透明の糸が未来に繋がる
こんにちは、グレーテルの庭の榎です。
昨日今日と、とても良いお天気だったので
庭の木をいくつか剪定してきました。
今回剪定したのは、『レモン・山桜桃梅・エルダーフラワー・ブルーベリー』の4つ。みんな我が家に来て2~3年くらい。
これからも元気に育ってほしいな。
・・・
こうして植物と触れ合っていると、
気づかされる事がたくさんあって。
例えば、春が近づいてくると「葉は大きくなったかな?蕾が咲きそうになってないかな?もう花は咲いたかな?」と、ソワソワして1日に何度も庭を見回ってしまう私なんですが(笑)
毎回決まって「そんなすぐには変わらないか」と、開花を待ちわびる自分を宥めて部屋に戻るんですよね。
ただ、そうかと思えば気が付かないうちに葉芽や花芽がたくさんついていたりして。大きな変化にも関わらず、花が咲くまで気が付かなかったりなんかもします。
剪定が終わりすっきりした
エルダーフラワー(西洋ニワトコ)
よく見ると葉が育ってきてた。
やっぱり少しずつ成長してる。
こういう成長って本当に気が付かない。
そして、剪定して気付いたこの葉の成長にも、数日後には写真に撮って記録でもしない限り、気付かずに過ごすんだろうと思います。
ただね。
誰にも気付かれなくたって
確かに成長しているんです。
誰も気付かない、目に見えなかったりする物は「無い」ように感じてしまうけど、その有るか無いか分からないくらいの小さな成長の積み重ねが、確かな結果に繋がっているんですよね。
多くの人が、何かを変化させようと日々を過ごしていると思います。
ダイエットだったり、勉強だったり、スキルだったり、今回の新型コロナウイルスへの対処だったり。変化させたい事は人それぞれだとは思いますが、頑張ってはいるけれど毎日の変化が有るのか無いのかわからなくなると、不安にもなるし続けること自体に疑問を持つかもしれません。
だけど、その有るか無いか分からないくらいの小さな成長は、続けているからこそ生まれるもの。植物だって、誰の目にも止まらないからと言って光合成を止めてしまえば成長は終わります。
私も、電子書籍を出すにあたって本当に手探りで、今やっている事が確かな何かに繋がっているのかも分からない時があります。
だけど、大事なのは変化させること。
日々の小さな積み重ねを続けること。
そういう目には見えない、はっきりと感じ取れない「コツコツ」がたくさんたくさん集まって、ピンと張った透明の糸のように未来へと繋がっているのではないかと思う春なのでした。
・・・
現在執筆中の『作品集』の中でも、今回の記事のような植物からの気づきをいくつか書いてます。そのメッセージが伝わるような作品集になるよう、楽しんで作って行こうと思ってます。
(今日の記事のトップ画像は、リアル手直し中の原稿を撮りました♫)
今日も最後まで読んで下さりありがとうございました!
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