この４連休に初めて北アルプスの表銀座を縦走。北アルプスは以前に薬師岳を一泊で登ったのと、２ヶ月前の一泊で蝶ヶ岳。今回３回目で、２泊以上の山登りは初めて。ワインやおつまみ、着替えなども入れすぎ、荷物が若干重い…

１日目　中房温泉ー合戦小屋ー燕山荘ー燕岳ー燕山荘

２日目　燕山荘ー大天井フュッテー牛首展望台ーヒュッテ西岳

３日目　ヒュッテ西岳ーヒュッテ大槍ー槍ヶ岳ーヒュッテ大槍

４日目　ヒュッテ大槍ーババ平ー槍沢ロッジー横尾山荘ー上高地

１日目。当日の朝6:30に関西からのメンバー４名と沢渡で合流。車１台で中房温泉に移動。車は最終日に沢渡まで陸送してくれる。

朝9時前から燕岳登山口から登り始める。合戦小屋まで、かなりゆっくりペースで３時間。合戦小屋では、スイカが名物のようで、８分の１くらいのサイズが５００円。美味い！

合戦小屋からは、１時間程度で今日のお宿の燕山荘に着く。

荷物をデポして、燕岳に。燕岳と言えば、イルカ岩！そのままやん。コマクサもたくさん咲いてる。

山小屋に戻って、夕食時間まで、持ってきたワイン、また、リーダーがその場で作ってくれたローストビーフ、おつまみで小宴会。

部屋は屋根裏部屋という感じだが、コロナ対策で少しゆったり。夕食では、山小屋のご主人の映像を使ったトークとホルン？の披露。夕食も品数も多く美味しい。北アルプスの山小屋全般に言えることだが、他の山小屋に較べると、設備、食事のレベルが高いです。そして何よりすごいのは、トイレが水洗！また、沢の水を汲み上げてるのか、水が飲料水で無料。なかなか素晴らしい。過去最高の快適さでこれからの縦走に期待が高まる。

まだ、登山を趣味にしていなかった30年以上前に初めて富士山に登った時のこと、はじめての山小屋で、となりの知らない人と肩が触れるようにして眠るのもかなりの衝撃だったが、それ以上に驚いたのは寝具のその臭いこと！最近では、寝具が臭い！という山小屋には遭遇しなくなったのは結構なことだが、まだまだ改善できるんじゃないかな。コロナ対策で、受け入れ人数を抑制せざるをえず、山小屋経営も大変だと思うが、これを機会に価格を上げても、もう少し快適さを重視した部屋を増やすとか。山小屋がもっともっと快適になって、泊まってもいいかなと思う人が増えればいいなあと思う。

夕食後に外に出て日没時の燕岳やテント場を眺めましたが、ほんと絵になる。山に登って「よかった、シアワセ」と思える瞬間です。

②につづく