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リスニング力をすぐに鍛え始めよう!

進学塾GRIP 代表 高橋正浩

ゴールデンウイーク明けの学校再開も一部の件では延期となり5月末までの休校が決まったり、高校総体が中止となったりで今年の高校生は本当に災難だと思います。このままでは模擬試験の開催すら難しくなって自分の実力を客観的に把握することも困難な状況になるかもしれません。

いまのところ入試のスケジュールについては変更がないようなので、みんな準備できていないんだからとか、習ってないことは試験のしようがないだろうなんて安易に考えずに着実に準備をしてほしいと思います。

さて、今日は英語の中でもリスニングについて書いてみようと思います。記述式の出題が見送られて結局センター試験と変わらないじゃんと考えている生徒や保護者の方もいるかもしれませんが、そんなことは決してありません。新しい評価基準に基づいて試験の形式も変更されていきます。来年の共通テストでのその象徴となるのはずばり英語のリスニングだと思います。

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ご覧のようにまず配点が大きく違います。そして意外と影響があるのは問題音声の再生回数が1回になるものがあるということです。

ネイティブの英語を1回で聞き取るためには相当のトレーニングが必要になりますが、すでにこれを意識して対策している人は多くはないと考えられます。

基本的にリスニングは「量」で決まるはずです。

もちろん、ただ聞けばいいというものではありません。どういうことに注意して聴くか、何を聴くかという点について戦略が必要ではありますが、正しいトレーニングをしたとしても量が足りなければ上達はしません。しかも、ただ量をこなせばよいというものではありません。十分な期間も必要になります。直前に詰め込んでトレーニングをしてもリスニング力を鍛えることは出来ないということです。

さらに問題があります。ネイティブ並みのスピーキングができる学校の先生はなかなかいないでしょうし、たとえ学校に通っていたとしても授業でリスニングを鍛えることはなかなか難しいでしょう。加えて学校であれ塾であれいわゆる授業や講義のほとんどはリーディング対策に費やされるはずです。だから結局はリスニングの対策は各自でやるしかないのです

しかし、幸いなことに現在ではネット教材があります。
進学塾GRIPでは学びエイドにある「山下りょうとくの『共通テスト対策 リスニング問題編』」を進めています。やはりプロの講義は違いますし、まずはこういう基本を押さえてから量をこなした方がはるかに効率は上がります。

学びエイドってなに?と疑問の方はこちらをまずご覧いただいた方がよいでしょう。とにかく自宅でのリモートラーニングが受験を左右する時代になったということがお分かりいただけると思います。

繰り返しになりますが、国公立大学の合格のためには共通テストで目標点をクリアする必要があります。そしてその中で最重要科目の一つが英語です。私は数学の講師ですがそれでも最重要科目は英語だと思います。そして、その英語はリーディングがいくらできても半分の配点しかないという事実に基づいた戦略を立てなければせっかくの苦労が報われないということです。

これを読んでいる受験生のみなさん。今日はリスニング対策しましたか?
これを読んでいる保護者の皆さん。お子さんは今日リスニング対策してましたか?
答がNoなら手遅れになる前に始めてください。

そして、共通テストが変わるということは全ての大学入試が変わるということです。つまりリスニング対策は今年の受験生以上に今の高校2年生より下の学年にとって重要になるということです。

ここが重要なのですが、おそらくリスニングで出題される音声を日本語で問われたならば誰でも理解できるレベルの内容のはずです。難しいことを問うてくるはずがありません。ということは聞き取ることができるかどうかだけであり、理解力よりは「知覚」としてのリスニング力が必要だということです。それ以上のレベルのリスニング力は大学生になってから鍛えればよいと思います。

最後にもう一つ学びエイドの講座を紹介したいと思います。
新型コロナで様々なところに影響が出ている状況ですが、ウイルスに関しての英文をネイティブが読んだものです。3分強でこのぐらいの英文が読まれることがわかるでしょう。そして慣れていない人はほとんど聞き取ることができないということも実感できるはずです。

※学びエイドの講座を視聴するためには登録が必要なので、もしもリンク先で視聴できない場合は無料会員になってみてみるとよいでしょう。

さあ、明日からでは遅いんです!今日からリスニング力を鍛えるために毎日頑張りましょう!

進学塾GRIPではWebメンバーズも募集中です(七尾市近郊の方が対象)。リモートでの勉強の仕方や数学を中心とした質問対応などを行います。Web自習室も開講中ですのでお問い合わせください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
NeGLLaを次回もお楽しみに~

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