第9回 うつ病寛解の為のマインドフルネス part1

 こんにちは。社会復帰を目指すASD、うつの2児パパです。

 うつ病になりやすい人は、同じ事をいつまでもクヨクヨと考える反芻(はんすう)思考をしています。
 反芻思考は、自分の欠点や過去の失敗など、ネガティブなことをただひたすらに考え続けるだけ。そうすると、目の前の問題に対する思考力が下がり、新しい問題を抱えるだけでなく、友達も失っていくことにつながります。

 こうした反芻思考を止める方法があります。

 運動です。一定時間、反芻思考を止めるだけでも、うつ病の治療には効果があります。

 ほかにも、うつ病治療に効くものがあります。

 それは、視点を変える事、メタ認知です。
 
 メタ認知とは、自分を客観的に見るという事です。

 客観視するには、第三者からアドバイスをもらうほかに、①自分と他者を置き換えて見てみるということ、②長期的アドバイス、③最悪の状況を想定、することが必要です。

 ①は、他人の失敗なんてどうでもいいけど、自分が同じ失敗をしたら、その自分を許せないなんてことないですか? 人間は誰でもミスをするもの。
そう考えられると、失敗を恐れずに、自分らしい行動ができます。

 ②自分にアドバイスするときは、長期的な目線で行動をとるようにする。
 例えば、人に質問したいけど、恥ずかしいからどうしよう、、、という状況。
 あなたならどうしますか?
 長期的にみたら、聞いた方が自分のためになりますよね。だから、自分へのアドバイスは、長期的なスパンで考える。

③これは説明する必要ないですね。最悪の状況が想定できていれば、少しの安心感が生まれるからです。

 私たちの人生は基本的にはto be continued 。続いていくわけです。

 失敗は怖くない。経験値が少なかっただけ。そんなふうに考えれれば、挑戦する回数も増えていき、それが結果的に成功をつかむ可能性が高くなります。
 
 ほかにも、自分を客観的にみる方法があります。それが、マインドフルネスです。

ここから先は

1,254字

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?