今さらですが、自分という人間を分析してみたら、決してストレスに強い訳ではなかったと思う。これまで人生のピンチは、誰もが出逢う程度には出逢ってきたと思う。
人は元々、耐性を持っているから、一、二つくらいのことなら何とか持ちこたえることはできる。
私の場合は一気にやって来た。片手にはいつも余る。両手にいっぱいの時もあった。
 
友人から、
「そんなに抱えちゃダメだ！　潰れるよ！」
と言われても、どうしょうもない。
母の介護と死、会社のリストラ（やる側サイド）と仕事の山、仕事でミスる、息子がリストラに遭う、娘の失恋、夫の借金と病いとの闘い、次々と人に裏切られ、身近な人が病に倒れる。
 
もうぎりぎりで持ち堪えていた。
 
不幸が不幸を呼んで来るから、
まあいいかと受け流すしかなかった。
 
自分のペースを保てないから、
人生は思い通りにならないと思うことにした。
 
誰のせいにもできないから、
タイミングが悪かったと考えた。
 
相手の事情を想像するところまでいかないから、
何事も経験と思うことにした。
 
誰にも援けを求められないから、
元気をくれる言葉を本に求めた。
 
そして、すがれる人の情けにはすがった。
 
怒ることに疲れたから
赦すことにした。
 
悲しむことに疲れ果てたから
眠った。
 
執着するのに飽きたから
手放した。
 
嘆いても何も変わらないから
前に進んだ。
 
自分が嫌だから
粛々と動いた。
 
ただ、それだけのことやった。
 
しなやかやった！
 
そろそろ、幸せを捕まえにいこっかなぁ～
 
いやいや、今が一番幸せ！
 
今は苦手な問題解決せんでもええ、
大好きで得意な目標達成さえしてたらええんやからね。