犬は吠えるが、猫は寄り添う「俺 つしま」 第一話ネタバレ?
「飼い主に不測の事態が起こった場合、犬は吠えて助けを呼ぶが、猫は飼い主のそばから離れず一緒にいてくれる。」という、話を聞いた記憶がある。
確かに、むかし知人の父親が亡くなったときに、愛猫が倒れている父親の上に乗っていたそうだ。第一発見者であった、母親は慌てて愛猫をどかし、「そばにいないで、近所の人でも呼んでくれればよかったのに。犬だったら誰か呼びに行ってくれたかもしれないけど、猫ちゃんはだめなのね」と、言ったそうだ。
お父さまを一人にせず、愛猫が寄り添ってくれていたことについては、悪いとは思っていないようだが、それでも、そばにいた愛猫を少し責めたい気持ちになってしまったのだろう。猫を家族と思っているからこそ、人と同じように行動して欲しかったのかもしれない。
さらに、その愛猫は、お父さまが倒れてから、ずっとそばを離れず、棺の上にも乗っていたため、弔問された人たちの涙を誘ったそうだ。
殆どのエピソードが、クスっと笑えて、ほのぼのするのだが、上記、紹介文にもあるように、私は、涙腺が緩むどころか、号泣し、涙が止まらなくなりました。
猫でも犬でも無い、我が家のけだま(小動物のチンチラ)は、飼い主が倒れた時、どんな反応を見せてくれるのだろう。寝てしまったときと同じく、「起きて」と甘噛みしたり、そばにいてくれるのだろうか。
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