新たな選択肢の「DINKs」は本当に悠々自適なの?―DINKs世帯に必要な将来の備え―
こんにちは、グピカライフパートナーです♪
みなさん「DINKs世帯」という言葉、聞いたことはありますか?
DINKs世帯とは?
DINKs世帯とは…共働きで意識的に子どもを作らない世帯のこと。
Double Income No Kidsの頭文字を取ってDINKs世帯といわれています。
近年、日本だけでも増加傾向にあり、夫婦のみの世帯数は2001年からの20年間でおよそ1.3倍増加していると言われています。
子どもを作らない理由
子なし夫婦や晩婚化が増加している背景には、理想の数の子どもを持たない傾向がありました。
また、意識的に子どもを作らない理由で多い意見として以下の理由があります。
子育てや教育にお金がかかりすぎるから
高年齢で生むのが嫌だ
自分や夫婦の時間・生活を大切にしたい
参照:第16回出生動向基本調査|7 子どもの数についての考え方
子どもがいる世帯とDINKs(子なし)世帯の大きな違い
DINKs世帯にはこんな特徴があります。
子どものための教育費などが不要
共働きで収入の差があまりない
時間やお金にある程度自由がある
良い面しかないように思えますが、子どもを産まずに夫婦のみで暮らしていくことを選択した夫婦にも、当然収支や老後のリスクがあります。
…一体どんなリスクがあるのでしょうか?
DINKs世帯が備えるべきリスク
お互いの収支を把握していない
▷生活費以外のお互いが自由に使えるお金を把握していない夫婦が多い!
把握していない場合、老後資金に影響が出る可能性がある
といわれています。
必要最低限の老後資金は、1ヶ月およそ26万円といわれています。
さらに、ゆとりある老後生活を送るには
1ヶ月およそ36万円が必要とされています。
年金だけを頼りに出来ない今の時代。
リスクを見据えて、若いうちから貯蓄することを心がけましょう。
数値参照:家計調査年報(家計収支編)2021年(令和3年)|総務省統計局
相続問題
▷どちらかが亡くなった場合の相続は、子どものいる世帯より
トラブルが起きやすいと言われています。
子どもがいない場合は、第2順位・第3順位の相続人と遺産相続トラブル
が発生する可能性があるので、あらかじめ遺言書を作成しておくなど
備えが必要です。
また、お金だけでなくマイホームなどの不動産関係も
相続でトラブルになる場合があります。
他にも、お金や相続問題に限らず、老老介護のリスクや
老後に頼れる人がいない可能性がある、病気やケガで働けなくなる
など、子どもがいる世帯と共通するリスクも含めて考えておきましょう。
リスクに備えて今すぐにできること
ここまで、DINKs世帯の特徴を解説しました。
老後までに準備することで老後資金や相続対策の他にもすぐにできることとは何でしょうか?
①マネープランの設計
子どもにかかるお金がない分余裕はありますが、きちんと管理していないと
本当に必要な時に用意できない場合があります。
プロのFPに相談して、10年、20年先のためのマネープランを
作成する事が重要です。
②適切な保険に加入する
共働きで収入の差がない夫婦の場合、病気やケガでの収入源による負担は
少ないと思います。
そのため、高額な保障をつけるのではなく必要最低限の保障を民間の保険でカバーして、可能な限り公的保障(高額療養費制度など)を利用すると家計の負担も減ります。
さいごに
晩婚化も進み、DINKs(子なし)世帯だ増加傾向にある昨今。
新たな価値観として世間に広がっていますが、メリットばかりではなく
子どものいる世帯同様に様々なリスクはついてきます。
どんなリスクにも備えられるよう早めに準備しておきましょう。
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