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令和話題に上がる事はまずないちょっと昔の微妙な知名度のテレビゲームとその音楽の話3「ハーメルンのバイオリン弾き」

挨拶っているのかな?

ハーメルンのバイオリン弾き

90年代に大ヒットした漫画のゲーム化作品です。

兄が原作コミックを買っていましたが、私は読んでなかったのでストーリーが原作通りなのかゲームオリジナルストーリーなのかは分からないです。

内容ですが、

主人公のハーメルを操作して相棒のフルートを投げたり乗ったり着ぐるみを着せて飛ばしたりして進めていく横スクロールのアクションゲームです。
何を言っているのか分からないと思いますがそういうゲームです。
ある程度ゲームやってるという方はスーパードンキーコングの肩車を重視したゲームと思って下さい。
フルートは一応HPありますが不死身だし痛めつけても内臓が出たりしないので安心して道具にできます。
原作も「モンスターが出た!喰らえフルートアタック!」とか「トゲが生えてる!フルート!ダチョウの着ぐるみを着ろ!」みたいな感じなんでしょうか?(何言ってるのか分かる?)

ちなみに、ハーメルがフルートを投げる経緯ですが、

ある村に現れモンスターを退治した正体不明の勇者『ハーメル』は、村のおじいちゃんに「勇者様、あの城に住んでいる魔王を退治して下さい」と頼まれ「ならばこの娘を貸せ」とフルートをスカウトする。
こうしてフルートはモンスターや壁にぶつけられたりロボットの着ぐるみを着せられて針の上を歩きながらモンスターをパンチしたりしながらハーメルに同行するのであった……。

フルートは「お前は武器だ」と宣言されて絶望するもその後おじいちゃんに「この人に着いていきます」となんかそんな感じです。共依存?

そんなゲームですが、探索、謎解き要素もあり凄く面白くて個人的には2Dアクションゲームでは三本の指が入る名作と思ってるので買ってみてください。
『セーブ機能もパスワードも無いので中断するとまた最初から始めないといけない』という欠点がありますが買ってみてください。

音楽の話

YouTubeにBGM全曲の動画あったので聴きながら読んで下さい。最高だよ。

このゲーム、勿論ゲームオリジナルの書き下ろし曲も使われてますが有名なクラシック音楽が多数使われています。

クラシック音楽ってテンションの上がり下がりが激しいじゃないですか。
トルコ行進曲とか例にしても
「(。-`ω´-)タララララン、タララララン、」
から
「・:*+.(( °ω° ))/.:+ちゃっちゃっちゃーん!ちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっちゃっ」
って突然テンション変わるじゃないですか?
ですがこのゲームは少し節削っているとはいえテンションの上下を違和感なく編曲してクラシック音楽を完璧にゲームのBGMに落とし込んでます。

個人的には上の動画の28:18〜から流れるBattle with Bassoon(モーツァルトの交響曲第25番ト短調)が印象的だったのですが、

「(;`・ω・´)ぱぱーぱーぱーぱぱぱーぱーぱーぱ」
から
「:;(;`◦д◦);ぱーーーーん、ぱーーーーん、ちゃららっらーらーらーらーらーらーちゃららっらーらーらーらーらーらー」
とテンションの上下がボスキャラのバスーンの強さとリンクしてゲームBGMとして完璧に機能していました。
その辺の興奮は実際にプレイしてバスーンと戦わないと分からないかもしれませんが。

ですが、当然

オリジナル曲もいいよ!

私は森ステージや湖ステージの曲が好きです。




(゜д ゜ )





( ゜д ゜)

ところで

個人的にあまりネットでこのゲームが話題になってた印象がないので有名じゃないのかな思ってましたが、今検索したらAmazonレビューや個人ブログやプレイ動画やら大量に出てきましたし勝手に英訳された改造版が出回ってるらしいのでもしかしたら令和話題に上がりまくってるのかもしれません。まあいいか。

あとこのゲーム、コンポーザーがプログラマーと喧嘩していたそうでスタッフロールにフルネーム入れて貰えなかったそうです。
開発スタッフが消息不明なんて昔のゲームにはよくある事です。

原作コミック買いたいけど古くてどこのブックオフ行っても売ってないんだよねえ。

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