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「シングルマザーに起業という選択肢を。」グラミン日本、設立5周年を迎えます!

マイクロファイナンスという手法を使い、開発途上国のみならず、欧米先進国でも貧困削減に効果を発揮しているグラミン銀行―その日本版として2018年9月に法人を設立し、活動を本格スタートした一般社団法人グラミン日本が、この9月に法人設立5周年を迎えます。
 
近年、グラミン日本は特にシングルマザーや非正規職の女性を支援する活動に注力しており、彼女たちの起業や就労をサポートしています。
 
グラミン日本の中核事業であるマイクロファイナンス事業では、融資の際に5人一組のグループを作り、センターマネージャーと呼ばれる融資担当者が伴走支援することで、5人がお互いに励まし合って進んでいく仕組みを整えています。
 
実際にグラミン日本のマイクロファイナンスを利用したグラミンメンバーの遠藤さんと塚越さんが、2022年5月の活動報告会でその特徴を語ってくれました。


遠藤さん(2020年3月融資実行、イラストレーターとして活躍中)

グラミン日本のマイクロファイナンスの特徴は3つあると感じています。「金融教育を受けることにより、家計の状況を客観的に把握できる」「ワークショップで事業面の勉強ができる」「5人一組の仲間と励ましあえる」です。
 


塚越さん(2022年6月融資実行、フリーランスデザイナーとして活躍中)

自分が融資を受けて一番変わったこととして資金的に余裕ができ、心のゆとりも持てました。また、事業をするにあたって融資を受けることの意義を理解でき、「借金」と思っていた融資に対する考え方が変わりました。



グラミン日本は、本日ご紹介したマイクロファイナンス事業のほかにも、休眠預金事業、デジタル就労支援事業を手掛けており、今後も様々なかたちの「一歩を踏み出す機会」を提供していきます。
 

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