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【詩の翻訳】あこがれ/リカルダ・フーフ

憧れ

君のそばにいるためならば、
私は苦しみや危険を引き受けるだろう、
喜びと家と
地上の富を捨てるだろう。

私は君にこがれる、
満ち潮が砂浜にこがれるように、
秋のつばめが
南の国にこがれるように。

家で、夜に一人きりで、
月の光に包まれた
雪の積もった山を思うときの
アルプスの人のように。

Ricarda Huch: „Sehnsucht“, Hrsg. von Ernst Meyer-Hermann[u.a.], Deutsche Gedichte für die Hauptschule, Frankfurt a. M.: Diesterweg,1966, S.46

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