見出し画像

【信用スコア】ポイント上げたければ〇〇するのが一番!

 どうでもいい話をするが、クリスマスを人と楽しみたいのなら、最低限の食事マナーは勉強しておくに越したことはない。
 一応クリスマスケーキを買ったのだが(客席ありの店で)、客席でカップルの男の方が「迎え舌」っていうの?口全開で舌ベローン出して食べちゃうやつ。それの最強バージョンみたいな感じでケーキ食ってんだよね。
 もう無垢の巨人が人間食ってるようにしか見えんのよwww

 多少の迎え舌なら「いい食いっぷりだな」で済むけど、もう「お前の舌どこまで迎えにきてんだよ!執事かよ!!」ってくらい迎え舌されるとちょっときついよなー。でもそれをガン見してる俺が一番きっつい奴なのは内緒だぞ(笑)。

 そんな様々な人達が普段どういう店に行っているか、そこでの振る舞い・評判はどうなのか?勤め先は?貯金は?…みたいのが全部点数化されるとしたらどんな社会になるだろう。

 実は既にアメリカ・中国では国民の重要評価基準として、この考え方が幅広く活用されている。信用スコアって呼ばれてる制度だ。
 今回はそんな「信用スコア」の特徴や目的について深く、そしてよこしまな目で掘り下げていこうではないか。



信用スコアとは?

 まずは信用スコアの概要について話しておこう。信用スコアとは個人の信用力を多角的な視点から数値化したもので、年収や資産、借入の状況や返済履歴といった個人情報に加えて、性格やウェブでの行動履歴・購買履歴、SNSの使用履歴などの情報も加味した上で、最終的にはAIが数値化・可視化するというものである。

 つまりその人の支払い能力や誠実さなどの「信用」が可視化されるということだ。

 特にフォロワー数や、自身が発信しているツイートやブログの内容、といった、SNSの評判までがスコアに大きく影響するのが、信用スコアのエグいところでもある。



高得点者の恩恵と低得点者の制約

 信用スコアの最大のメリットは「得点を上げれば賃貸マンションの審査や、商売をする為の融資、そして住宅ローンなどを簡単に組むことができる」という事だろう。信用スコアが高得点であればフリーランスでも融資を受けやすくなるし、賃貸の審査が簡単に通るようになるのだ。
 フリーランスの人間にとっては信用スコアは非常に有り難い存在になるだろう。

 一方スコアの点数が低い場合、高得点者の真逆となる。一番エグいのは高速鉄道や航空機の利用が一定期間できなくなることだろう(中国)。
 これって信用スコアが上がれば、益々資産が増えるし、逆に下がれば益々資産が減る桃鉄100年プレイみたいなもんだな。最後の結果発表で総資産が出るけど

  • 1位さくま社長 85億3920万円 

  • 2位どいん社長 35億4150万円

  • 3位えのん社長 5億840万円

  • 4位ぐり社長  ◯ ◯

 これくらい差が出るんじゃない?ちなみにぐり社長の総資産は伏字ではない。ナゲット2個だwww



結局声のでかいやつが勝つww

  そんな信用スコアシステム。こいつは正直者が馬鹿を見る世の中に、新風を吹き込んでくれるのでは?ついに努力が報われる社会になるんじゃないか!?ふるえるぞハート!燃え尽きるほどヒート!!刻むぞ血液のビート!!!


………




出典:プリ画像

 アホか!そんなおめでたい事考えてるとドラえもんにも呆れられるぞ!!(最近こんなパターンばっかやなww)
 今からその理由をコンコンと説明していこう。

 日本の「信用できる人ランキング」って、大体こんなかんじではないだろうか

  1. 自己アピールの少ない善人

  2. 自己アピールの強い善人

  3. 自己アピールの少ない偽善者

  4. 自己アピールの強い偽善者

  5. 自己アピールの少ない犯罪者

  6. 自己アピールの強い犯罪者

「不言実行」「沈黙は金、雄弁は銀」など、黙して語らない事こそ美徳とする文化が日本にはある。だが中国の信用スコア「芝麻ジーマ信用」はこの考えを真っ向から否定している。社会評価を気にする気のないやつ(アピールする気のないやつ)は儲ける気の無い負け犬と定義したのだ。

 そうすると中国での信用できる人ランキングはこうなるのだ

  1. 自己アピールの強い善人

  2. 自己アピールの強い偽善者

  3. 自己アピールの少ない善人

  4. 自己アピールの少ない偽善者

  5. 自己アピールの少ない犯罪者

  6. 自己アピールの強い犯罪者

 なんと自己アピールの少ない善人よりも自己アピールの強い偽善者のほうが、信用スコアは高くなるのだ。ちなみに自己アピールの強い犯罪者はどう見ても反社なのでランキングは変わらんw。

 何故孔子や孟子を生み出した中国で、こんな理不尽な評価基準になってるかというと、鄧小平時代の「富めるものから富め」理論が背景にあるらしい。
 何しろ14億人の超競争社会だ。彼等がマネーゲームを始めたら、本っ当に恥も外聞もかなぐり捨てて上を目指さなければ、富を得られない。だから放っておくと凄い勢いで野蛮な方向に荒れてしまうのだ。

 そういう状況下では偽善者でも構わないから、偽善行為をSNSでどんどん呟いてもらう方が都合が良いのだ。偽善でも皆真似するので、相対的に国の民度は上がってくれる。少数の寡黙な善人より多数の偽善者社会の方がマシって事だな。



信用スコアの真の目的(私の変態予想)

 まあ中国に限らず日本でもアメリカでも結局「私やってます」アピールの強いやつが陽の目を見る体質は、大して変わらない。当然日本でも信用スコアを浸透させようという動きは着々と進んでいる。LINEスコアJ.Scoreドコモスコアリング等かな。
 まだ企業が乱立していてる状態だが、100%の確率で政府・企業一体型の信用スコアが登場するだろう。

 とはいえ日本・中国・アメリカでも、実は明確にスコアを上げる手段は公表されていない。でも最大最強のスコアアップの方法はこれしかないって確信している方法が実は一つある。

 ここから先は、例によって私の斜め下の予想なので、軽く聞き流してほしいが、的中率には自信アリだ。

 未来を予測するには、過去の書籍を調べるのが一番だ。その中でこの状況に最も近い小説がある。ジョージ・オーウェル著の「一九八四年」だ。超絶簡単にあらすじをいうと…

 全体主義国家オセアニアでは、人々の行動や発言は逐一チェックされており、国家の体制に背く行動と判断されると【思考警察】に連行される超監視社会だ。
 主人公はオセアニアのエリートである「党中枢」に所属しているのだが、国の体制に疑問を持っており…

 …という話だ(わかりづらっw)。まあ主人公は反オセアニアの危険思想を持っていたのだが、結局捕まって拷問される。なんでばれたかっていうと同士と思っていた仲間に裏切られたからだ。そしてその仲間は党中枢のエリート中のエリートだったのだ。

…………

 懸命な読者諸兄なら信用スコアのポイントを伸ばす方法、もう分かったんじゃない?そう、

不正行為の密告

 これが最大のポイントアップの手段だと思ってる。家族だろうと親友だろうと、国にとって都合の悪いこと(ネガティブ発言とか、こんなしょうもないブログ書く奴とかwww)をしてる人間を逡巡なく密告する社会。これこそが信用スコアが目指している超監視社会なのではないか。

 現に信用スコア大国のアメリカは監視カメラの数が5000万台、中国に至っては実に2億台の監視カメラを国中に備え付けている(日本は500万台)。
 信用スコアによる発言・思想の監視と、監視カメラによる視覚的監視で、国にとって都合の良い人間を優遇する社会を作る。これが信用スコア社会の正体だ。


最後に

 という訳で、これから確実に日本でも浸透してくるであろう信用スコア。その特徴や目的は

  • 自己アピール力が強ければ偽善者でもポイントは上がる。

  • 最大の信用ポイントアップは不正行為の密告である

  • 信用スコアの真の目的は、国民同士で監視し合う超監視社会

ではないかという話だった。折角日本という平和な国に生まれてきたのに、人生の後半で密告+監視みたいな奴隷社会で生きる羽目になるとはな、一周回って逆にウケるわwwwwあー笑った、今年一番笑ったわ。⇚えらいつまんない一年やな!もう今年終わるぞww

 信用スコアもSDGs同様、流れに逆らう事はかなり難しいだろう。こうなったら流れを受け入れて、決められたルールの中で人生を楽しむのが一番だ。考えようによっては、
  アピール強め+密告=収入が上がる
この考え方はブラック企業そのものだし、そういう所よりは何百倍もルールも公平性も整ってる社会ではある筈だ。逆に「なんだこんなもんか」ってなる可能性は十分あるだろう。こういう時はブラック企業経験が生きてくるなww

 最後に既に信用スコア制度を導入している某企業の先輩からのメッセージを紹介して、今回は締めとしよう。

  たくさんの仲間が増える
  素晴らしい制度ですよ!
  継続は力なり、をモットーに
  手を取り合って頑張りましょう😄

………てオイ!縦読みで「タスケテ」言ってんじゃね-か!!
※勿論フィクションであるww

サポートして頂ければ私のモチベが500倍に上がります(だから何なん?www)。こんな私をサポートしてくれるあなたは、心底良い人なのですね😊