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サーキットの横断幕サイズの話

2022年のWEC 6H富士で初めて横断幕を作りまくったので、検索してもなかなか出てこなかった横断幕のサイズ感などを書いていきます。
※サーキットによっては横断幕に関するルールが掲載されています。
しっかり調べて製作することをおすすめします。

結論「幅360cmぐらい(最大)×縦90cm」(※富士スピードウェイの場合)

と、いうかんじでした。

下の画像がサイズの比較+素材の比較になります。

楽しかった~

左:市販のポーランド国旗+自作文字入れ(お友達作)
  サイズ:132cm×88cm
中央:生地ターポリン
  サイズ:120cm×60cm
右:生地トロマット
  サイズ:180cm×60cm
ちなみに総横幅は写真から推定してのものでちゃんとはかっていないです。

・サイズ感について

まずは縦について
正直、高さ60cmは失敗したなと思いました
上の写真のようにグラスタ側から見た場合は高さが90cmでも60cmでも大差ない感じではあるのですが・・・。

ピットビル側から

ピットビル側から見ると「私の横断幕しょっぼ!!!!!」と感じました。
FSWの横断幕OKの手すりの前は決勝日は当然お客様が座るので,下の方は隠れてしまうものの、この写真を撮った金曜日のセッションなどお客さんがいないときでもチームにエールを送りたいと考えるとちょっとわかりにくかったな・・・と思いました🥺

幅に関しては長い方が映えますし良いとは思うものの、スーパーGTみたいに横断幕が混み合うカテゴリもあるので初めて作るのであれば、90-180cmぐらいのものでよいのではないでしょうか?WECは私の横断幕を貼った隣のブロックからがTGR様のエリアになっていて横断幕掲示禁止になっていました🥺🥺
ちなみに今回はお隣のフィジケラさんのバナーをご厚意でいっこずらしていただき掲示させてもらいました。ほんとにありがとうございます。
こういった事もあるので幅は控えめに高さは最大がいいのかな、と個人的に思っています。幅90cmで作ったデレトラズくんのバナーはご本人曰く「ちゃんとみえたよ」との事なので幅が狭くても見てくれるらしい・・・?

金額感としてはターポリンが4000円ぐらい?トロマットが6000円ぐらいです。

生地(素材感)について

①ターポリン

王子にはサインをいただけました

超厚手のレジャーシートみたいなゴワゴワした質感。
工事現場の目隠し布のような頑丈な布です。
メリットとしては安い・水をはじく素材の為雨天でも安心
デメリットは重い・折ると印刷が禿げそう
と、言った感じでしょうか?あと白地の生地にプリントするので濃い色の発色が多少くすみます。使用頻度が低かったりするであればこちらで十分だと思います。あと、サインをいただいても書きやすそうでした!

②トロマット

PREMAチームあてに作った横断幕は感極まって押し付けて帰った私ですが
この写真が一番質感がわかりやすいのではないのかと思いましたので引用。
ポロシャツの生地のような感じです。確か・・・
重さはかなり軽く、洗濯やアイロンがけも可能なので使用頻度が高い場合はこっちの方がいいかなと思います。また印刷の発色もよく、マシンやヘルメットを描いてもきれいに再現されます。
デメリットはターポリンに比べて値段が高い所、おそらく水を吸収する素材なので雨天時の持ち帰りが大変そう・・・という感じです。

デザインについて

これに関してはとにかく字は大きくはっきりと!というように思います。PCで作業しているとモニター画面上での見栄えが気になってしまって製作しました。が、サーキットで設置して「字、ちっさ!!」と気が付きました。
正直全体の70%ぐらい文字でもいんじゃないかと思います…。
目立つというか、エールを送りたい選手やチームが認識してくれることが大事ですもん!ということで字は大きくです。

余談ですが、外国人選手の「日本の文字」の認識について。
今回、横断幕や団扇やらを製作しautographセッションで本人に見せた際の反応を書いておきます。団扇文字のカタカナは文字じゃなくて絵に見えるみたいです。つか、私の推し様は「これは文字なんだ。絵だと思った」とおっしゃっていました。日本語(カタカナとか)で何か製作するより筆文字フォント系でお名前やメッセージを作ったほうがいいのかもしれません。

最後に

今回、製作するにあたって「こうすればよかった」という経験談込みでいろいろ書いてみました。何かの参考になれば嬉しいです。
自分的には「しょぼいなぁ」と思ったものでも選手やチームは本当にめちゃくちゃ喜んでくれてました。WECは年に一度でF3やF2時代から応援していた選手たちが日本に来てくれるので・・・と勇気を出して作ってみました。もし作ってみたいけど・・・どうしよう?と悩んでいる方がいたら絶対作ったほうがいいよ!とおすすめしてこのnoteの締めといたします。


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