社会人として働くと社内清掃を行うことがある。その中でトイレ掃除は絶対避けたい、そんな風に思ったことはないでしょうか。
実は私も思ってました。しかしビジネスの視点から考えるとトイレ掃除から学べることは多々あります。

【松下幸之助は「掃除は一大事業である」と言う】
「掃除は、一見、誰にでも出来る作業に見えます。しかし、その作業の中には、「どうすれば確実に汚れを落とせるか」「どうすれば素早く作業を進めることが出来るか」創意工夫の余地が無限に広がっています。
だからこそ、松下幸之助は「掃除は仕事の本質がつまっている一大事業だ」と表現する。誰も掃除しようと思わなかった工場のトイレを自ら掃除したこともあった。

【ホンダの作業着が「白色」である理由】
「本田宗一郎はこう言いました。「汚い工場から良い製品は生まれない。
だから、作業着は白が良い。白は汚れが目立つ。出来るだけきれいにしておこうという意識が生まれる」
だから本田宗一郎は作業着を白色で統一し、特に汚れやすいトイレをいつも清潔に保てるよう、工場の真ん中にトイレを設置した。

「清掃は、大事な仕事だ。トイレやオフィスが綺麗だからこそ、社員の皆さんは気持ちよく働ける。街が綺麗だからこそ、みんなが快適に過ごせる。清掃は、空気や水と同じように人々の生活を支えてる」

そんなの綺麗ごとと思われるかもしれませんが、こういったビジネスの基本が身についてるから成功者が生まれるのではないかと私は考える。

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