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新中1の子へ、元不登校から伝えたいこと

 はじめまして、モカです。
 今回は、春から中学1年生になる子たちへ伝えたいことを書きました。中1でこの記事を読む子は少ないかと思いますが、参考になれば嬉しいです。


私について

 
 まず、簡単な自己紹介から。私は現在、通信制の高校に通う高校生で、中学時代では学校に行けない時期がありました。(これについて話すと長くなるので、またの機会に)
 そんな私が高校生になって、学校に行けなかった時期を振り返ることがあるのですが、今思えば後悔している選択もあります。この苦い経験がお役に立てればと思い、この記事を書くことを決めました。
 私が伝えたいことは、4つあります。

勉強について

 1つ目は、勉強についてです。
 私が毎日実感しているのは、中1の時点で勉強の習慣が定着していることの大切さです。習慣、ホント、大切。
 勉強は積み重ねが大事なので、習ったことは解き直しをしたり、ノートや教科書を読み返したりして、きちんと復習しましょう。
 これから部活などで疲れて、勉強をするほどの気力がない…という時もあるかと思います。その時は、ノートや教科書を読むだけでもいいので、少し頭に入れてみることがおすすめです。

 それと、周りにすごく成績のいい子がいて、自信をなくしてしまうことがあっても、大丈夫です。悔しい気持ちをバネにできる子ならそのまま突っ走って良いのですが、あの頃の私みたいに、自己嫌悪してしまう子もいると思います。
 「あの子に勝つ」ことよりも、結局は勉強を続けられることが大切なので、自分のためにコツコツ勉強を続けていきましょう。勉強は自分にとっての財産になります。

部活について

 2つ目は、部活についてです。私は、中1の部活選びを今も後悔しています。絵を描くのが好きで、体験入部も楽しかったことから美術部に決めたのですが、
・部員の一人から、嫌がらせを受けるように(体験入部でいたことを知って入ったが、入部後に嫌がらせがあった…)
・美術については特に教えられなかった。ゆるいお絵描きグループといった感じの雰囲気。先輩は優しい。

⇒嫌がらせが原因で、部活に行くのが辛くなった。親友がいて、早く帰れる◯部に入っていれば良かった…。

 このことから気付いたことは、
・体験入部で文化部と運動部、両方の部活に行ってから決めた方が良い
・自分に嫌がらせをしてくる人とはなるべく違う部活にする手もある
・やりたいことや、習い事がある場合は、早めに帰れる部活もチェックしておく
 ということです。好きだから、というだけで決めるのはあまりおすすめしません。いっぱい考えて、決めた方が良いと思います。
 もし部活に通うのが辛くなったら、転部について先生に聞いてみましょう。

人間関係について

 3つ目は、人間関係についてです。いやあ、中学は本当に人いっぱいですよね…。小学校では人間関係に特に悩まなかった私でも、中学では色々とありました。
 人間関係で心残りなのは、
・嫌なことをしてくる子に対して、嫌だとはっきりと言えなかったこと。
 です。

 このことは、本当に後悔しています。中1の頃、嫌なことを何度もしてくる子がいました。怒られたことがないタイプでしょうか、無自覚で嫌なことを人に言ってくる子です。
 私は「言ったほうがいいよね…」と思いつつも、みんながいる場で言う勇気がなく、そのまま学校に行けなくなり…。久しぶりに再会した時も、その子は私に、みんながいる場で嫌なことを言ってきました。

 悲しいことに、他人から言われないと気付けない人がいます。もし、同じようなことがあったら、一回考えて、「そういうのは良くないよ」「やめて」のように、自分の気持ちを伝えましょう。
  それで相手を傷つけたと思ったら、すぐに謝って、気をつければいいんです。中学校は、本当に狭い世界です。周りのお年寄りの方も、そう言っていました。

もし学校に行けなくなったら

 4つ目は、学校に行くのが難しくなった場合、どうすればいいのかについてです。今まで問題なく学校に通えていたとしても、ストレスなどが原因で、突然学校に行けなくなることがある人もいます。そうなった場合は、別室登校という選択肢もあります。
 (もしかしたら、次回以降この話題について色々と書くかもしれません。)

 中学時代、私が学校に行けなくなってしばらく経った後に、周りの大人から別室登校を勧められました。
 別室登校と言っても、私の場合は出席日数として認められる、校外の学習室です。半年以上通い、先生に教えてもらいながら勉強していました。おかげさまで、学校の勉強にもついていけていました。先生方には、本当に感謝しています。

 中学校に行けなくなっても、未来の選択肢はあります。辛い環境から一回離れてみて、体調や気持ちを整えることも大切です。ゆっくり、少しずつ進んでいけば良いのです。

最後に

 重い話も混ざっていますが、なんだかんだで中1の頃は楽しかったですし、辛かった思い出も割り切れるようになってきました。
 個人的には、あの時もっと人と交流したり、ボランティアに参加したり、作文や絵のコンテストに出したりしていれば良かったなーと思っています。

 体力的にきつくても、楽しく過ごせたあの時間は、今も大切な思い出です。充実した3年間が送れるかどうかは、自分の行動にかかっています。今できること、大切なことを意識しながら進んでいきましょう。
 それでは、良い中学生ライフを!🌸👔

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