【薬学】薬学における複素環について

初投稿になります
まさかず と申します
薬学部で化学の勉強をする際にどうしてもついてまわるのが構造式です
それどころか構造式は化学のみにとどまらず、生物や薬理でも今や必須の内容です
そして薬の構造式において国家試験でもよく問われるのが複素環についてです
薬の構造式が書いてあってその部分構造が点線で囲まれ、「点線で囲まれている構造は○○○である」のような1文が選択肢にあることなどよくある話でしょう
ただ、言ってしまえばこの1文のためだけなら他の選択肢の正誤さえ判定できればわざわざ複素環を覚える必要なんかないのでは?と思う人もいるはずです
ですがハッキリ言ってそれは危ないです
なぜなら他の選択肢の正誤が確実に判定できる保証がないからです 
試験は確かに運が絡みます それゆえに本番で自分がわかる選択肢が多ければそれはよかったことでしょう
ではそうでなかったら?2つ選べという問題で複素環について問われている文を含めて3つの選択肢が残ってしまった場合どうしますか?完全に運に任せて3分の2で当たることを祈るしかなくないですか?
そんなことをするぐらいなら自分が知ってる複素環を1つでも増やして正解できる確率を高めた方がはるかに頭がいいです
大学受験の時に英単語の勉強をして1つでも多く覚えろと言われたのと同じです
暗記してさえいればそれだけ正解できる確率があがるのだから、特に化学が苦手な人からすれば絶対に必要なことだと思います

さてここで問題なのがその複素環たちをどうやって覚えていくかということです
書いて覚える?毎日眺める?いずれにせよ人によってやり方は様々です
ただ私はどうも普段使いをしないと頭からどんどん抜けていってしまう人間で、いくらやっても覚えられませんでした

そこで私は思いました
ただ見た目と名前を覚えるだけでは絶対に頭に入らないからもっと情報を集めてプロフィール増やせば覚えやすくなるんじゃないかなと
これは人間関係と同じだと思っていて、名前と顔だけ言われても人のことなんて覚えられませんが、実際に会話してみて、例えば趣味の話とか、そういった追加情報があることでその人がどんな人か覚えやすくなるじゃないですか?あの要領です

そこで私が注目した複素環のいわばプロフィールなのですが、名前の由来です
ピロリジン、ピロール、ピペラジン…と色々あると思いますが、そもそもこれらの名前がどうして似ているのかなど、調べてみると意外とおもしろいです

もちろんものの覚え方など人それぞれなので語源から覚えるやり方をしろとものではなく、むしろ一つの手段として紹介したいというか、ただこの記事を読んで興味を持っていただけたら幸いかなと思います






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