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【折々のギフト 令和5年7月号】帰省ギフト

しばらくは、本記事を一般公開させていただきます。
その後はGRIメンバーズ限定コンテンツとなりますので、
公開されるのは一部のみです。

令和5年の夏休みが近づいてきた。
コロナ禍で3年ほど移動することがままならなかったが、今年のゴールデンウィークを試金石として、旅行することに抵抗が薄れた。特に大都会から地方に行く人が目立った。
今年の夏休みは、国内旅行を楽しみたい人、故郷に帰りたいと思う人は多いはずだ。

故郷に帰ることを「帰省」という。言葉の由来を調べてみると、明治時代から使われたようで、「帰」には無事に帰ってきたら神様に感謝を報告するという意味と、「省」は省みるという意味のほかに、よく見る、見る力、振り返るなどの意味も含まれ、二つ合わせると家族や両親の安否を確かめ感謝をするような意味に膨らんだようだ。

帰省するときに両親や親族に手土産を用意するのが帰省ギフトである。故郷を離れて他の地に行くので、必ずしも大都会とは限らない。地方から地方ならば特色が出そうだが、大都会は商品が溢れているが決め手に欠ける。空港や駅のデパ地下や土産店で探すものの、大都会らしさのあるギフト好適品を選ぶのは難しい。大都会にはこれぞというブランドや商品がある。この場合の大都会とは東京である。東京にも名物は沢山あるが、いざ田舎に持って帰るとなると悩んでしまうのではないか。お土産選びは意外と難問かもしれない。

20年程前に、新宿伊勢丹がフランスのジャンポールエヴァンの店を出した時に、上顧客にお叱りを受けた。曰く『パリからのお土産がひとつ減るじゃない…』
確かに世界中の名店が東京には集まる。これも東京土産にはなるかもしれない。昨今は、外国からのブランドに限らず、東京発のものが多い。その多くがスイーツなのも特徴だ。
今、新宿伊勢丹と日本橋三越のオリジナルで売れに売れて行列のできるスィーツがある。日本のメーカーがつくったフィナンシェだ。フィナンシェといえば神戸を思い浮かべるが、今では日本中でポピュラーな洋菓子である。老若男女問わず誰が食べても美味しく感じられるのが強みだ。行列を覚悟してでも帰省ギフトを買いに行くのは故郷思いである。

帰省ギフトの反対をなんと呼ぶのかわからないが、故郷のお土産は楽しみがある。昨今は道の駅の発展で、地域の特産品が選び易くなった。道の駅の商品は、お土産としての意識はあるが、見せ方、売り方など未熟なところが多い。ギフトパッケージやセッティングも一工夫の余地がある。道の駅は大きなギフトマーケットになる可能性があるだろう。

贈り物相談室は、道の駅を「ギフトの宝島」として観察します。


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