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【詩の翻訳】春の歌/ルートヴィヒ・ヘルティ

春の歌

風は青く、谷は緑、
小さなスズランが咲き誇り
その下にはサクラソウ。
谷間の草原は
もうこんなに色鮮やかで、
日に日にいっそう色彩豊かに化粧をする。

だからおいで、春がお気に入りの人よ、
そして世界を、
父なる神のやさしさを喜ぶがいい、
こんな壮麗な眺めを、
木とその花を
生み出したもうたやさしさを。

Ludwig Hölty: Frühlingslied. In: Deutsche Gedichte für die Hauptschule. Hrsg. von Ernst Meyer-Hermann[u.a.], Frankfurt a. M.: Diesterweg,1966, S. 16

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