アメリカ駐在・現地採用から結婚、抽選以外でグリーンカードを取得する方法

アメリカ駐在から結婚、抽選以外でグリーンカードを取得する方法
 
アメリカに駐在、もしくは現地採用で働いている (or 今後その予定がある)人で、アメリカの生活に自分または家族が馴染んでしまって、どうしてもどうしても日本に帰りたくない/折角のアメリカ生活なのでグリーンカード(以下GC)まで取りたい、という人って結構いると思います。
 
しかし
・会社がGC取得をサポートしてくれない
・転職も探ってみたいけどビザがネックで希望薄

という境遇にいる方がほとんどではないかなと思います。実際にGC取得が難しいのはまぎれもない事実です。しかし”会社にサポートしてくれないと言われたから不可能、もう諦めて日本に帰る”と決めつけるのは早すぎるのです。えっ!?と思われた方、きっと多いですよね。そういった方に、この方法ならGCが取得できる、またアメリカにいたまま転職できる!といった方法を詳しく説明していきます。
 
このコンテンツにたどり着いたということは、もうすでにある程度の可能性を探った方がほとんどだと思いますが、それでも雇用ベースのGC申請の情報は限られており、また申請手順も非常に複雑なため、雇用ベースの申請プロセスに関しても一通りカバーしていきます。さらに茨の道を歩んだ自らの経験から、ネット・また聞きでは絶対に得られない攻略方法を載せて行きます。弁護士に数十分相談するだけでも数万円、しかも何を相談していいかもわからない方も多いと思います。そう考えるとアメリカ永住を夢見ている方にとって、この額で完全に途絶えたと思っていたGCへの道が開けるのであれば決して高くないNoteなはずです。
 
自己紹介
2016年に日系駐在(E1ビザ)から雇用ベースでのGC取得。現在アメリカの現地企業でGC保有者として就労中。その後も駐在ベースの友人へGC手ほどきを行い無事すべてのケースで取得。非常に複雑な申請を自らの経験を元に客観的視点からプロセスの細部、裏技までしっかりと解説していきます。
 
可能なビザの種類
L-1、E1、E2、H1-B。駐在はL、Eビザがほとんどだと思います。
 
目次
さて、ネット情報レベルで5,000円払うリスクがある購入検討者にとって、どんな内容が入っているかを知らずに払う額としては少しリスクがあると思いますので、大まかな内容を公開します。
 
・雇用ベースGC申請の最低必要事項
・雇用ベースのGCプロセス全容
・雇用ベースのGCプロセスの大きな抜け穴
・申請シュミレーション(ケーススタディ、時間軸)
・コロナによって変更になった大きなメリット
・注意点
・Q&A
 
それでは本文に入っていきましょう。
 


1、雇用ベースGC申請の最低必要事項
 
雇用ベースGC申請の最低必要事項が6つあります。

1, 自分が所属する会社(GC申請上のサポート会社)が直近2年で自分の給与以上の利益を出していることが望ましい(マストではない)&そのTax Returnを入手可能である。
2, 自分の組織内(チーム)に部下or同僚が一人以上いる。例:自分が営業部でそこにアドミがいるケースでも大丈夫だと思います。(自分の下に二段階に渡って部下がいる場合はこれに当てはまりません⇒その場合EB-1というカテゴリーで自己推薦のような形で申請ができます。例:自分が部長で部下に課長、その課長にも部下がいるその場合自己推薦のような形で申請ができます。ただしそれでも自分のサインとなりますが会社としてのサポート申請は必要です。このケースはあまり難関ではないので割愛します。)

ここから先は

5,756字 / 1画像

¥ 5,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?