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【1枚のサービス説明資料】自分のサービスを1枚で説明してほしい!


制作画 

使用ツール:Keynote
使用素材元:https://pictogram2.com/

ご依頼について

目的

  • 自分のサービスを初見の方にお伝えするのが難しく、言葉のみでは説明しきれない

  • 初めてお会いした人へサービスをわかりやすく伝える資料が必要

  • お会いした人にメール添付したり、クラウドワークスなどにサービス説明資料として掲載したい

ご依頼背景

応用行動分析学に基づいた行動デザインで目標達成を支援するサービスを提供しているが、初めての人に説明するのが難しい。かつ、サービス説明をしようとすると、どうしても自分のキャリアの話に引っ張られて、肝心のサービス説明に至らないことがある。初対面の人にもサービス内容が伝わる資料を作成してほしい。

ご依頼者

櫻井祐弥様

1987年11月20日生まれの堺市出身、妻と子供2人との暮らし。沖縄に移住してから16年目、行動コンサルタントとして活躍。かつてはイルカ調教師でしたが、魚アレルギーを発症。仕事では、行動科学やコーチングを駆使し、忙しい方の1ヵ月100時間を作るお手伝いをしています。「気づけば忙しくなってしまう」を行動から改善することに情熱を注いでいます。

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制作ポイント

イルカじゃなくて、サービスの説明がしたい!

自分のサービスは元イルカ調教師時代の経験と知識が元になっています。しかし、お客様とお話ししていると、いつの間にかイルカの話になってしまって、サービス内容の説明まで辿り着かないのです。

櫻井祐弥様

櫻井様の元イルカ調教師というユニークな経歴についつい目が惹かれてしまいますが、今提供しているのはその経験と知識を応用させて、目標達成や行動変容を促すサービスです。

お客様に自己紹介すると、やはり「イルカ調教師時代」に話が飛んでしまうとのこと。かといって、自分のサービスのベースとなる知識や経験はイルカ調教師時代に身についたものなので、過去を全て飛ばして説明することはできません。

私もイルカの話が気になりつつ、まずはそもそものサービスをじっくりお聞きすることにしました。

私も初めて知ることばかりで楽しいヒアリングでした


「頑張らない仕組みづくり」の言葉がひらめく💡

今回の依頼の難どころは下記の点でした。

  • イルカ調教師としての経験に基づいたサービスではあるけども、イルカ要素は減らして説明しなければいけない

  • 一般の人からすると「応用行動分析学」に馴染みがないので、学術用語を使わずに説明する必要がある

  • メール添付で使用されるため、図を説明する人がそばにいない。資料単独で説明し切らないといけない。


サービスの根幹を成すのは応用行動分析学。

食事、体重計に乗るなどの動物のトレーニングは応用行動分析学に基づいて行われていますが、実は元々人間を対象に研究されてきていた学問です。動物の訓練のほかに、教育や医療、福祉、看護など様々な場面で用いられています。

櫻井様が提供するサービスではありたい姿や目標達成に向けた習慣づくりをサポートしています。

コーチングで本当に達成したい目標設定を行ってから行動を変えていく

飲んだり、歩いたり、話したり、スマホでアプリ開いたり、電気をつけたり、、、
細かく分解すると様々な行動の連続で日々私たちの日常が成り立っており、さらに、行動の中でも無意識にできるもの、意識しないと動けないものもあるでしょう。

櫻井様のアプローチでは行動の原理原則に則り、目標に向けて無理なく好ましい行動を増やし、目標に悪影響の行動を減らしていきます。

普段の自分の行動を大きく変えるには決意だけじゃ足りないことも。
例えば「明日から毎日〇〇するぞ!」と気合を入れて、3日坊主になった経験はないでしょうか?。

櫻井様のアプローチではマインドを一旦脇に置いて行動そのものを変えていくので行動の結果も出やすくなり、さらに行動のポジティブな結果に影響されて前向きなマインドへ徐々に変わっていきます。

話を通して櫻井様のサービス概要を理解しつつも、動物の話も聞けてとても面白かったです。

しかし、話を聞けば聞くほど、そもそも何を説明するべきなのかこんがらがってきたので、紙とペンで物事の関係性を整理してみました。

意外と紙とペンの方がまとまりやすい

「頑張って無理している状況は本人にとっても大変だし、その結果が現状維持であれば余計に辛い」がヒアリング中に印象に残っていた言葉であり、頑張らない仕組みづくりをサポートすることがこのサービスの価値ではないかと思い始めました。

下書きを詰めているうちに
「行動変容のプロだからこそ、楽に結果につながるように行動を変えられる」
と、資料で訴えたいことが決まってきました。

2回目打ち合わせで言葉と図のニュアンスをすり合わせる

一旦手描きで下書きしたものをスライドに落とし込んで、最後にニュアンスや図を詰めていく作業に入ります。

今回はKeynoteユーザーであったため、Keynoteで資料を作成することとなりました。graphiccaではご自身で変更できるようにデザインの原本を手渡しすることを意識して作成しています。

言葉や資料の方向性をさらに詰めていきます

今回は経営者やビジネス向けとのことだったのでPOPさは抑えめにしつつ、かつ櫻井様のカラーである「ピーコックグリーン」を基調に色付けさせていただきました。

今回,少し難しい内容を依頼しました。 納品の際に、少し不安げな表情が印象に残りましたが、納品されたものは満足のいくものだったので、自信を持ってもらえたらと思いました笑

櫻井祐弥様


RION’s コメント

今回は何も知らない人にわかりやすくまとめるのが大変だったので、「これでニュアンス間違っていないかしら・・・」というドキドキ感が顔に出てしまいました笑
お話を伺う中で、行動には原理原則があり、意思に頼らなくても変えられるということが私にとっても発見でした!今回は素敵なご依頼ありがとうございました。

graphiccaサービスページ
(お問い合わせはこちらから!)

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