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長谷川良品さんのYouTube

遅咲きのスノ担(SnowManファン)になってからもう少しで1年経とうとしている。これまで(旧)ジャニーズ、アイドルになど全く興味を持っていなかった、むしろ違和感を持っていたのに、好きになった途端にイギリスのBBCの放送をきっかけにいろいろな根深い問題が明らかになった。遅咲きで染まり切っていない(と自分では思っている)ので、創業者ジャニー喜多川氏の人類史上最大といわれる性加害問題、力を持つ事務所のメディアへの介入、タレントの広告起用、問題の本質は何でどう対応するべきなのか、などの問題をファンとして考えたい、知りたいと思っている。テレビは見なくなったが、中田敦彦さんのYouTubeを皮切りに、元文春記者のチャンネルなどを見て自分なりに学んだ。しかし、なんとなくの答えはわかるものの、いったん推し始めたアイドルのファンを簡単にやめられるわけでもなく、もやもやとした日々を過ごしている。実際、こんなに問題は山積しているのに、SnowManのYouTubeチャンネル登録者数は日に日に増えているという現実がある。

こんなふうに、よくないこととはわかりつつ(旧)ジャニーズファンを続けているのが現状だ。
さて、そんな中、運命的な?出会いがあった。考察系と呼ばれるYouTubeをよく見ていたら、ある日ホーム画面に見知らぬYouTuberの動画が出てきた。普段なら放っておくはずだが、画面中央に現れるおっさん(実は同年代)とバックの本棚、照明にただの雑然とした本棚ではない、オシャレさのようなものを感じて、ついついタップして視聴してしまった。これがどハマり。物事を斜めから、後ろからシュールな目線で鋭く捉える。真顔でしれっとおもしろいことを言う。普段、何となくもやもやしていることの本質を捕まえてズバズバと言語化してくれる。その感覚を、おこがましいが自分と似ている、と少しだけ思ってしまった。もちろん遠く及ばないが。そして、ある動画を見ていると、家族背景の一部が合致していることを知る。あぁ、なるほど。この鋭さ、この冷たさは同じところから来ているのかもしれないな、と。

彼の名は、長谷川良品さん。読者の中に共感してくれる人はほとんどいないと思うが、もし良かったら一度見てほしい。元々、ジャニーズ問題を勉強するために見始めたチャンネルだが、その他のテレビ番組に対する考察がおもしろすぎる。

再生回数の異様に低い「のっぽさん」の動画など、数点添付してみるので、興味のある方はぜひ。ただ、ご本人、病気療養中とのことで、そこが少し心配。これからもキレのいい動画を待ちたい。

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