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トライアングルケア 講習に参加しました。

ペットロス・グリーフカウンセラーとして

私は、お別れ前に、ペットロスの知識を持っておく事が大切だと考え、個人活動として、ペットとお別れした人、する前の人に向けたペットロスセミナーを開催しております。また、一般社団法人日本チンチラ協会でも、ペットロスセミナー講師を担当させて頂いております。


ペットロスカウンセラーのスキルアップのために

昨年は、ペット就活アドバイザーの資格取得し、改めて、日々ペットと幸せに暮らすには、私たち飼い主のペットへの想い=愛するが故に抱く悲しみ、不安について、理解しておいたほうが良いな。と、思いました。
書籍や、自分自身、皆さまの体験から感じたことなどを学び、別れの悲しみ=グリーフについて理解を深めるべく、勉強中です。

そこで、今回は、トライアングルケアのセミナーに参加しました。
以前参加したペットセーバー講習で、ペットロスのセミナーの告知をさせていただき(その後、母の急死にともない、しばらくセミナー開催できませんでしたが)講師のサニーカミヤ氏から、少しスピリチュアルなグリーフケアの話を伺い、大変興味を持っておりました。

トライアングルケア概要

トライアングルケアとは家族である動物の命が虹の橋を渡るまでのプロセスの過程で、飼い主が体験する「終末ケア・祝別ケア・命のケア」を遭遇前に具体的にイメージし、可能な限り、ペットの痛みや苦しみの軽減、飼い主の悲観による生活の質の低下を予防することを目的としています。
避けることができないプロセスを先読みしておくことで、段階的な心構えと準備することの大切さ、祝別後もペットが去ったことによる感情の変化等を自分のペースで取り戻し、日常を継続的に迎えることにつなぐことができるかもしれません。
また、起こりうる感情等の変化を可能な範囲でシミュレーションによるワークショップを通じて、体験してみたりすることで、命に対する向き合い方や日々の命への配慮が向上・改善されたり、新たな気づきときっかけが生まれることもあると思います。
講習では、さまざまな悲哀体験を話して、聞いて、知って、備えることを行いますが、フラッシュバックによる過度な自責を行ったり、感情的になって自分の考えを他に押しつけるのでは無く、相互に悲哀を共有して、次の命へバトンタッチしていくための命の連鎖「限りある命をつなぎ続けること」を摂理として身に付けるための一助にしていていただけることを願っています。

※受講者には3種類の受講証が発行されます。
「ペットセーバー」の各資格は「一般社団法人 日本国際動物救命救急協会(主催)、一般社団法人 日本防災教育訓練センター(共催)」が正式に認定する民間資格になります。

ペットセーバーFBより引用

受講して良かったこと


私が開催するペットロスセミナーと、一般的なグリーフの知識については、概ね同様な内容でした。
しかし、何度かnoteにも宣言しつつ、実行できていない「書くこと」が、やはり、大事だと再確認しました。
実は、素敵なデザインのスターティング(エンディング)ノートを作ろうとし、挫折してので、次回からは、こだわらずに、参加者に紙と筆記用具を用意してもらうことにします。


そして、レスキュー隊員や、神父経験のある、サニーカミヤ氏だからこその、シャーマン的視点。これは、とても興味深く、もっと学びたいと思いました。

スピリチュアルとは、ごくごく自然なこと。
最近、観たゴールデンカムイの、アイヌの方々の生活にも、当たり前にあるもの。仏教でも日常的にに行う、ごくごく自然な考え方で、大切なことなのだと理解しました。
スピリチュアルと聞くと、なんだか、うさんくさい感じがしますが…笑 と、サニーカミヤ氏も、苦笑いしてましたが、飼い主の悲しみ、苦しみが和らぎ、亡くなった子達と繋がれるのであれば、方法は、なんでも良いと思います。
トライアングルケアを学び、また新たなグリーフケアの知識を得られました。
やはり、専門家に質問したり、参加者の皆さんから、さまざまな経験、活動を伺えたのは、大きな学びとなりました。

それと、もう一点!
命をつなぐバトン。
ペットロスを学んでいると、出てくる考え方ですが、私はあまり、触れて来ませんでした。
セミナーの中で、ペットロスを癒すのは、やはりペットだと言う考え方に触れたことはありますが…
大切な子とお別れしてすぐには、考えられない事だと思うのですが、ペットと過ごすからこそ得られる人生を諦めたり、我慢するのも、残念ですよね。
私の母も、そうでしたし、友人達も、愛する我が子とお別れしてから、2度とペットをお迎えしない。お迎えできない方は意外と多いように感じます。
それには、様々な理由がありますが、もし、私の母のように、罪悪感から、お迎えできないのであれば、お迎えしても、お空にいる子も、怒らないよね。と、自ら気づく、思えることを伝える必要があると思いました。
この部分は、サニーカミヤ氏も、サラッと伝えてましたが、私もサラリと触れることにします。

終わりに

昨年、忙しく過ごしたせいで、脳みそがパンクしてしまいました笑
寝不足が1番の原因だと思いますが…何かと忙しい時期なので、急がず、暖かくなる頃には、ペットロスセミナー開催できるよう、内容も少し変えながら準備していきたいと思います。



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