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親族が陰謀論者(かどうかはわからないが)

 親族と全く考え方が噛み合わない。ここだけの話、私自身ですら故安倍晋三氏の亡くなり方には正直なところ疑問に思っている。奈良県立医大教授の記者会見を忘れない。右斜めから2つの穴が開いており心臓辺りの大事な血管を損傷…改めて画像を見直すことを敢えてしないがそんな内容だったと思う。山上被告が後ろから、あのような目眩しのような手製の武器であそこまでの結果になるのか、実は疑問に思っている。

だが、しかし…。

聞きたくもないが、親族は政治的思想で詳しくは知らないが裁判で訴えられているようだ。知的障害のある姉をサポートする、その危うい一点だけで、仲も良くない母、私、親族は辛うじてつながっている。いや母と私は、近所という距離でつながっている。かわいくない「上の子)という位置付けで。コロナ禍を経て4年ぶりの帰省を果たした姉。より高齢となり、この間に知的に加え身体的な障害も加わった姉の面倒を見ることが母にとっては困難になっているようだ。陰謀論者の親族は母にとってはかわいい娘なのだ。彼女は「なぜ2日も連れて帰るのか」と毒を吐きながら風呂や排泄の世話をしたようだ。

え?私。私は…。いつも近所に住み、買い物、通院、そしてその姉の月一回の面会(ドライブ)、すべて付き添っている。面会中は姉の世話をしている。ただ、年末年始を挟み、私自身も自身の家庭環境を整える時間が必要で、歩いて数分の実家に必要に応じて寄っていた。そして、高齢の母の老化や多少のミス、些細な年齢相応の物忘れ程度のことを責め立ててしまい、母を大いに傷つけた。認知症の父が同じ時期に何と脳梗塞で入院し、もう本当に訳がわからないわからない。

二泊三日の4年ぶりの帰省の最終日。姉の大好きなドライブに出かけた。親族も恐る恐る乗せて。ひょんなことから、何の政治的思想も関係なく不用意に私は発言をした。自分の今の仕事の位置付けになぞらえて。すると、それが親族のスイッチオンに寄与してしまった。やってしまった!どこにスイッチがあるかわからない。もしくは炎上ポイントを待ちながら生きているのだろうか。自分は少数派の陰謀論者で周りから笑い物にされる状況だと根底で恐れているのだろうか。突如として大声で主張を始める。

「みんなやっていることなのに安倍派を潰すために安倍派の議員だけ捕まえている。なぜ私を笑い物にする?私にワクチンを勧めてきただろう」

恐らく親族は「反ワク」でもある。何ら脈絡のない話題も出して私が嫌な思いをするように、論点をずらしながら変えながら主張をする。小さなスリットから、オンライン中のXの世界で生きる親族は狭い視野で責め立てる。今日は姉をドライブに連れて出るためだけなのに。医療関係者で、7回のコロナワクチン接種を受けたが、これが正解かは私自身にもわからない。後世振り返って、多数回ワクチン接種を受けた者は早死だったというデータが出るのかもしれない。前代未聞の新興感染症が発生したのだ。誰にもわからない。

「もうやめて!そんな話をするためにここに来たんじゃない!降りて!」
「いやだ!」
「降りて!早く、降りて!」

自宅からだいぶ離れた場所で降ろしてしまった。もう、二度と交わることはないだろう。しかし、同じ親から生まれ、これからも全く関わらないわけもない。考え方の異なる、私からするとかなり異質な親族のことで頭を抱えている。

夜も眠れず情けない思いが駆け巡る。ふと、スマホ片手に検索してみる。こんなページに行き渡る。同じような思いをしている、いやもっと極端な環境の人がいるのかも、しれない。

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