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自分

 生活の拠点を東京から仙台へ戻して2週間が経とうとしています。ニートといわれる生活を東京で3ヶ月送り、仙台にいた今もその生活スタイルは特に変わっていません。環境や場所が変わっただけで無力で何もない自分自身だけが残っている、という状況です。
少し前の自分を振り返ると短大生活は生き急ぐほど多忙な毎日を送っていて一人でも多くの友人、知人と会う、一つでも多くの経験をしたいと学生ながら日々色んなことに刺激を受けていました。その甲斐あってたくさんの素敵な出会いや人との繋がりが増えたり間借りカフェを2回開催したり知人とコラボしたり理想の「ちょっとキラキラした生活」というのを実感していました。どの場面を振り返っても本当に貴重な時間で心の底から楽しんでいました。
あるアナウンサーが言っていた「学生はお金はないが時間はある、社会人はお金はあるが時間はない。だから学生のうちは借金をしてでもやりたいこと、いきたいところにいくべき」という言葉がすごく印象的で私もそのような生活を送っていました。田舎から出て一人暮らしというのもあって様々な新しいものに触れ刺激を受け、スポンジのように吸収していくことにかなりのエネルギーを費やしてきました。

最近毎日、「今の自分って何だろう」と考えます。
上京して“少し地域を出ればどこにでもいる大したことない無名で肩書きのない人間の一人にすぎない“と痛いほど実感しました。

きっとコロナウイルスがなくてもあまり必要とされなかったんだろうなと。経験不足で知識不足で技術不足。普段絶対人前で弱音やネガティブなことを吐かない自分も上京してからは泣いてばかりの日々でした。自分が社会から離されたような疎外感を感じながら無力すぎる日々はそれなりにこたえてしまい、一度気持ちを切り変えて仙台へ戻ることを決めました。今の自分の実力なんて所詮こんなもん、まだまだ学ばなければならないことが山ほどあると気づけただけでもかなりの収穫だったとポジティブ思考にも戻り一から再スタートしようと思っています。

今の自分は何かと考えると「何でもない」が今の答えだと思います。学生でもないし社会人でもない。だからこそ「何にでもなれる」。もう一度学校へ通いさらに技術を磨くことだってできるだろうし仕事を見つけその会社に属す道も、極端だけれどフリーランスにだってなれる。可能性は自分次第でいくらでも広げられるしその方法だってたくさんあると思いました。

まだ20歳なんだから焦らなくても大丈夫だよと周りから言われたけれどずっと忙しく生活してきた自分にとってこの人生の3ヶ月は十分すぎるほど休息だったのでもうここからは気絶するくらい自分の人生走り抜けようと思います。

人生でやりたいことがありすぎて時間がない。1日の時間の価値は平等だから無駄にせず今日からまた自分らしく生きていこうと思います‼︎

という決意表明です…‼︎

よしまずは今から大好きなカフェに行ってきます‼︎

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