでウィルキンソンさんは、この炭酸水を瓶詰めして、
『TAKARADZUKA MINERAL WATER(宝塚ミネラルウォーター)』の名前で
発売しました。

その後、1904年には、『ウヰ(イ)ルキンソン タンサン』に
名前が改められました。
これを聴いてお分かりかと思いますが、『ウィルキンソン タンサン』は
日本で生まれたものなんです。

そして、炭酸飲料が『タンサン』と呼ばれるようになったのは、
『ウィルキンソン』という商標が一般化したため・・・と
いわれているそうです。





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