コーチングを知っている人はまだまだ少ない

私は2012年よりコーアクティブ・コーチングを学び、2014年にプロコーチ認定を（CPCC）受けコーチとして活動してきました。

これまでコーチとしてクライアントにコーチング提供した時間は累計で2000時間を超え、2020年からはコーアクティブ・コーチングを日本で唯一伝えるCTIジャパンにてコーチになりたい方へ向けたコーチング教育を行っています。

日頃、コーチングに触れ続けている環境にいるからか、つい『世の中の多くの方がコーチングを既に知っている』と勘違いしやすいのですが、当然のことながらほとんどの方はコーチングをご存知ない、という事を自覚しています。
先日もとある大学で50名の学生の方に『コーチング知っている人？』と聴いたら見事に誰も手が挙がりませんでした。

それでもこの世界で生きていきたい

それでもなお私がこの分野で生きていきたいと思うのは、ひとえに『コーチングは人生に役立つ』と信じているからです。

コーチングとは様々な定義づけがありますが、
私が提供しているコーアクティブ・コーチングでは

『話し手（以下、クライアント）自身に焦点を当てて関わるコミュニケーションであり、その目的はクライアントの気づきから生まれる意識と行動の変化を促すこと』

としています。つまりこの継続的なコミュニケーションを通じて人生を変化させていくプロセスそのものをコーチングと呼んでいるのです。

これまではコーチングのご依頼を戴くとしても個人HP経由が多く、私から積極的にクライアント様とのコーチングセッションについて発信することはしてきませんでした。もちろん今後もその内容やクライアントを特定するような発信は絶対にしません。ですが、改めて考えてみるとこんなに素敵なものも『あんまり知られていないもの』ではしょうがない。

なので今年は『コーチングをあまりよく知らない方（で、コーチングをもしかしたら必要と感じる方）』に向けてどんどん発信をしていこうと思っています。

そうしない限り、コーチングという業界や世界観は世の中に広まっていかないからです。私にはその役割もあると思っています。

あまり形式にとらわれず、日々日々『コーアクティブ・コーチング』について発信をしていきます。

なお、この発信はコーアクティブ・コーチングをお伝えしているCTIジャパンの公式見解ではなく、あくまで私の個人的なコーチ経験を通じた発信をしていきます。

公式はHPをご覧ください。

リアルな感想にこそ、本質がある

さて、2023年初回の記事は『コーアクティブ・コーチングを受けてみて人生にどんな変化が起きるか』について、です。

私は年間400時間弱のコーチングセッションを行っておりますが、クライアントの皆さんとは短くて半年、長い場合は3年以上に渡り、コーチングの関係を結んでいます。

その長い旅はやがて『コーチングの完了』という瞬間をもって終わりになるのですが、その際に『コーチングを受けてみての感想』を頂いています。

2022年の年末に改めて一年間で戴いた感想を読みながら、私はふと『私がいくら説明をするよりも、このリアルな感想がコーアクティブ・コーチングの威力を物語っているな』と感じました。

今月はしばらくこの『リアルなコーチングの感想』を投稿してみます。
もちろんクライアントの皆様には掲載の許可を頂いております。

私が願うのは『コーチングってこういうことが起きる可能性があるものなんだな』とまだコーチングを知らない方に『最初の出会い』が起きること。
実際に同じことが起きるとはもちろん限りませんが、可能性はあります。読んでいただく沢山の皆さんの中にたったお一人でも『ピン』とくる方がいらっしゃれば私の願いは届いた、と感じます。
沢山の感想を頂いているので5回くらいに分けて投稿します。

【コーチングの感想】コーチングを受けたことで何がご自身の中で変わりましたか？

Aさん）自分の感情を前よりもコントロールしやすくなった、そして自分を受け入れる心のスペースが出来た。

Bさん）ありのままの自分を一旦受け入れること、自分が何に響くのがが明確になり、響く状態へすぐに自分を持っていく事が出来るようになった。

Cさん）まず、自分をひたすら見つめる、自分にひたすら向き合う、自分をひたすら感じる、そして自分をひたすら許す、これらを濃くやり続けた期間でした。それにより、最終的に自分の人生の舵を自分で切れるようになりました。数えきれないくらいの変化と成長がありました。

Dさん）他人からの評価ではなく、私はどう感じているのか、私はどうしたいのか、を問う機会が増え、さらに口にする・言葉に綴る機会が増えた。「自分は変われる」ということが確信になった。

Eさん）今まで表に言葉では出してなかった部分を認識し、受け入れることでより自分らしくいられるようになり、その結果周りに与えているインパクトなども少しわかるようになってきた。

Fさん）一回一回のセッションで確実に自分は変わっていけたと思っています。自分の「あり方（Being）」を見つめ直せたことで、行動（doing）の変化も自然に起きたと感じています。

Gさん）自身の人生に大切な物差しや核心を見つけることが以前よりも具体的に捉えられた。

心からのリスペクトを込めて

私は全てのクライアントの皆様に心からのリスペクトがあります。この忙しく流れる世界で、あえて『自分の心』を見つめることにお金も時間も精神も投資し、自分の人生の舵を改めて握りなおす方々です。それは並大抵のことではありません。

だからこそ、そういった皆さんからいただいた魂のメッセージを私の中だけで眠らせず、コーアクティブ・コーチングを拡げていくためのリソースとさせていただくことにしました。

心からの感謝を込めて。

そしてここまで読んで『コーチングってなんか面白そう』と思っていただいた方がいらっしゃればとっても嬉しいです。

そういうピンとくる直感、私は100％信じています。
もし私のコーアクティブ・コーチングを一度受けてみたい、と感じて下さる方がいらっしゃればぜひこちらからお問い合わせください。そのアクションから全てが始まるかも、しれません。