見出し画像

コミュニケーションを生み出すギフト

おはようございます。GRIメンバーズ事務局です。
毎月1日はギフト研究所代表山田からメッセージをさせていただきます。


生活者のコミュニケーションのトレンドはスマホの発達でネットを介するものが急拡大しています。

生活者同士の情報交換頻度が高くなり、多くの人や企業の情報を誰もが共有できるようになってきました。ソーシャルギフト(商品をスマホの電子決済で購入するとURLが発行され、これを贈りたい人にメールやSNSで送信すればURLからクーポンをダウンロードしてコンビニなどで商品を無料でもらえるサービス)などは負荷なく気軽にコミュニケーションが取れるようになり、更にもらった人の反応が良いのでリピーターが増えているようです。

コロナ禍で身近な人へのギフトをECで購入する方が増えていましたが、コロナの終息が見えてきてからは、店舗で実際に手に取ったり、店員から説明を受けたりトレンドの情報などをチェックしてから購入する行動変化が現れてきました。
特にライフイベントやシーズンギフトではリアルチャネルに根強い信頼があり、コロナ前以上に「揺り戻し」現象が起きているようです。
デジタルで繋がるコミュニケーションが前提での贈るギフトは「形式」でなく「気持ち」を伝える役割が大きくなっています。(有料スタンプを購入して、状況や相手に合わせて自分の気持ちを伝えるのもある意味「ギフト」として考えられます)

最近のギフトシーンを「誰に贈るか?」で分類すると、

①贈り手が貰い手に贈るギフト
②贈り手も消費に参加してシェアする参加型ギフト
③自分が贈り手であり貰い手でもある「自分へのご褒美」ギフト

が考えられますが普段の買い物と異なる購買行動で人と関わる新たな消費が生み出されています。
これまでギフトとして扱われなかった商品も贈り手のメッセージを表現する工夫や、新チャネルでの展開などで「ギフト化」しています。
ご当地土産、鮮度、希少性、パッケージ、ラッピングにこだわった見栄えの良いギフトは高揚感からインスタグラムなどSNSに挙げられて共有しやすいコンテンツになっています。

ギフトコミュニケーションは気持ちを伝える機会を進化させて、価格やコスパに左右されない満足度の高い消費となり、人と人、人と商品とのコミュニケーションを広げる役割となっています。
ギフトマーケティングの課題はブランドの特性や市場環境に迅速に対応することではないでしょうか。

一般社団法人ギフト研究所
代表理事 山田晴久


ギフト研究所事務局からのお知らせ

イベント予定

6月16日(金)16時〜 GRIメンバーズ設立記念セミナー&交流会

今後の活動予定

・ギフト研究
・ギフトを絡めた地域創生
・ギフト開発
・諸活動の広報&PR


GRIメンバーズ

企画型共創コミュニティ「GRIメンバーズ」。
一方的に何かを享受するだけではなく、仲間として一緒になってギフトの価値を創り出していく場です。様々な特典がついて年会費1万円。お気軽にご参加ください。

●4つの特典
1.メンバー限定マンスリーレポート
2.メンバー限定定期セミナー
3.メンバー限定交流会
4.PRサービス


詳細はこちら↓


Life is GIFT🎁


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?