あじねこ

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最近の記事

勝手にサービスを高いという顧客

サービスを提案した際に高いという方にも2種類いると思っています。 ①手間がそれほど掛からないはずなのに高い ②予算に合わず高い ①の方々は、顧客である自分が納得しない水準だから高いと主張するだけの方々なので相手にしても仕方ないと思っています。 企業は研究開発、広報、人材育成など様々な予算をかけています。もちろん需要と供給があり、市場価格が形成されていれば市場価格に合わらせるように価格は調整するでしょう。市場価格はあったとしても前段の埋没費用は存在し、提供するサービスの価格に

    • 有料でお願いごとを受けるコツ

      動画作成や健康相談など無料で色々と頼まれてしまう人からそれらを有料にしていけば良いかという相談を受けたので回答した内容のメモです。 なぜ、相手方は無料で有料に相当するサービスを受けられると思うのか、どのあたりに相手方と自分の考え方にギャップがあるのかと考えてみました。 パターン1.有料という認識はあるものの、友人割引により無料になると認識している 友人、知人割引という感覚を相手方が持っている。通常は有料のサービスではあるが、相手方と自分の関係により割引で無料にしても差し支

      • 賃上げと税制

        なぜか企業の税率が下がれば、賃金が増えるという発想をする人が多いですが不思議です。 色々な税金はありますが、法人税は所得部分に対して課税されます。 細かく議論をすると場合分けが膨大になるため乱暴な議論になり申し訳ございませんが、収入-費用=所得であり、賃金は費用に内包されます。一方で所得部分である利益は一般的に株主に帰属します。 まず、所得にかかる税金が高い場合、法人税の算定根拠となる所得を圧縮するために費用を増やすインセンティブが発生します。その場合、中長期に渡る設備

        • 民主主義とは

          昨今、やたらとマイノリティーの尊重についてお話にあがります。 もちろん、誹謗中傷や迫害などは許されることはありません。一方で現代社会は民主主義です。 マイノリティーを尊重することが最大多数の幸福につながる、そういった事柄であれば積極的に応援されることに違和感はありません。 最大多数が許容できる程度の我慢をすれば、マイノリティーを含め、社会全体が最大多数の幸福につながる、こういった負担も理解されるでしょう。 では、マイノリティーを尊重するために、多数派に許容できない負担

        勝手にサービスを高いという顧客

          ワイドショーシンドローム

          ワイドショーシンドロームとは、私が勝手にそう呼称している事象です。 社会の中である事柄を論じる時に当事者でなく、または当事者意識なく、問題の解決ではなく、建設的議論ではなく「あるべき論」や「正論」をコメントし、自身が知識人であるとマウントと共感を得ることが好きな方々をそのように定義しています。 由来となるのはテレビのワイドショーです。ワイドショーは共感を得ることを目的に情報番組としてエンターテインメントを提供しているわけであり、ある側面では無責任な言動も含めたコメンテータ

          ワイドショーシンドローム

          カリギュラ2 - 感想

          Caligula2/カリギュラ2とは2021年6月24日にフリューから発売されたゲームソフトです。私はswitch版を購入しました。 2016年6月23日に発売されたCaligula -カリギュラ-の続編となります。 オススメ度 ★★★★☆ 感想(ネタバレなし) 前作と比べて戦闘時のストレスが緩和されていたり、やりこみ要素がやりやすくなっていたりと全体的にポジティブな印象です。一方で前作と比べてキャラクター達が抱える闇がマイルドになっている印象があります。ただし、前作の場

          カリギュラ2 - 感想