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『問いのデザイン』出版記念ライブ 雑感

『問いのデザイン』出版記念ライブがYouTube配信されていたので、聞いたり描いたりして感じたことをつらつらと。

イベント内容とアーカイブ

2020年6月、『問いのデザイン : 創造的対話のファシリテーション』が出版されました。

そこで、6月20日(土)10:00~11:30、著者2名が登壇し、『問いのデザイン :創造的対話のファシリテーション』の出版記念ライブを行います。

著者である安斎勇樹と塩瀬隆之が、「今あえて問いたい6つのクローズドクエスチョン」を掲げ、ディスカッションを行います。
チャットにコメントいただく内容も適宜拾いながら進行していく予定です。
ぜひお気軽にご参加ください。

本はまだ読んでいない

スミマセン。実を言うとこの本読んでいないし買ってもいません。
ここ数ヶ月、さまざまな情報や感情があふれるのを見て、「これまでワークショップで語られてきた未来とは何なんだろう?」と疑問や無力感を感じてしまって。
何となくファシリテーションやワークショップというものから距離をおきたくなってました。

それでも、FacebookやTwitterにはこの本を読んだ(買った)人たちの投稿があり、このイベントの情報も流れてくるので、みんながどんな期待を持ってこの本を読んでいるのか興味があり聞いてみることにした。

(事前の「興味あり」に比べて感想を投稿する人はなく、結局わからずだったけど。)

6つのクローズドクエスチョン

もう一つの興味は、副題にある「いまあえて著者が問いたい6つのクローズドクエスチョン」。

天邪鬼である著者2名が、あえてYES/NOで回答できる”クローズド・クエスチョンを6つほど立てて、配信を通して視聴者の方々と一緒に問うていく内容を予定しています。

この試みはどうだったのか?
確かに問いはクローズドクエスチョンだけど、著者の2人が「なぜそちらの回答を選ぶのか?」を話し深掘りをしていくので、自然に対話のカタチになっていくのが面白かった。

コメント欄で回答している視聴者も、ホントはもっと「なぜ?」を語りたいのだろうなぁ、と。

入り口となる問いがクローズドであっても、問いをつなげていくことで広がりを作ることは可能だと感じた。そのつなぎ方が大事なんだけど。

グラフィック・レコーディングのこと

リハビリ感覚で描いたグラフィック・レコーディング(スケッチノート?)。
最近はどのぐらいの情報をどのぐらいの粒度で残すのがいいか、迷いながら描いている。

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実際にイベントで描くことを想定して描いているけど、目的が曖昧だとふんわりしたものにしかならない。一つ一つの問いの回答を描いても面白くないし、何となく気になったところを残しているにすぎない。(4つ目5つ目の問いなんてほとんど情報残っていない。)

どう描くのがいいんだろう?

著名人のイベントなら描く人いっぱいいると思って、違いを見てみたかったのに、描いている人も見当たらなかった。ファシリテーション好き・対話好きに注目のイベントではなかったのだろうか?

まとまらない

まだこの本を読んでみようとは思えていない。
人と話したい、話を聴きたいと思っているけど、誰と何について話したいのかわからない状態。問いを立てる以前の問題。

そんなワケで、今日も方向性の定まらないnoteを書いている。

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