エモい、津野米咲。

”オレンジ”はドラマの主題歌でガールズバンドの物語だ。
米咲さんはきっと自身の体験を重ね合わせているのだろうと思う。

2017年vo.佐藤千明の脱退。

一時期は解散も考えたという。
だけどバンドを続ける決意をした。
その感情を重ね合わせているように読める。

滲んだオレンジにさよならと、
心の奥底の自身のトキめきと
バンドに未練たらたらな自分と向き合って
音楽しか、バンドしかないんだって気づく。

そして、”消えない”って決心する。
それが”yumeutsutsu"であってもその先に
”絶景の新世界”があると信じて突き進む。

”kilt of mantra"でリズム隊の二人を励まし、
バンドにとって
いい未来が来ることを自身の願いとした”pray",
そして新加入のvo.石野理子には、
一緒に頂上目指そうねって
”Yo-Ho"を捧げた。
勝手にメンバー三部作と名付けて聴いてみる。
エモいとしか言いようのない、エモさ。

暖かくなってきて”canvas"が頭の中にぐるぐるする季節。
季節が進めば”サイダー”の似合う陽射しになって、
さらに過ぎれば”最後の花”が咲く。
年月は過ぎていくがいい曲は心の中に残るしね。

何って?
エモいんだよね、津野米咲って。
ただそれだけよ。

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