最新の音楽生成AIとChatGPTで歌詞ビデオを作ってみた【驚異の進化を遂げたSuno AI】
最近はAIツールの進化が目まぐるしく、毎日話題の新しいツールなどを試して楽しい日々を過ごしています。本当に良い時代になりました。
いつも皆様のnoteなどを読ませていただくばかりでは申し訳ないので、私も何か手を動かした成果を載せてみようと思います。
だらだらと前置きが長くなりそうなので、先ずはAIの活用により制作した歌詞ビデオをご覧ください。
歌詞、曲、歌唱、ビデオ中に流れてくる文字、殆どAIが生成したとは思えない歌詞ビデオですが、人間の作業はAIへのプロンプト指示と手直し、最終工程の動画の編集くらいです。(実際に生成を待つ時間が一番長い)
メモ代わりですので、作業工程の詳細は省略しますが、大まかに以下のような流れで製作しました。
AIを活用したリリックビデオの作り方
ChatGPTを使用した作業(作詞)
ChatGPTにログイン。https://chat.openai.com/auth/login
プロンプト指示で歌詞を自動生成(歌詞が手直しが一番多い部分)
Suno AIを使用した作業(作曲)
Suno AIにログイン(無料で5回は生成可能)。https://www.suno.ai/
歌詞と音楽スタイルを入力し曲を自動生成。
好みの楽曲をダウンロード。
TextAliveを使用した作業(歌詞アニメーション)
TextAliveにログイン(Songleと連携)。https://textalive.jp/
先ほどの音源mp3をアップロード。
楽曲名、アーティスト名、歌詞テキストを登録。
楽曲解析後、歌詞アニメーションを自動生成。
ユーザー情報ページからレンダリングを選択。
「背景透過フルHD」をダウンロード。
Stable Diffusionを使用した作業(画像)
Stable Diffusionを起動。
楽曲のイメージに合わせたプロンプトで自動生成。
好みの画像を選びダウンロード。
(他のAI画像生成で代替可能)
LeiaPixを使用した作業(画像に動きを付ける)
LeiaPixにログイン。https://convert.leiapix.com/
好きなように動きを調節して動画をダウンロード。
Wondershare Filmoraを使用した作業(動画生成)
これまでに生成した画像、楽曲、歌詞アニメーションを合成。
簡易的にエフェクト処理(テンプレを使えば3分くらいで出来ます)。
レンダリングして完成。
(他の動画編集ソフトで代替可能)
ざっくりと説明しましたが、各サービスの詳しい使い方については、専門的に解説している方々の記事を参照してください。AI生成はガチャ要素が多いので好みのものが生成されるまで何度もトライするのが大事です。
特に音楽生成は同じ歌詞、同じプロンプトでも毎回の出力がかなり違います。納得するまでボタン連打です(半分冗談ですが)。
今回、制作して特に驚いたのは、音楽生成の「Suno AI」です。
これまでにないほど日本語の歌として成立していると感じました。無料でも15回ほど生成できます。私は楽しすぎてサブスクで10ドルの課金をしてしまいました。
一つだけポイントと言えば、曲を作る際には「Aメロ(verse)、Bメロ(Pre Chorus)、サビ(Chorus)」といった部分を明示することが重要です。
また、音楽のスタイルについても、3つか4つ程度のワードを指定すると、より具体的なイメージの楽曲が生成されるでしょう。
以下の画像のような感じになります。
また、TextAliveは歌詞アニメーションを簡単に実装できるため、短時間で楽しいミュージックビデオを作成できます。
今回の音楽生成AIの進化により、一般の人々が自分たちの曲を作ることができるのは、非常に楽しいことです。今後、AI音楽はボカロのような新たな文化として広がっていくのかなとワクワクしています。これからも、AIツールを使用して作成した生成物や実験を少しずつシェアしていきたいと思います。
ご一読いただきありがとうございます。
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