倉田真希

趣味は映画と舞台と海外ドラマ。役者さんが好き。

倉田真希

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最近の記事

オカルトに魅せられて

子供の頃からやたらとオカルチックなものに惹かれてしまう。それはもう病名をつけられそうなほど。 私とオカルト きっかけなんてもう思い出せないが、幼稚園のアルバムに書いてあった将来の夢を見ると他の子はお姫様、お花屋さん、ケーキ屋さん、バレリーナなどと書いてあったが私は「魔女、妖精さん」だった。人外。もう既に様子がおかしい。「おジャ魔女どれみ」や「ハリー・ポッター」の影響だと思うのだが幼少期とはいえ将来の夢に魔女と妖精を掲げていたのは私くらいだ。 ほん怖も必ずと言っていいほど見て

    • 2021年鑑賞記録

      まだまだ油断ならない状況に邪魔されつつも、今年も沢山の作品を見ることができました。4月から社会人になって財力アップしたおかげですね。というわけで2021にみたものを全部書き出して振り返ってみようと思います。 舞台編演劇の毛利さん vol.0 リーディングシアター「星間飛行」1/9 サンテグジュペリ作。朴璐美さん目当て。 卒論が終わってなくてヒヤヒヤしながら劇場に向かった思い出。 言葉の流れがスムーズな文章で朗読にぴったりな作品。 やっぱり璐美さんの熱量がすごい。 迫力があっ

      • ハーマンモデルと友人の話

        大学で出会った友人の話だ。 最初は友達の友達の友達だった。一緒に座って授業を受けるうちに徐々に話すようになった。 彼女、アオイちゃん(仮名)はいつもセンスのいい革のブックカバーをかけた文庫本を持ち歩いていて、授業の合間の休み時間や、授業によっては講義中も本を読んでいた。本を読みながら講義の要点を掴んだノートを取ることができたのだ。それも万年筆で、書写の見本のような字で。私が勧めたネットの小説を読んでハマってくれたこともあり、いつの間にかアオイちゃんとすっかり仲良くなった。

        • ずっと大好きです

          12月19日、朝スマホを見てそのニュースを知った。悪夢なら醒めてほしかった。 大好きな役者さんだった。 「アナと雪の女王」で神田さんが演じたアナの声を聞いてからずっと気になる存在だった。私はヒットして流行しているという雰囲気が苦手で流行りのものに手を出せない性質なのでアナ雪を見たのも割と最近だ。友達がカラオケで「雪だるまつくろう」を歌ったときに流れた本編映像に興味を引かれてレンタルしたのだが手短に言うと予想をはるかに超えて素晴らしかった。エルサとアナのすれ違いが切なく、アナ

        オカルトに魅せられて

          いい歳してセーラームーンにハマった話

          1月中旬。卒論という地獄(年明けからようやく手をつけて2万字書いた←本気で留年を覚悟した)からようやく開放された。提出し終わった直後は燃え尽きてもう一生脳みそ使いたくないなどと思っていたものの3日もすると私は暇を持て余し始めた。自粛ムードの世間で遊び回ることも出来ず、前々からいつか見ようと思っていたセーラームーンがアマプラとNetflixで配信されていることに気づき、何も考えず暇つぶしに見ることにしたのだ。この暇つぶしで沼に沈むなんて思いもよらなかった。 最初は苦痛だっ

          いい歳してセーラームーンにハマった話

          サウンド・オブ・ミュージック

          「サウンド・オブ・ミュージック」が好きだ。かなり昔から何度も観てきたけど一度見ると特典映像や解説をみてもう一度本編を観て、と熱中して一日つぶれる。 大自然と共に描かれるマリアとトラップ一家。どのカットを切り取っても絵画みたいに見える。恐らく切り取ったカットを額縁に飾って並べれば素晴らしい美術館が出来るはず。フォン・トラップ美術館。行ってみたいな。一番好きなカットはピクニックするシーンの冒頭。立派な山々、の前を横切るボールからカメラが下がってキャッチボールする子供、とエスタブ

          サウンド・オブ・ミュージック

          絶対音感とカラオケの話

          前の記事で書いたのだが、私は絶対音感がある。絶対音感というのは音がドレミで分かるというアレだ。ドレミで音楽が聴こえるので歌詞を覚えるように必然的に曲のイントロをドレミで覚えてしまい、原曲キーが絶対的な存在になる。 原曲キーで歌を覚えていると、カラオケでキーを変えたい時に混乱してしまう。しかし変えないと男性歌手の曲は歌えない…というのは私の長年の悩みだった。私はカラオケに対して並々ならぬ情熱を注いでいて、意識的に鍛えようと自己流トレーニングをしていた。キーを変えたドレミの歌を

          絶対音感とカラオケの話

          頭の中で鍵盤を鳴らせるか

          目も頭も悪いが、昔から耳は良い方だった。 2歳から某音楽教室に放り込まれたことで物心ついた時には「あいうえお」と聞き取れるのと同じように音楽がドレミで聴こえる、所謂絶対音感があった。すごい人は手を叩いた音や車の音でも分かるだろうし、何ヘルツとかいう単位の話も出来るらしい(私はその単位の意味すら分からないが)。私の音感はそんなに精密ではなく、聴いた音楽を鍵盤で再現できる程度だ。それでも他人に分からないものが自分に分かるというのは不思議で、自分の音感に関しては色々と考えてきた

          頭の中で鍵盤を鳴らせるか

          ジャンル分けって意味ある?

          レンタルビデオ店では「アクション」だの「ラブストーリー」だの作品をジャンルごとに棚分けしてるけど、あれってなんのためにあって誰がジャンルを決めているんだろう。 アクションが好き、ラブストーリーが好きっていう人も大勢いると思う。でもなんとなく女性はアクションの棚を熱心に見ることは少ないし、男性がラブストーリーの棚をじっくり見ることも少ない。性別に限らず、興味のないジャンルの棚にはあまり近づかない。 私は基本的にドラマの棚にしか興味が持てなかった。だってアクションの棚に並んで

          ジャンル分けって意味ある?

          観劇と私、私と演劇

          初めて観劇へ行ったのは2019年3月4日。 シアタークリエの朗読劇。 声優に憧れてその道を目指していた私は、所謂大御所と呼ばれるレジェンドたちの公演があることを知ってチケットを取った。 演技の勉強をしていたのに観劇経験がほとんどなかったなんて、今考えても驚きだ。 知り合いの出演する舞台は誘いがあって観に行ったこともあるが、自分で積極的に観劇のために行動するのは初めてだった。プロの役者の舞台なんて自分が行けるような場所ではないと別世界のように感じていたのだ。 twitter

          観劇と私、私と演劇