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令和微妙知名度ゲームと音楽の話8「双界儀」

『聖剣伝説2の曲作った人』の作ったもう1つのゲーム音楽の頂点

双界儀

1998年にスクウェアから発売されたフルポリゴン3Dアクションゲームです。
何故かWikipediaの日本語ページがファンサイト並に書き込まれています。

どこの中古ゲーム屋さんに行っても安値で売られていて手に入りやすいです。
私はこのゲームを7円で買いました。十円玉でお釣りが!

中古で安く出回ってるって事は流通量が多い=売れているっつー事でもしかしたら凄く有名なゲームかもしれない。検索したら結構このゲームに言及してるページ出てくるし。

因みに私がこのゲームを7円で買ったファミコンショップ桃太郎はゲーム売るの辞めてカードショップになってしまいましたウワァァァァァ(>'A`)>

どんなゲーム?

パッと見は陰陽道をモチーフにした(多分)オーソドックスな3Dアクションゲームです。

3Dアクションゲーム詳しくないのですが、無双とかDISSIDIAとかキングダムハーツに空中ダッシュの要素を追加したような感じだと思います。

使えるキャラも個性豊かで、主に空中で剣を振り回すキャラに、動きは遅いが地上で棍棒を振り回す巨漢、近接攻撃を一切持たない弓矢使いのちみっ子、逆に無茶苦茶近づかないと技が当たらない扇と糸で戦う関西訛りのお姉さん(可愛い)他様々なキャラを操作して進めて行きます。

更に『ガラン石』と呼ばれる道中に存在する光る石を壊すと「経験値的なもの」が貯まり、それを利用して遠くまで技が届くようにしたり、高くジャンプ出来るようにしたりとカスタマイズ要素もあります。

「経験値的なもの」を貯めてキャラをカスタマイズするゲームは他にも結構ありますが、他のゲームと違うところは特定の能力に経験値を足して成長させても、後で能力を「減らして」他の能力に振る事が出来るという点は珍しいと思います。

つまり、「さっきジャンプ力に経験値振って高くジャンプ出来るようしたけど、上手くいかなかったから次はジャンプ力じゃなくて攻撃力に成長させて強い攻撃出来るようにしよう」とやり直しが可能という事です。

「序盤に攻撃力上げすぎてすばやさが足りなくて詰む」といったゲームが結構ある中珍しいタイプだと思います。

あと化け物を倒した時の『ぶわああああぁぁぁ!!』みたいな断末魔の叫びがクセになります。

とウリを説明したけど、

このゲーム、カメラアングルを操作しにくく、しかも解像度も粗くて画面が見にくい&醜いし操作性も無茶苦茶悪くてそりゃあもう。

面白くないという訳では無いのですが、空中で飛び道具出そうとしたら斜め下にすっ飛んだり真後ろに反転して落下したりしてしまい、とんでもなく難しいです。

具体的に書くと
「カメラが主人公の真後ろからしか映さないので敵がどこにいるか分からない」
「ジャンプ中に攻撃ボタンを押すと飛び道具が出るが、ジャンプ頂点で攻撃ボタンを押すと斜め下に突進する」
みたいな……。

文章で説明しにくいので絵で説明します。

ここから
こうしたいのに
ここから
こうなる

分かった?

プレイステーションのコントローラーって沢山ボタン付いてるんだから突進ボタンと攻撃ボタンを分けるとかしてくれれば良かったのにと思います。

という訳で私は飛び石の上で化け物と戦うステージで詰まっていてクリアしていないです。誰がクリアできるんだ。

まあ3D黎明期だったって事で。

音楽の話

このゲームの音楽、70人のスタジオミュージシャンによる生演奏で収録されています。

「劇伴に使われるオーケストラの人数合計したら大体そのくらい行くじゃないの?」などと侮るなかれ。

このゲームが発売された97年とは、まだ「ゲーム音楽」と言えば『ピコピコ音』というイメージが残っており、プレイステーションやセガサターンなどといった当時最先端のゲーム機でも殆どのBGMは令和のその辺のアマチュアDTMer以下の音質での打ち込みが当然、ファイナルファンタジー7(97年のゲーム)の1曲に肉声コーラスが使われて世界が震撼していたくらいの原始時代。

そして使われている楽器はエレキベースとドラムのパーカッションに加えバイオリン、ガットギター、エレキギター、和太鼓、肉声、ピアノetc...とアコースティックを基調とした少人数のバンドサウンドです。

決してストリングスオーケストラの人数合計して70人ではないのだ!

とりあえず聴きなさい。

キャラ選択時のBGM「Angel's Fear Again」

第一話(第1ステージ)のBGM「Quake」

少なくとも私は後にも先にもこんな曲聴いたことありません。
私と感性が異なる方でも「お、アジアンなゲームだからこういう雰囲気で行くのかな」となるでしょうが、

ボス戦のBGM「Energy」

かと思いきやボス戦でエレクトリカルなフュージョンが流れ「!?」

「97年というその時代特有の感想」ではなく、今音楽単体で聴いてもその衝撃は変わらないと思います。

個人的にはこの時の菊田裕樹は喜多郎や朝倉紀行や坂本龍一レベルで凄かったと思っているので聴け。

まとめ

ゲーム自体は無茶苦茶安いですが、いざ曲目当てでプレイしても難し過ぎて全曲聴けないので曲が聴きたいなら物凄く高いサントラの方を買った方が良いと思います。

 

(゚д゚)

問:何でお前手帳持ちの障害者なのにネトウヨ菊田裕樹の曲紹介してるの?

答:今あんななっててもこの時代の菊田裕樹は私の音楽性に絶大な影響を与えていてそう簡単に見捨てられないのです。今同人で好きにやってるみたいだけど聴きたくねえ('A`)

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