お正月映画三昧

浅草キッド

ほとんど前情報なしで柳楽優弥が見たくてみました。
大泉洋との組み合わせも興味深かった。

大泉洋は若く見えるので柳楽優弥との師弟関係がいまいちしっくりこなかったけど、スターっぽさはピカ一ですな。
鈴木保奈美が姉さん女房でとてもきれいでうっとりする。

所々ご本人が出てくる演出は要らなかったんじゃないかなと思うのだけど、ご存命の間に作られた自伝ものなのでそういうのもありかなとは思った。

時代の空気感を楽しみました。

猟奇的な彼女

初見です。
評判通りのおもしろさでしたね。
構成とそれぞれのキャラクター、惹きつけられるシーンの数々。
韓国映画は雰囲気出すのがとても上手いですよね。
外国人俳優だからそう思うのか、なんなのか。

ギャグとシリアスを行き来するテンポがホント素晴らしくて熱中してしまう。

主演のお二人の熱演も素晴らしくて引き込まれた
あとの最後の最後であっと驚く展開も素晴らしかった。
韓国映画贔屓です。

やはり名作と言われるものは名作。

タクシー運転手

これも前から気になってたやつ。

この主演の方、有名な韓国映画にだいたい出てる(笑)
這いつくばって生きてる感じを演じるのがうまいんだろうなぁ。

キムチのシーンがホントに良かったですね。

ホントに辛いのスタッフさんが用意したんでしょうな。ずーっと顔真っ赤だったもん(笑)

その日暮らしで生きる人たちの生活感やそこに漂う虚無感を一身に浴びせられるのが韓国映画の醍醐味ですよな。
邦画ではそういうの描かれてても「清貧」みたいな感じか脇役の出自とかそういうとこでしか描かれないけど、そういったところをメインにどんと据えてくるのが韓国。

あとこの映画は実話を元にしているようですが、タクシー運転手のパーソナリティは完全にフィクションのようですね。(製作当時は見つかっていなかったそうなのでしょうがない)

そこをリアルに描くと全然違う映画になったでしょうね。
そこはフィクションでむしろ良かった。

嘘八百

コメディ見たくてみました。
Netflixで「三谷幸喜」で検索したら何故か出てきたんですな(いまだに何故かわからない)

なんかこの映画は流れが悪い感じがしましたね。

痛快復讐バディものといったジャンルなんだろうけど、どれも中途半端な感じで思いっきり楽しめなかった。

最後の結婚式のシーンなんて唐突すぎて最後の最後で一番のもやっと感を残しました。

見終わったあと「いったいどうすれば…」となりました。

万引き家族

さっき韓国映画ではその日暮らしの…邦画ではそういうのないと書きましたが、この映画は邦画では珍しいその日暮らしの人たちのそれでしたわ。

でもやはり悪役なんだよな〜
日本はやはり基本、「豊かで安全な国」なんでしょうね。

「誰も知らない」の是枝監督の作品ですね。

子役の使い方がうまいですよね。
年月を経てりんちゃんがお兄ちゃんに馴れていくところがほんとにすごいなと思いました。

血が繋がっていない人たちが家族のようなフリをして生活していて、上手く行ってたはずなのにふとしたきっかけで崩壊する。

その裏には子供であれば目を背けたくなるような事実が隠されていて、それを突きつけられたときにどんな選択をするんだろうと。
答えは観客のご想像におまかせしますという形でしたが、なんだか夢を見させてくれるような映画でした。

でも現実はきっとシビアなんでしょうな。

女王蜂

金田一耕助シリーズ大好きなのです。
何だか訳アリの登場人物がわんさか出てきてやっぱり訳アリの事情が明らかになって秘密を抱えたまま悲劇的な結末を遂げるという、鉄板の流れが好きなんですな〜

昼ドラをもっと猟奇的にした感じと申しますか…

役者さんも安心安全の皆さまであ〜美しい…と惚れ惚れしました。

宿の女中さん?がいいですよね。いい役。

正月休み最後にいいチョイスでした。

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