僕は電源タップは固定する人間です．

電源タップを固定するとごちゃごちゃしないですっきりして見えるのが好きです．

壁にネジで留めできる電源タップはいくつか売っていて，2種類持っています．

エレコム 電源タップ

エレコムの電源タップは10個口でかなり多く，これさえあれば大丈夫って感じです．ただ，価格が高めで気軽に買い足せない．．．

IKEA KOPPLA

IKEA のはねじ穴が綺麗に隠れるのが気に入っています．でもこれは口が少ないのが難点です．

固定できない電源タップをどうするか

　こういった商品は種類が少なく，値段も高いです．

　個人的には全ての電源タップにねじ穴があいてるべきだと考えているんですが，残念ながら僕が持っている電源タップは固定できないものが多いです．

　というわけで，僕は「固定できない電源タプをどうやって固定するか？」という課題にしばしば取り組んできました．

クランプで固定する

　Cクランプで机の天板などの板と電源タップを挟んで固定する方法です．

・固定する場所が限られる．
・クランプが出っ張る，見栄えが良くない
・クランプを絞めすぎて電源タップを破損する可能性がある．
・電源タップにある程度の面積が欲しい

などなどの問題がありました．

結束バンドで固定する

結束バンドを巻いて固定する方法です．

・固定する場所が限られる．
・見栄えが良くない

やはり上記のような課題があり，満足していませんでした．

3D プリンターで固定用のパーツを作る

3D プリンターを手に入れたことでようやく実現した方法です．

今回はこの方法でIKEA の電源タップを固定していきます．

パーツの設計

 電源タップのサイズを測って，ぴったり合うような固定パーツをfusion 360 で設計します．

 3D モデルのデータは以下からダウンロードできます．

パーツの印刷

 設計したデータを3D プリンターで印刷します．

完成したパーツがこちら，1つあたり1時間程度かかってます．

真ん中にネジ用の穴が開けてあります．

電源タップの固定

　ネジで留めているので，かなりしっかり固定することができました．見た目もすっきりしていい感じですね．

　この電源タップ，4つあるので量産できそうです．