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【折々のギフト 令和5年9月号】シーズンギフト

日本は四季がある国として世界に知られている。
春夏秋冬にメリハリがあって、それぞれの季節に特徴があることが自慢だ。
ところが近年は温暖化の影響で春秋が短く2シーズンしかないと言われ始めた。
気候の変わり目や体感温度はともかくとして、季節の移ろいをギフトで表現したり演出したりする行為を、大袈裟かもしれないがSDGsに繋げられないだろうか。

甲子園の高校野球が終わると夏の終わりを感じる。秋はスポーツや食欲が盛んになり、実りの秋とも言われる。初秋(8月下旬)~晩秋(10月初旬)にかけては、ビックタイトルなイベントは無いが、防災の日、敬老の日、お月見、秋祭り、秋分の日、スポーツの日等と地域や家族でのコミュニケーションが盛んとなる。老若男女共に暑い夏から寒い冬に向けて、ひとときの安らぎの時節である。春と同様に日本らしい季節の移り変わりだ。

秋と言えば、新米、野菜、果物、植物、花、キノコなど地上からの恵みが実る。
都会に住む者にとっては、地方からの贈り物、届け物が楽しみになるシーズンだ。
天候、気候による豊作不作も気になる。海からの漁獲も秋らしい魚に期待が寄せられるが、近年は海流や捕獲国の影響によって大漁不漁がささやかれている。

季節を感じさせるものを贈ることで、私たちはあらためて地球に感謝する気持ちを持つ。シーズンギフトは持続可能な社会をつくるバロメーターではないだろうか。

ギフトは生産に関連する。
加工という技術の進歩も大事であるし、生ものというありのままの贅沢も大切だ。
ギフトは流通にも関連する。
より新鮮な状態でお届けをしたり、冷凍冷蔵の技術も進化したりしている。総合的に無駄を省き、無理をせず、廃棄をせず、恵みに感謝する。

贈り物相談室は、ギフトでSDGsを考えます。


ギフト研究所事務局からのお知らせ

https://note.com/gri902/n/n80f4a2829e82


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